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続・若年性白内障と診断されたフトアゴの話

以前、若年性白内障と診断された、うちのフトアゴについて、記事を投稿しましたが、今回はその続きのお話となります。

◆以前の記事はこちら

以前の記事では、残念ながら両目とも進行してしまい、ほとんど見えない状態になってしまったけれども、元気に生きていますというお話をさせていただきました。

今回はその後のお話を少しさせていただきます。

まず、前回2022年9月10日の時点で、両目ともほとんど見えていないようではありましたが、左はまだ動いているものを認識できているような状態でした。

その後、9月15日頃から、白内障になって初めての脱皮が始まりました。

顔まわりの脱皮でしたが、今回はよく見えていないせいなのか、流木や擬岩シェルターなどではなく、床材(胡桃殻タイプの砂)に顔を擦りつけたりする様子が見られました。

今まで脱皮を手伝ったことはなかったのですが、流石に今回は少し剥いてあげたりして、脱皮のお手伝いをさせていただきました。

そのうち、様子を見ていると、まぶたのあたりの脱皮が上手くできていないことと、給餌をしている際に目が潤み、涙の分泌が多いことが気になったため、11月11日に病院で診察をしていただきました。

脱皮不全ぎみになっている様子

結果としては、結膜炎ぎみになっており、脱皮不全もおそらくそのせいではないかということでした。
そのため、治療のための目薬を処方していただき、1日、2~3回の点眼となりました。
脱皮不全も目薬をしてるうちに解消されていくだろうとのお話でした。

今回、床材に顔を擦りつける仕草をよく見かけたことを先生にお伝えしたところ、通常、脱皮は自然に剥がれていくものであり、必要以上に擦り付けたりはしないものなので、結膜炎の症状があったためではないかとのことでした。
また、涙に関しては、もしかすると白内障の影響もあるかもしれないと言われました。

その後、目薬で様子を見ていたのですが、1月頃に再度、顔まわりの脱皮があり、また床材に顔を擦りつける様子が見られました。
その際に、目に砂が当たっているところを目撃したため、直ぐに胡桃殻の床材を止め、ペットシーツに変更しました。

目薬での治療と、床材をペットシーツに変更した効果か、顔を擦りつける様子はほとんどなくなり、結膜炎と脱皮不全も改善されました。

現在、白内障に関しては、右目の白い濁りはほとんど見えなくなりましたが、動いているものにほぼ反応がないので、おそらく本当に見えていない状態なのではないかと思います。
また、左目は明らかに白濁が進み、以前よりも動くものに対しての反応が鈍くなっているので、こちらももうほとんど見えていない状態ではないかと思います。

獣医師の先生もおっしゃっていたのですが、人間みたいに視力検査ができるわけではないので、おそらく、様子を見る限りでは……という話ではありますが。

ほぼ見えていない様子ではありますが、顔の前で動くものはなんとなくわかるみたいですし、名前を呼ぶと反応し、近寄ってきますので、給餌に関しては引き続き、特に問題なく行えています。
春になり、少し暖かくなってきてからは特に食欲がマシマシになっているようで、一日中動き回っては何かくれとねだられています。笑

あくまで、うちのフトアゴの一例となりますが、同じような症状のあるフトアゴの飼い主さんの参考に少しでもなればいいなと思っています。

症状や性格などは各々個体差があると思いますので、そのフトアゴに合った方法を担当の先生と相談しながら、飼い主さんが見つけてあげてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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