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ワールドトリガー 第218, 219話 「遠征選抜試験⑯, ⑰」 感想 (ジャンプSQ 2022年3月号)

アニメ3期は先日最終回を迎えましたが、ワールドトリガーフェスティバル2022ってのが開催されるのか。

配信もあるみたいだけど、2回公演別々なのか。うーむ、とりあえずどっちか見てみたい気はするぞ。4期というかこのあとのアニメ化があるのかどうかという話ぐらいはありそうだし。その時今の原作の展開をどう思っているのか聞いてみたい。

さて、そんな原作漫画、2ヶ月ぶりのワールドトリガーのジャンプSQでの最新話です。ということで、ヘッダー画像は、公式ツイッターからお借りしてめいいっぱいトリミング。(この下にリンクしたら意味ないか。)

では、一応 #ネタバレ 防止の改行をしておきますか。

我々は何を読んでいるのだろう(褒めてる)

遠征選抜試験になって、毎回最新話を読むたびに思うし、感想書くときに書いていると思うけど、俺はいったいなんの漫画を読んでいるんだろうか?と思ってしまう。

自分自身はすごく面白く読んでいるけど、アニメのランク戦だったり、大規模侵攻、ガロプラとかの戦いでファンになった人は大丈夫だろうか。

まぁでも、アニメで好きになった人は一応漫画原作に手を出してくれていると思いたい。そして、魅力を感じてもらいたい。今回もそんな話です。

ザキさんの目的が解明

最新24巻の207話、遠征選抜試験⑤で、柿崎隊長が玉狛支部に来ていたというのをヒュースが語っているシーンがあります。

これ、当時考察とか読めば推理していた人もいたんだろうけど、地味に「なんでだ?」って思っていたんですよね。

ネイバーであるヒュースの「外国人設定をベースにした日本語が読めない」という事前調整を修が柿崎隊長を真似て、事前に若村臨時隊長に連絡してきた

という話だった。でも、なんで柿崎隊長が玉狛支部に来たんだ?というのが全然わからず。さらに絵的には遊真と話をしている感じだったんですよね。

結果、それが虎太郎の件だったというのが最新話で分かりました。いやー、なるほどねえ。

キャラは多いが個性が読み取れる

その柿崎隊長のエピソードしかり、イコさんや熊谷さんが戦闘シミュレーションを苦手としている感じなんて、読者からすると「ああ、なんか納得」って思えるから不思議ですよね。

遠征選抜試験でキャラが出すぎているから、読むの大変ってのもわかるんだけど、それでも不思議なことにそれぞれのキャラがちゃんとあるから不思議と話している内容とかが腑に落ちるんですよね。

この辺が、ワールドトリガーの魅力というか、作者の恐ろしさ(褒めてる2回目)ですよね。

恐ろしさは試験と回答の説明

今回の話の中心になっている、特別課題2ですけど、自分は初見であれを「一人でやる」というのは読み取れる自信はありません。いや、多分無理。

まぁ、自分がこういうのを時々読み込みが甘いってこともありますけど。それでも誰かに言われないと「一人でやっていい」とはいかなかったろうな。実際修がそう言って、諏訪隊の他の人も気づくという感じだったから、なんか納得しましたが。

そして、それを含めた特別課題の評価ポイントですよ。確かに課題として出すんだからどういう評価をするのか?というのが事前にあるというのは当たり前といえば当たり前。

だけど、これを少年漫画でここまで精巧にやるか?って思ってしまう。そのうえで、キャラクターや臨時部隊の個性を乗せて、漫画として成立しているんですから。

ほんと、作者はどういう発想でこのシリーズを描いているのか不思議でしょうがないですよ。「原作+作画」の役割分担じゃないのだから。

うん、これは週刊誌の連載ではなく、月刊誌の連載に移って正解だったんだと思う。ほんと、無理せずに続けてほしい。

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