「調子が悪いな」と感じたときにやるべき行動とメンタルの整理

誰しも、調子が悪いときがあります。

風邪をひいているわけでも熱がでているわけでもないのに、なぜか調子がでない。仕事でもいつも数秒でできていたことが変に時間がかかるし、ミスもしそう。

そんなときは割り切って「自分はいま、調子が悪いんだ」と言い聞かせましょう。
不調を認めて割り切ることで、余計なミスを減らすことができます。

僕自身は、調子をできるだけ安定させるように努めていますが、それでも調子が悪くなるときはあります。
この記事を書いているいまはどっちかというと調子が悪く、本来先にやるべき原稿に手がつけられない状況です。

さて、調子が悪いときには、原因を突き止めるのも大事ですが、「調子を取り戻すためのルーティーン」をつくっておくことが有効です。
すぐに絶好調に戻るというよりは、調子が悪いなら悪い時なりの行動をすることでダメージを最小限に抑え、好調時に戻れるように調整するのです。

僕自身、調子が悪い時に何をすべきかを学んだのは、かつて本を担当したことがある順天堂大学の小林弘幸先生の影響が大きいです。
小林弘幸先生は自律神経の専門家で、数多くのテレビ番組に出演している売れっ子の医者ですが、先生の著書はこうした「調子が悪い人がおこなうべき習慣」についてうまくまとめられています。

僕がつくったのはこちらの『一流の人をつくる 整える習慣』ですが、その本を担当した経験から僕が実践しているものについてお話しします。


とにかく水を飲む、トイレに行く


何よりもまず、水を飲むことです。忙しいとなかなか軽視しがちですが、人間は所詮は生き物ですから、食事と呼吸の基本となる「水」は外してはいけません。

水を飲みながら呼吸を落ち着ける。これだけで自分をいったん客観視して心を落ち着けると同時に、トイレに行く回数をあげ、代謝をあげることができます。

取材時に小林先生が言っていたのは、「調子が悪い時は尿の色が悪い。水を飲んでトイレに行く、これを繰り返して、尿の色が透明になるまで続ければ調子は良くなる」ということ。
すごく簡単で、「たくさん水を飲んでたくさんトイレに行け」というのですが、これは僕自身の経験からいっても妥当なことだと思います。

調子がわるいときほど椅子に縮こまり、水も飲みたくないときがあるでしょうが、逆です。
特に僕は水を飲む量が人よりも少ないようなので、意識的に水を飲むようにしています。外出時はペットボトルのミネラルウォーターか麦茶を1本買って、すこしがんばって飲み干しています。

かっちりとした服装に着替える

スーツを着るだけで気持ちがリフレッシュされます。特に男性であれば首元のつまったYシャツを着て、ネクタイを締めることで半強制的に「モードオン」になれるのですから便利です。

僕自身はスーツを着る必要がない仕事スタイルをしているのですが、それでも意識的にスーツを着てネクタイを締め、かっちりとした服装で出かけることが多いです。それも土日にスーツを着ることがよくあります。

服装が自由なフリーランスだからこそ、土日にかっちりした服装を挟むことで気持ちのゆるみがなくなり、リズムよく世の中と付き合っていけるという感覚があるからです。毎日ジャージでも誰からも文句は言われませんが、やはり寝巻きと活動着はわけたほうが結果的にうまくいくのだと思います。

土日に活動をしようとしていてもいつも調子が悪くなる人は、ネクタイと革靴で、普段よりも余計にかっちりした服装をしてみてはどうでしょうか。

陽の光を浴びる

フリーランス生活をしているとどうしても朝遅く夜型の生活になりがちです。
僕自身も早起きしているといえるほどではありませんが、やはり何時に起きるにしても太陽の光を浴びることは大事だと思います。

朝起きてすぐ家のデスクのパソコンで仕事をしようとしても、すぐに調子が悪くなる経験があります。日の光をあびていったん体のスイッチを入れることが大事なのだと思います。

上記をあわせると、「朝起きて調子が悪かったら無理やりスーツを着て外に出て太陽の光を浴びて、コンビニに水を買いに行って飲み干す」のがベストなようですね。

いつもの2倍、丁寧に行動してみる

たとえば、調子が悪い時には、仕事をバンバン進めることを諦めて、身の回りを整理整頓するのも有効です。 財布にたまったレシートをとりだして、一枚一枚丁寧に並び替えてみてはどうでしょうか。
それ自体で財布の整理にもなりますが、それ以上に単純作業によって調子がわるいところから少しずつ冴えを取り戻すことができます。

ここでのポイントは電子機器よりもアナログ媒体のほうが調子を戻しやすいということです。パソコンのファイル整理でもいいのですが、それだとパソコン操作で余計なことを考えなくてはいけないので、アナログな紙やデスクの物などの片付けをしたほうがよいでしょう。

店員に過剰に感謝してみる

コンビニに水を買いに行ったときに、必ず店員と会話をすることと思います。ランチタイムの外食でも同様でしょう。調子が悪いときには店員にあたり散らさず、逆に過剰なくらいに感謝してみるのはどうでしょうか。
いつもは「はいはい、レシートなんかいらないよ」と思っているところでも、「レシートはけっこうです。ありがとうございます」と言葉のひとつひとつをはっきり相手に伝えるのです。
店員からすると丁寧すぎてびっくりされるかもしれませんが、普段何気なく見逃しているところに意識を張って感謝の言葉を述べてみることで、本来の調子が見えてきます。

店員以外であればたとえば家の前に来てくれるゴミ収集車や駅の清掃員などにも感謝することができます。 「人に感謝すれば自分に幸せが訪れる」という信仰ではなく、ここでのポイントはいつも見逃している他人の行動に意識を集中させることで、一旦自分のいつもの視点からずらすことです。
いったんずらして戻すと、いつもの自分が見えてきます。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇
以上、調子が悪いなと感じたときにやるべき、物とメンタルの整理のアイデア例を紹介しました。

これらの方法は、僕自身も試していますし、また改良の余地があるかもしれませんが、自分なりに調子の戻し方を身につけると、多少のことがあっても戻せますから安心です。 自分なりの調子の戻し方を見つけてみてください。







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