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研修医ってなに?

どうも、どくしょーです。


さて「どの大学でもいい」ので入学し、医師国家試験をパスすれば晴れて医師として働くことができます。

そして、まず医師免許取得後2年間は初期臨床研修が義務付けられています。


現在の初期臨床研修制度はH16年から始まったものです。


それまでは卒業と同時に自分の専門科を決め、所属する大学医局を決め、働き始める先生が大半を占めていました。

つまり、整形外科医になるのであれば整形外科のみを、内科になるのであれば内科のみを、麻酔科医になるのであれば麻酔科のみを卒業と同時に研修していくという形です。


しかし専門の診療科にかたよった研修では幅広い診療能力が身につきにくいです。

そのため、まず医師になって最初の2年間は様々な診療科の経験を積ませるという目的から現在の初期臨床研修制度が始まりました。


病院ごとのカリキュラムで若干の違いはありますが、原則以下のような内訳になっています。

1)当初の12ヶ月は、内科、外科、救急部門(麻酔科を含む)を基本研修科目として研修すること なお内科研修は6ヶ月以上が望ましい

2)小児科、産婦人科、精神科及び地域保健・医療を必修科目として、それぞれを1ヶ月以上研修すること

3)基本研修科目と必修科目以外の研修期間は、研修医自身が自由に研修する科を決める

(一部厚生労働省ホームページより引用)


この初期臨床研修制度によって、自分が興味のある科・自分に向いている科などを実際の臨床現場で働いた経験をもとに判断することができるようになりました。


自分は「スポーツドクターになりたい」という医師を目指した気持ちをもとに、スポーツドクターになるのに一番近い診療科である「整形外科」を専門とすることにしました。


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