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JRA 女性騎手の分析。~まなみの視点~

ここ1-2年のJRA女性騎手は凄い。特に、まなみはヤバい(笑)。3場開催においてローカル競馬の馬券では「女性騎手」が収益の差に大きな影響があることが判明している。もちろん、新ルールの減量恩恵もあろう。以下の女性4騎手、永島まなみ騎手の「とあるゾーンでの成績」に着目した(2023年11月20日時点)。

女性騎手のレベル上がっているのか!?
まなみが凄いだけなのか!?
まなみ。

とあるゾーンとは芝レース。2023年11月20日時点で、まなみの2023年の芝の成績は(24-14-25-194)という成績。馬主目線でも馬券買い目線でも着目すべきは【2着数よりも1着数の方が多い】という点。これは上手い騎手と各陣営が勝負馬を依頼している証明でもある。では、本年の芝の成績だけ女性4騎手を比べてみよう。

まなみ(24-14-25-194)
せいな(8-16-13-167)
Fなほ(7-9-5-112)
ななこ(6-3-8-143)

芝レースでは2位の聖奈の3倍の勝利数なのである。「それだけ騎乗数が多いからじゃね?」の反論は無効。なぜなら、依頼数が多い時点で騎手の実力であるし、もっといえば、聖奈も奈穂も1着より2着が多い。2着より1着数の数が10も多い、まなみは確実に実力者であるといっていい。まあ、ベタ褒め。まなみのレースぶりをアナログで分析してVTRをみていると【❶仕掛けどころの的確さ】【❷コーナーリングの上手さ】【❸追えるチカラ】が過去の女性騎手の中では群を抜いているように感じる。特に【芝の差し馬】を動かすのが上手くて、たとえ着外に伸び負けしても4角では必ずといっていいほど、スルスルスル~っと上がってくる(そこから伸びるかは陣営の仕上げと馬の実力)。まなみは池江寿先生がよく騎手に指示している「4角で勝負できるとこにいるように」を理解しているようだ(池江寿厩舎からの依頼は少ないようだが/依頼してあげてぇ!)。この、まなみのコーナーリング技術を個人的には、

「まなみのエンジェルカーブ」と命名している(笑)。

もちろん、今後の課題は中山の急坂やコーナーリングがきつくない東京などのチャンピオンコースや距離だろうが現状ではローカル開催では「まなみから目が離せない!」という状況になっている。振動とともに筋肉と体幹を効果的に鍛える、武豊と同じジム(テイク フィジカルコンディショニングジム)に通い、関東のヨコノリ騎手によく技術的なところや醍醐味的なところを教えてもらっているという永島まなみ騎手。2人のレジェントからの直の教えは将来のリサ・クロップに育つ可能性が視える。

ニンジン娘・まなみしか勝たん!笑


おまけ:まなみとの数字上の比較でいえば。最近は佐々木大輔くんもかなりの実力者であることが分かる。この2人は減量恩恵がとれてからも活躍するんではないだろうか。騎手人気しない今のうちに、しこたま儲けるし、読者のキミも儲けていただきたい。

佐々木大輔くんも激熱!

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