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私の女神たちはすごいの。

マルシェに出展しないかと声をかけられた。
占い師として。
イベント出展は大きめのハードルのひとつなので、嬉しかった。
いよいよその時がきたかと思った。

私はこっそり占いをしていて、いまもそうなんだけどSNSで集客とかはしていない。
知り合いの紹介や近所のひとだけを対象にしている。
そのひとびとのなかに驚くほど人脈をもつひとがいたりする。
そこからさらに次のご紹介で依頼がくるので、たぶん一生集客しないでよいくらい潜在的なお客様が私の周りにいる。
実姉もそのひとりで、いつでもお客さん紹介してあげる、と言われている。

私の占いはじっくり丁寧に鑑定して、もうその相談者さんには会わないでいいくらい一回のセッションでお話しして別れるので、下準備に時間がかかるし、大量に受けられないし、体調が良くないと進まない。
イベントでパパッと鑑定、みたいなスタイルではない。

私には猛烈に働いて稼ぐといったパワーがないし野心もないので、いまのところあと2組の依頼をこなして、しばらくはほかの作業に従事することにしている。
また落ち着いたら占いに戻る予定だ。

そういうわけで、有り難いお話しをいただいたがマルシェの出展は今回は見送った。
占星術や数秘、姓名判断でクイック鑑定ができないわけではない。
そういうことができる占い師さんは多いと思う。
私は好まないのでいまはしない。
その代わりに、タロットカード、オラクルカード、ルノルマンカードのリーディングを勉強している。
どんな占術を扱うにしても勉強は一生続くのだが、カードのみで自信を持って鑑定できるまでには到達していない。
上手く扱える自信を持てたら、カードリーディングでイベント出展したいと考えている。
これで終わりじゃない。

手前味噌だが、私は女性に好かれる。
深い友だちはいない。私の感覚では。
知り合いが多い。
出会ったら立ち話や噂話をしたり近況報告をする。
家族のことや健康のこと、大人の女性と話すのはそういうこと。
10代から奔放な母親のカウンセラー役をしていたので、大人の女性と話すのは何でもないこと。
もっと遡れば幼稚園に入る前から母が行くさまざまな集まりで大人の女性の会話を耳にタコくらい聞いてきていたから、もう全然好きじゃないけど得意なジャンルではある。
親しくなりたいと思わないうちに相手から親しまれてしまうのは、相槌が上手いからだろうと思う。
私は心を許してつき合っているわけではない。
好かれていて気分はわるくない。
たまに自分がなんで女なんだろう、と思ったりはする。

そういうネットワークのなかに私の女神たちがいて、占いの依頼をくれたりひとを紹介してくれたり、メッセージをくれたりする。
彼女たちは私に何も求めていなくて、私がもっと実力を発揮できるチャンスをくれる。
私が勉強を続けていることやがんばっていることを報告すると皆うれしそうにしてくれる。
とても有り難いこと。
彼女たちに何かを返さなくちゃ、とは思わない。
ただ、私が努力を継続することで女神たちはさらに光を分けてくれる。
そういう存在。

私もそうなりたくて、すてきなひとを見つけたら声をかけて励ましたり、仕事を依頼したりしている。
同じ作業の現場に、美術の学校に行っていたけどそのジャンルの仕事は何もしていない女の子がいる。
作業着姿のときはわからなかったが、食事会のときの彼女の服装を見てすばらしいセンスの持ち主だと思ったので、イラストを見せてもらう前に私のSNSのアイコンを有償で描いてほしいと依頼した。
急ごしらえのポートフォリオを見せてもらうとイメージ通りの作風で、とても期待できそうだった。
自分ひとりでイラストを描くのと依頼を受けて描くのは、緊張感ややりがいが付加されることでまったく違った体験になることを、私は女神たちからの依頼で体感して知っていた。
それを彼女にも提供したいと思った。
まだ制作途中だが、対価に見合わないほど労力をかけないでね、とか難しかったら言ってね、などと声をかけて楽しみに待っている。


余談だが、私の男神(?)たちはだいたい私をどん底に落としてくる。
そこから次の一手を考えて、結果的に私は以前より格段にブラッシュアップして復活する。
そういう経験が何度かあったので、彼らを私の男神だと認定した。
これは後から振り返ってみると、の話しで渦中ではそんな風に考えられなかった。
どちらにせよ、私は神々に愛されていると信じてる。


覗いてくれたあなた、ありがとう。

不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。

また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。









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