【30歳日記*10月】結婚してから変わったこと
頂き物のマジドゥショコラの生チョコプリンの甘さが、まだ半分眠っていた頭を覚醒させていく。甘すぎるのに嫌な感じは一つもしない、チョコレートの熱っぽい濃厚な旨味が完全に無くなってから、熱々のほうじ茶を口に含む。
うん。紅茶じゃなくてほうじ茶で正解だった。
隣を向くと、同じくほうじ茶を口に含んだ夫が、にっこりと微笑んだ。
朝食にケーキやプリンを頻繁に食べるのは、結婚してから変わったことの一つ。元々朝になんでも食べられる(カレー、カツ丼、ネギトロ丼。牛丼、天ぷらうどん、何でもござれ)タチだったし、朝食で腹持ちも健康も意識したことが無いので、朝ごはんにスイーツを食べることは、全く気にならなかった。むしろ、翌朝にケーキやプリンが待っていると思うと、前日の夜から心が躍った。
ほどなくして、夫を見送る。
ぬるくなったほうじ茶をすすりながら、PCの電源をオンにする。
在宅ワークの出勤打刻をする直前に、思い出したように洗濯機のスタートボタンを押しに行く。
夫と過ごす3回目の冬が、始まろうとしている。
***
10月のテーマ:結婚してから変わったこと
先に述べた朝食のレパートリーなどの細かいことから、大きな事柄まで、変わったことはいくつもあるけれど、
「幸せと感じるポイント」も、変わった。正確には、増えたのか。
・毎週、連ドラを一緒に見る
・休日の昼過ぎに起きて、思いつきで向かうカラオケ
2つとも、好きすぎる時間だ。
こういった幸せは、味わうまで全く知らなかった、想定していなかったものだ(会社帰りに駅で待ち合わせて一緒に帰るような幸せは、多少想定していた。そして実際、とても楽しい)。
何気ない日常の一コマを2人で積み重ねていけることは、何事にも代え難い幸福である。
それにしても、季節の変わり目は身体も肌も不調だな。。。
今年の冬こそ、白湯習慣。頑張りたい。
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