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その歌詞、いらない。




哀哭です。



昨日発表された私達の新曲映像は楽しんで貰えましたか???


大衆へのわかりやすさが薄情な曲ですね。
こんな咀嚼の難しい曲にして、上手く伝わらないんじゃないの?と思う人もいるかも知れません。

でも良い物が出来た。それは確実。だから強行突破。

難しい曲な分、飽きにくくなってます。
音楽そのものとして、勝負できる曲です。
じっくり味わって欲しいです。
スピーカーが音で摩耗するほど聴いてください。



そう言えば、今回は久々に漢字タイトルです。歌詞も日本語。

中国語には劫獄って言葉があるみたいですね。

日本語には「劫」と「獄」って漢字はあるけど
「劫獄」って言葉はありません。

私は中国語としてつけた訳ではないです。
あくまで日本語としての意味で出来た造語、って事になるのかなと思います。

他に歌詞の中で特別な読みを充てた漢字もちょっとあります。「人墜つ」もそのひとつ。

機会があれば私が歌った言葉の内容についてもDragdownFansでお話ししたいと思います。その前に…



私は本当は、今回の動画に歌詞を載せたくなかったと思っています。
相当拘って作った言葉だけど、それはあくまでサウンドありき。私はあくまで良い声を鳴らす事で勝負するべき立場。

載せた理由は、今の映像音楽のシーンにおいて
そうしないと興味を持ちにくい人、アンテナを張って聴けない人が結構沢山いると知っているから。特に日本には。


歌詞を載せてでも、
先ずはこの曲を聴いてみて欲しい、そう考えて掲載を判断した。
聴くきっかけは別に何でも良いかな。



「これには歌詞要らないな〜」とKenjiと話していたら

彼は「寧ろ映像要らん」って言ってました。

すげぇな。

Kenjiは今回の曲で難易度の高いフレーズを披露したけれど、シンプルなフレーズでも良い音を鳴らすギタリストです。

何にしろ、思う事は一緒なようです。

イヤホンをして
独りで横になって
身体から余計な力を抜いて
目を閉じて

音以外の感覚を全て遮断して
音だけを感じてみてね。

これはKenjiが作曲の時にやっているやり方ですが、
最近は私も良くやります。
映像や文字が無い方が、色んな音が聴こえる。

歌詞を見たら、難しい言葉を沢山詰め込んでるように見えてしまうかも知れないけど
それより先に母音や耳触りを大切に作ってます。



勿論先に書いたように、歌詞もボーカルラインもとても拘って作ってますから
サウンドありきで、その上でじっくり聴いて貰えるとボーカリストとしても嬉しいです。



今回は無料記事ですが
「Gougoku-劫獄-」関連の写真とか映像とか色々用意してるので会員の皆さんは楽しみに待っててください。


あともう一曲リリースがある事を忘れないで!!

次の曲も…やばいぞ!!!

まさかの……

きっと皆びっくりする。


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