松元竜太郎

株式会社ドーム(アンダーアーマー)のインハウスエディター。 日常生活でふと感じたことを…

松元竜太郎

株式会社ドーム(アンダーアーマー)のインハウスエディター。 日常生活でふと感じたことを、自由気ままに書いていきます。 趣味はランニング。

最近の記事

【マイケル・ジョーダン: ラストダンス感想】最後にボールを託される人

「あいつも3年間がんばってきた男なんだ。侮ってはいけなかった」 このセリフを見て場面がすぐにイメージできた人は、スラムダンク世代確定です。湘北高校の控えメンバーだった「めがね君」こと木暮が、大事な試合でゲームを決定付けるスリーポイントシュートを決めた時、対戦相手である陵南高校の田岡監督が言ったセリフ。 このストーリーが示唆すること。 たとえ才能に恵まれたスター選手ではなくても、コツコツと努力を積み重ねれば、大きな仕事を成し遂げることができる。その象徴が木暮であり、劇的な逆

    • チャット時代に「三種の神器」を使いこなして、みんなハッピーに!?

      テキストコミュニケーションの価値が高まっています。 ほんの10年ほど前まで、日常生活におけるデジタル上の文字のやり取りと言ったら、Eメールか携帯のショートメールくらいなもんでした。しかし、現在はLINE、SLACK、TEAMS、メッセンジャーなどのチャットツール。フェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどソーシャルメディアを含めて、あらゆる場面でテキストによるコミュニケーションが同時発生しています。 これはもう、テキスト大航海時代!!と呼んでも過言ではないかもしれませ

      • 生産者の顔が見える

        生後半年の娘がいる。 離乳食を1ヶ月ほど前に始めたばかりだ。 食べさせているものといえば、お米や野菜をペースト状にしたもの。 そして、離乳食に限らないが、我が家の食卓に並ぶ野菜はすべて近所の無人販売所で購入したもの。つまり、近所の人が作ったもの。 無人販売所とは言うものの、生産者の方が店番をしている時もある。特に私は週末に野菜の買い出しに行くので、彼らと顔を合わせる機会が多い。そんな時は他愛もない会話を交わす。娘を連れているので、たいていは「〇〇ちゃん、もうにんじん食べれ

        • 自分の可能性を信じて先行投資 MVPクオーターバック・高木翼の転職という決断

          アメリカンフットボールのクオーターバック(QB)と言ったら、世間でどれくらいの人がわかるだろうか。アメフトのオフェンスで主にパスを投げるポジション。野球に例えるとピッチャーのような存在なのだが、試合をコントロールするチームの司令塔という意味では、それ以上に重要で大きな役割を担う。その証拠に、ブロックやタックルなどのコンタクトを基本とするアメフトにおいて、QBだけは(ケガをしたら困るから)タッチ、あるいは触ってはいけない、という特別扱いで練習が行われるのだ。 1月3日、東京ド

        【マイケル・ジョーダン: ラストダンス感想】最後にボールを託される人

          渋谷から横浜まで歩いた話

          今から17年前、大学3年生の冬。その日の私はエネルギーに満ちあふれていた。 大学ではアメフト部に所属していた。 2004年の年明け、2月のトレーニング期間が始まるまでのこの時期、部活はつかの間のオフに入る。渋谷で友人たちと飲んでいたら、とっくに私の終電の時間は過ぎていた。まだ電車があると言って帰るもの、朝まで飲み続けるもの、酔いつぶれてどこかに消えるもの。終電をめぐる攻防において、選択は人それぞれだったが、ここで私が取った行動は、 渋谷から横浜の家まで歩いて帰る だった

          渋谷から横浜まで歩いた話