備忘録 言うことを聞かないポケモン

ポケモンSVの発売から約1年、ポケモンHOMEとの連携やDLC前編のリリースもあり、サブアカウントを作成してプレイすることが増えた。その中で気になったことがあったので備忘録として残しておく。

初めてプレイした際は、バッジ0個のままパルデア各地を巡り、手持ちの最高レベルが25ぐらいの状態でレベル50ぐらいのストライクを何とか捕獲したが、言うことを全く聞かなかった。本作品は、捕獲した時点でのレベルが、所持しているバッジ数に応じて変わるレベル上限を越えていると、捕獲した本人が使役しても言うことを聞かないという仕様になっていた。とはいえ、バッジを集めればそれは気にならないから、通常プレイをする上では特に問題にはならない。

ポケモンHOMEとの連携ができるようになり、通信交換してくれる相手が居なくても、所有する別のアカウントともポケモンHOMEを通じてポケモンのやり取りが可能になった。ならば当然試すのは、別のアカウントのデータでポケモンを育成して元のセーブデータにポケモンを戻すということだ。とりあえず、レベル上げ用のセーブデータを介しただけであれば問題なく言うことを聞いた。

さて、話はここからだ。私は、ニックネーム遊びをするために、言語を中国語(簡体字)にしたセーブデータを作成した。そして、そこで捕まえたレベル20以下のポケモンを、レベル上げ用のセーブデータへ送り、レベルを上げる。さらに、その中で特定条件下で進化するポケモンを、ポケモンレジェンズアルセウスへ送り、進化させてレベル上げ用セーブデータへ戻し、またレベルを上げた。その後、中国語(簡体字)の言語を選んだセーブデータに戻してみると、その個体だけ言うことを聞かなくなった。レベルは50を越えているが、捕獲したのはレベル20以下。これまでの経験なら言うことを聞くはずだった。

そこで、仮説を立てる。これまで感覚で把握していた、ポケモンが言うことを聞く条件についてだ。

〇そのセーブデータで捕まえたポケモンについて
①他のセーブデータへ送ったことがない場合は初めて捕獲した時のレベルで判定する
②但し、他のセーブデータを一度でも経由した場合、2つ前までにいたセーブデータの中に元のセーブデータが存在しないならば、そのセーブデータに送られてきたレベルで判定する

このような条件になっているのではないだろうか?つまり、今回、セーブデータをA→B→C→B→Aと介したので言うことを聞かなくなったが、仮にA→B→A→C→A→B→Aというようにしていれば、言うことを聞く可能性がある。
ポケモンには、初めて出会ったときのレベルという情報があるが、内部データ的にはちょっと処理が異なっているのかもしれない。比較的楽に検証できる事項なので、試してみて成果が得られたらまたまとめてみたいと思う。