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クリエイティブ 組織と個人

**“イベント業界”とは **

裾野の広い巨大媒体、
リアルタイムの体験共有が魅力に。
と、読んだ記事にはありました。

世間の皆様はイベント業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか。“華やか”“楽しそう”なのか、はたまた“ブラック”“きつそう”なのか、まぁどちらも事実ではありますが、“あまりよくわからない”というのが正直なところではないでしょうか。

私はこの世界に飛び込んで5年が経ちます。小さな広告代理店からスタートして、今はイベント業界最大手の営業職として、会場装飾の設計・企画・製作・管理をしております。

イベント業界のイメージが掴みづらい理由は、例えばこのnoteにおいても、単純にあまり情報が出回っていないからだと思います。

**情報が少ない理由は、大きく2点あります。 **

1.情報を公開できない
2.多忙で記事を書く時間がない

1については、ご理解頂けると思いますが、イベントの主役は主催者であり、来場者でありますので、いわば裏方であるイベント業界の人間から情報漏洩があってはなりません。法令遵守の観点からも、企業存続に影響する重大なトラブルに繋がりかねません。よって広告代理店以下の制作会社から、末端の作業員まで、黒子に徹するのがこの業界のお作法です。

2については、パブリックイメージ通りとなりますが、単純に忙しいです。イベントは開催日と場所は事前に決まっています。しかし内容は直前まで決まりません。会場準備期間も非常に短いです。夜間現場も多いです。また実施に至るまでいくつものステップを踏んでいきます。案件によりますが、特に直近2週間前からは、瞬間最大風速が吹き抜けます。いかに優秀な人材でも、仕事の特性上、ビジネスタイム中に仕事を終えることは難しいでしょう。

以上2点の理由により、イベント業界の情報というのは、世に出づらいため、身近な例で言いますと、同窓会などで仕事の話をしても、いまいちイメージが伝わらないです。少しもどかしく、少し寂しい思いをします。

そのような業界で仕事を続けている多くの人は“やりがいがある”“楽しい”“有名なイベントに携わった喜び”などをモチベーションに多忙な業務を乗り切っています。

しかし、私の場合は、自分のビジネスならまだしも、会社組織として請け負っている以上、あまりそれらにモチベーションを感じません。

では、なぜイベント業界に所属しているのか

週3回4回と汐留に通う私は、やはり日本のクリエイティブは、大手広告代理店に集結している、と感じています。

反対に、一億総クリエイター時代と言われて久しいですが、スタートアップ企業やノマドワーカーなど、個人が力を持つ時代になりましたし、その流れにとてもワクワクしています。

**組織力の最先端と、個人力の最先端。 **

勝ち負けではありませんが、その双方を肌で感じたい、情報をキャッチしたい、新しいモノに触れたい、というのが私のモチベーションになっています。

会社員としてはトップ営業を目指して、売上もどんどん上げていきたい。多くの仕事を同時に推進したい。

同時に個人でのビジネス展開も目論んでます。何かで一花咲かせてみたい。世に名乗りを上げてみたい。

両立は出来ませんが、どちらの可能性にも賭けてみたい。

それが私のモチベーションです。

という事で、長々と書いてきましたが、情報の少ないイベント業界のことを、あれやこれやと書いていければと思っております。

よろしくお願いいたします。

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