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古材で窓枠を作る

こんにちわんわん。。。
土曜舎のアトリエは窓をつけて行きます。
古い建具の車輪を調整して、それを収める窓枠を古材で作って行きます。
再び古材磨きのお時間です。

この格好でするやつね。。

今回の材は柱と違って板材です。
持ってきた材を見てみると、、、

竹がいっぱい刺さってます。

こんなの。最初、なんなのかわからなかったのですが、持ってきた材のほとんどにこれがあります。
どうも、土壁のドベ(土とワラ混ぜたやつ)がくっつきやすくするためのものみたいです。

ペンチで一個づつ抜いて行きます。抜けないで折れてしまったものはのみで飛ばして行きます。
すごい手間ですね。。

こんなのもありました。材を縦に重ねていって壁にしてたのでしょう、そのための材が動かないようにするものですね。

手で抜けます。固いものはやはりペンチで。
昔は釘が貴重だったのでしょう。こんな手間暇かけてたんですね。
釘やビスを「これでもか!」ってくらい使えちゃう現代ですが、昔みたいに手間暇かけられないですね。便利になったのに、何事にも手間暇かけられない、、、うーん、なんか変だなあ。。。時短のための道具がいっぱいあるのに、なんでこんなにも時間がないんだ???

子供もちゃんとお手伝い!これは時短にはならないかな?
でもいい時間の流れ。

窓がついてきました!
壁の中になるところはツーバイ材です。コストカットですね。
しかし、周りに木がこんなにあるのに外国の材の方が安いなんて、、、これも本当に変な話ですね。
ゆくゆくはその場所にある木を切って、その木で家を建てるプロジェクトをやって見たいですね。まあ、それはおいおい。。

ガラスを通すと景色が変わる気がしますね。
いい景色。

ちなみに、レールもこだわりました。懐かしい真鍮のレール。
以外にもホームセンターで普通に売ってました。
車輪の調整が大変そうでした。色々と歪んでますからねー。

がらコトがらコト、といい手応えと音。何でしょう。精密さはないのにこの手にしっとりと馴染む引きごたえ。最高です。ぜひ、閉めたり開けたりしにきてくださいね〜。

写真とステンドグラスのアトリエ「土曜舎」のブログですよ。 www.doyosya.net