高価格なシェアハウスに住む人間関係とビジネス面でのメリット

シェアハウス人気の理由

都心部にかぎった話かもしれませんが、 ここ十年でシェアハウスに住むということが急激に認知度を得てきたようなイメージがあります。

しかも、 他にお金がないから誰かと共同で住むという発想にとどまらず、むしろ自己投資として、一人暮らしよりも高い家賃のシェアハウスに住むという選択肢が珍しくなくなりました。

シェアハウスといっても、最近ではニーズの多様化により、様々な趣味嗜好に応じたシェアハウスが登場しています。

外国人向けのシェアハウス、女性限定のシェアハウス。
アーティスト向けのシェアハウスや、起業家向けのシェアハウス。

それぞれのシェアハウス開発会社が、日々新しいものを企画しながら、シェアハウス業界は急激に進歩を遂げています。

驚くべきことに、人気のシェアハウスは募集からすぐに満室になってしまうというほどの盛況ぶりです。

しかも、満室になったシェアハウスの最寄駅は、一人暮らしの通常のアパートであれば第一候補には入らないような、すこし不人気の駅だったりします。

どうしてわざわざ少し辺鄙なところのシェアハウスに住みたがるのでしょうか。

ここからは、高価格なシェアハウスに住む人間関係とビジネス面でのメリットについてお話しします。


20代のうちにシェアハウス経験をしておくメリット

これだけ若い世代にシェアハウスが人気になったのは、家賃の安さもあるかもしれませんが、それ以上に住む人が住民同士の「つながり」を求めているからではないでしょうか。

最初からコンセプトが決まっているシェアハウスの情報を得て、募集開始と同時に申し込めるような人は情報感度が高く、また日頃接しているメディアやニュース、情報もある程度共通していると言えます。

言い換えるなら、同じシェアハウスに入居を希望する人たちは、ある程度趣味思考が似通っているといえます。

自分と趣味嗜好は近く、また年齢層も比較的近い、それでいて異業種だったり異なるバックグラウンドだったりする人たちと、日々の生活で交流できる。
自分の知らない世界に触れることができるし、自分が持っているものを相手に与えることができるかもしれない。

シェアハウスのパーティーやキッチンを一緒に使ったりすることで、友人同士の交流や男女の出会いがあるかもしれません。

こうした人間関係の価値を求める人が多いと言えます。

人間関係の価値は、お金ではなかなか買えないもの。

深くて質の良い人間関係が手に入れやすいのが、若者向きのコンセプト型シェアハウスだということです。


高価格シェアハウスのメリット

都心部でコンセプト型シェアハウスをいくつも展開するシェアハウスプロデュース会社のウェブサイトを見てみると、一人用の家賃で10万円を超えるものも珍しくありません。

こうした10万円を超える高価格シェアハウスに住むメリットとしては、仕事にもプラスになるということがあります。

特にフリーランスや起業家が住んでいる場合、日頃の生活の中で生まれた交流は仕事の関係に繋がっていく可能性があるわけです。

特に IT業界 、ウェブ業界、または映像製作やカメラマンなどのクリエイター、編集者やライターなどは、集まることでメリットが生まれやすいものです。

「仕事につながる可能性があるのなら、普通のマンションに住むよりも無理して高い家賃のシェアハウスで積極的に人脈を増やそう」という決意をしてシェアハウスに入居しているのですね。

こうした理由を考えてみれば、仮に家賃が一般の一人暮らしマンションよりも高かったとしても、わざわざシェアハウスに住みたがる理由がわかります。

高い家賃で、人とのつながり、それに加えて仕事のチャンスを買っているのです。

実際に家賃10万円以上の高価格シェアハウスに住んでいる人に、他の住人の様子を聞いてみると、「30代前半の人が多い」という話をしてくれました。

30代独身の人で、フリーランスや事業主の人であれば、家賃10万円オーバーの家賃でも十分に払える、というわけです。

ただし、高いシェアハウスに住めば誰でも素晴らしい人間関係で手に入るわけではないでしょう。
住むからには、当然自分も相手に何かを与えなければいけませんから、一人だけ社会経験もとぼしく、自分に何の決定権もない人が住んでいたとしても、あまり相手にされません。ルームメイトや同じフロアに住む人、くらいの扱いになるのではないでしょうか。


自分のレベルにあったシェアハウスを探す

もしシェアハウスで人間関係を広げていきたい、社外の見識を広めたいと言うのであれば、まずは自分のレベルに合ったシェアハウスに住んでみることが大切ではないでしょうか。

就職もしていない学生であれば学生専用がよいでしょうし、社会人3年以内であれば、新社会人が多いシェアハウスを探してみましょう。

自分と同年代の人たちと交流することでお互いに与えるものがありますし、長く続く人間関係が得られるでしょう。
「自分は何も与えられないけれど、相手からは学ぼう」という利得的な考えは、お互いの関係を大事にするコンセプト型シェアハウスではうまくいきません。

ある意味、自分の「価値」を試されるのも、コンセプト型シェアハウスの特性だといえるでしょう。

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はやのん

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