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要らんでしょう（笑）百聞は一見に如かず、ですね。

【清野菜名＆ウイッグ】という閃き

「勇者ヨシヒコ」でお馴染み、福田雄一チームによる作品ゆえ、外れることはないだろうと思っていたものの、これほどのインパクトがあるとは思いもよらず。それほどまでに、80年代をほうふつとさせる空気感に魂をわしづかみされました。個性的な役者さんによるアドリブ満載の展開も面白かったのですが、果たして清野菜名さん抜きで、あそこまで80年代感を出せたかどうかは疑わしいところです。いやぁ、福田監督、すごいわ。

アドリブが許される環境

このドラマでは、佐藤二朗さんとムロツヨシさんが好き放題やってましたね。特に、佐藤さんが橋本環奈さんと清野菜名をいじるシーンでは、ふたりが笑いをこらえるシーンまで放映されていました。ドラマのアドリブに対しては賛否両論あるようですが、私は「アリ」派です。また、賀来賢人＆伊藤健太郎はもちろん、仲野太賀＆矢本悠馬、鈴木伸之＆磯村勇斗コンビによる掛け合いもいい味を出していましたね。

エンディングに集約される世界観

ドラマのエンディングは必ず、今日俺バンドによる「男の勲章」でした。嶋大輔さんのヒット曲のカバーですが、演奏も、バックダンサーも、観客も楽しそうでした。少しは違和感があってもよさそうなものですが、出演者もスタッフも本当に楽しそうで、演出には見えませんでした。