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116 - 用語集⑩「シルクロードの終着駅」

「まじめな」学生という言い方もあるように、学習、つまり教育のプロセスから連想されるものは長らく、陰気なものばかりであった。今日ならではの学習とは、ユーモアを用いて学ぶことである――表紙と裏表紙で綴じられた陳腐な論説よりも、洞察に富んだ鋭いジョークのほうが意味深いこともある。(『メディアはマッサージである』)

116(*115はこちら

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): では最後、用語集⑩。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): うん。

C: 「シルクロードの終着駅」説。

JC: 日本がね。

C: 普通にJCに聞きたい話。面白い話だよ。

JC: シルクロードって何本もある。

C: 万里の長城のイメージがある。

JC: うん。海洋シルクロードとか、他にもある。所謂「日本人とユダヤ人の祖先が一緒」という説。その話だから……だから……最近の話になっちゃうよね。はははは。

C: この間の話?

JC: 先週くらいの。ははは。行ったり来たりするものだからね、どうしてもね。そういうもんなんだろうね。

C: うん?

JC: 歴史をもう少し考えるきっかけが欲しいところで。自分だってまだ分かんない。

C: イマジネーション情報でいいよ。

JC: 分かんないんだよね……。聖書って何でしょう、とかね。なんでここに来て「聖書通り進んでる」ってみんなが慌てて言い出したのか。おぉん。

C: じゃあ終着点かつ始点が日本としてさ。

JC: うん。

C: もう一方はどこなのよ?

JC: 文明が順番に……経度に合わせて動いていくっていう話があるじゃない。エジプト、インドとか。中国。そうやって動いていくサイクルの中で、今日本がそれに入ってきている。そういうのって良いことばかりじゃなくて、悪いことも当然入って来るわけで。

C: うん。

JC: ざっくりニュースに合わせて考えると、世界の人が「来たい国」になるのと、CDCとかWHOとかが日本に来たいと言っているのが同じタイミング、というのはおかしいでしょう。

C: 日本に集まる。

JC: 面白い事なんだよ。日本人が目覚めるとか、日本がどうとかじゃない、もうちょっと違うエネルギーみたいなのが必然の中にあって。それを放っておくとみんなが感じるから……抑圧するためには、感じさせないためには、「打たせておく」必要がある。それは大袈裟に言うと波動とか、そういう良い気の流れとか……悪い気もあるんだけど、大きな気の流れみたいなのが入ってきた時に、作ってるだけのシステムというのは結構簡単に壊れちゃう。だから……家畜化しておく。

C: 鈍(どん)にしておく?

JC: 必要があったんだろうな。

C: 純(じゅん)じゃなくて

JC: ほんとだね。

C: 金とか糸とか。あぁ、シルクだね。これ以上深い話は特にないけど。ははは。

JC: 右側は……屯田兵の屯だね。日本っぽい。はははは。漢字もそういうところがあるもんな。ロクな事がない漢字っていっぱいある。歴史は浅いぞ、やっぱり。

C: 漱石がたっくさん熟語作ったんだぞ、って?

JC: そうやって教えるもんな。そんなに突発的にならないから! 一人の人間から……聖徳太子超えの話だよ。

C: 建築家の仕事量とかもね。「昔の人って賢かったんだね」で終わる。なぜか納得させられてきた。

JC: 不思議な事だよね……。

C: 歴史教育は昔の人は凄かったで片付けすぎ、説?

JC: 片付けてるよね……。

C: それ機械のせいにするでしょう。便利になったから人間の能力が衰えてる、みたいな。

JC: あぁあぁ。

C: それこそ最近の話じゃん。スマホくらいからの話じゃないの?

JC: そうね。

C: それに、明らかに出来る事増えてるからね、スマホを得てから。

JC: そうですよ。

C: そうわたしは思うよ。

JC: そう。

C: 要らないヤツが、関所が分かった、というか。

JC: 人類が生まれてどれくらいの月日が経ってるの? これに辿り着くまでこんなにかかる?

C: はははは。

JC: おかしくない? あり得ない事ですよ。そんなに馬鹿じゃない。普通に考えておかしい事だらけ。冷静に考えてみようよ?

C: 落ち着いてください! って。

JC: 落ち着いてみようよ。

C: それで思い出したけど、

JC: うん。

C: 「フラットアースとか言い出したら、今までの科学も含めて全部見直しじゃん」みたいな。

JC: うん。

C: そう言ってる人がいたんだけど……え、そういう事なんじゃないの?

JC: そうですよ。

C: 落ち着いてくださいよ! そうだよ? だから「全部」なんだって。

JC: やり直さないと。もうやり直してるし。

C: 全部やり直しだよって話だと思ってたから。

JC: そうね、なおさらズレる。

C: 丸とか平らとか、どっちにでもなるよ? って。考えてみると面白いのに。

JC: スペースXの映像とか見たらめちゃくちゃ面白いけどね。

C: 天蓋コスってみせるやつ。

JC: わざととしか言いようがない。めっちゃコスる!

C: コスった傍から直していく。天蓋の自己修復力がすごい。

JC: なんかあるんだろうね。核でも破れなかったんだからね。

C: 核とは何でしょうか。

JC: 何だろうね……。コアのコアのコアのコアと考えていくと、小人化も悪くはないんだけどね。

C: 核心に近付く?

JC: そうそう。文明のリセットが小人化に結びついているわけではない。デカかったものが小さくなっていく中に見えてくるものもあるから、悪いことばっかりじゃないよ。もっと地球は豊かだったとか、そういう事ではない。今でも十分豊かだし、今のサイズに合わせた豊かさがあると思うから、それでいいんですよ。それを……「隠してる」とか、「核戦争があった」とか、まあ隠してはいるだろうけど。ははは。しょうがないよね、隠すしかない。自分だって隠すわ。

C: はははははは。

JC: でも……そこじゃない感じがする。

C: 核のこと?

JC: いや、核に関して言えば……水が教えてくれるんじゃない?

C: 水が教えてくれる?

JC: そういうことなんだと思うね。

C: 核の正体を?

JC: うん。

C: 海水? 塩?

JC: 塩はミネラルだからなぁ。今のところ核がデカいようなイメージを持つよね。

C: 推進力? 水圧?

JC: うぅん。

C: 核の役割について。

JC: 役割ね。

C: 恐怖・不安支配の正体?

JC: うん。

C: 親玉?

JC: に、仕立て上げられてるよね。

C: 道具的にね。あるとかないとか知らないけど、コロナが「ある」って合意があるように、先には核が「ある」って合意がある。役割がある。

JC: そのための第二次世界大戦だからね。やっぱりそれは受け入れがたい事実なんだよ。

C: 一時期は言われていることに添って真面目に考える事じゃん。「核って何?」って。

JC: うん、考えた。

C: もちろん実際にあるものとして。

JC: 元々はそうだよ。そうそう。

C: 放射能って何? とか。人体への影響は、とか。それなんか別なんじゃないの? って思うと……。

JC: ふふふ。

C: なんかはあるとしても、それ別じゃない? って。だけど固執するよね。核すらも、というか本丸だけど、役割、人を意固地にさせる道具であった。

JC: そうだね。あまりにも色んなものを巻き込む概念を含んでいるからね。

C: しいたけとか。

JC: そうそうそう。ははは。本当大変。ほんとかね? と。

C: ほんとかね? と思うところからもう一回始めないと始まんないよ。

JC: 始まんない。それでも、と言うなら続けてやったらいいよ。

C: 一回手放してみるとすっきりする事もあるだろうなぁ。それでまた考えてみると、変わることもあるかもしれないね。

(Rec. 16 ここまで/*一覧はこちら


2023年3月8日 doubles studioにて録音

ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)
#doubles_studio_talkでトーク部分を一覧表示できます。

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