声を上げることの出来ない時間があった。

言いたいことは伝えられず澱のように言葉は降り積もっていった。

本音に上塗りした訴えは届かず、いつしか諦め閉ざすようになった。

こじ開けられても開けず、周りを攻撃するようになった。

いつしか、自分も。

足に絡みついた鉛の重さにも気づけず、進む方向も見失っていた。

差し伸べられた手を見つけることもその手をとる方法も分からなくなった。

分かろうとしなかった。

気づかないうちにズタボロになって、悲鳴は喉を痛めるだけだった。

もう光なんて差さない。二度と差さない。

光なんて望んでいない。

そう思っていた。

もがいてもがいて、望みなんて捨てたフリをして、でも手を闇雲に伸ばして

岸が近づいたような気がした次の瞬間には見失って

でも

でも

光を求めるのを辞められなかった。

歩くのを辞められなかった。

自分を、諦めたくなかった。

生きたいよ。

生きたいよ。

生きたいんだよ。

声を聞いてよ。こっちを見てよ。抱きしめてよ。

諦めることなんか、できないんだよ。

【自分育て直しシェア会】
何度でもつまづいたけど往生際が悪かった私と話して、また明日一日生き延びてください。
それの繰り返しでここまでこれました。
光を諦めきれなかった私と話しましょう。

2019年10月27日(日)
13:00~16:00予定
都内某所
参加費は場所代のみ頂戴いたします。
コメントまたはTwitterのリプorDMにてご連絡ください。

それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
さきんこ