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2016.6.10cakes「こんな女子だけは付き合いたくないチェックリスト7項目」ウラ話〜好みのタイプの見つけ方〜

--この記事は「投げ銭記事」です--

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。

関東も梅雨入りし、東京はいよいよ本格的な雨期を迎えました。鎌倉なんかはこれから激混みになりますね。東京から行くのなら車より横須賀線のグリーン車がおすすめです。たった往復1,500円くらいで行きも帰りも静かで快適で、彼女の機嫌も損ねませんよ。

さて、今週のcakesには「こんな女子だけは付き合いたくないチェックリスト7項目」を書きました。まあ本当にしょうもないのですが、読者の皆様にはかなり有用であろうと思います。正直、この中の一つでも当てはまる人がいたら私は恋愛対象から外し・・・たいけど魅かれる人もいるという事実。なぜでしょうね。好きという感情って本当に解明するのが難しい。

そこで今回のウラ話は、「好きなタイプ」についてお話しいたしましょう。

好きなタイプ。

私ね、いつも不思議に思うのです。「ああこの子いいな、かなり気になるなあ」って子に定期的に出会うのですが、そう思った子に一貫性がほとんどないのです。ここでのかなり気になった子って、もう付き合っても楽しいだろうな、くらいに気になっているわけですが。

どういうわけかかなり一貫性がない。歳下も歳上も、ぽっちゃりもほっそりも、小さく生きてきた方も自意識タワーの方も、厚化粧も薄化粧も、カラコンもレーシックも、声がデカい子も嗄声(させい、かすれごえのことです)も、VIPも苦労人も、だいたい一度は惚れたことがあります。いわゆるストライクゾーンが広い(あまり好きな表現ではありませんが)ということは、競合しないから良いのだという説もありますけど、それでもなんだか節操がなくて、どんな人でも気になってしまうだなんて犬のようで。いやこれは犬にも失礼ですね。

合コンなどでもよく「どういう人が好みですか?」って聞かれるじゃないですか。うーん、難しい、とだいたいの方は言葉に詰まってしまうのにね。

どうしてもわからない方は、私は「有名人で誰が好き?」と聞きます。ところが私は芸能人を20人くらいしか知りませんので、言われても全くピンとこず話になりません。周りの友人たちが「結構薄い顔が好きなんだねー」とか言っているのをわけも分からずにこにこ聞いているだけです。あとはテーブル下でこっそりググるか。

それでも詰まってしまう時は、私こんな風に聞くことにしています。

「では、これまで付き合った人、好きな人を思い出し、一列に並べてみてください」

ええ、並べたわ。

「その列をみてみると、何か共通した点はありませんか?みんなヒゲが濃いとか、みんな背が高いとか、みんなAB型とか」

あ、確かにそういえば、私の列の人はみんなシャツをinする割にDVで・・・

とか言って、話してくださる方が多いです。その時彼女の頭の中にはこれまで惚れた男がずらりと一列に並んでいるのですから、おもしろいですよね。それをやると私が脳内で作った列にも、ある共通点があることが判明してきます。これをお読みの方、いかがですか?5人も思い浮かべて並べてみると、共通点ありませんか?

ちなみにタイプはVisualとMentalで分けて考えると良いですよ。Visual、つまり見た目は可愛い系か綺麗系か、背は高いか低いか、ぽっちゃりかほっそりか。Mentalはバリバリ系かオットリ系か、強引かおどおどか、安定か不安定か、といった具合です。これだけでもだいぶ絞れますよね。

こんな風に、好きなタイプというものはいつもレトロスペクティブ(retrospective)、つまり後ろを振り返ったときに見えてくるもの。好きなタイプはあくまで経験則なのですね。
ただ、一つ気をつけなければならないこと。それは「自分が思っている、自分の好きなタイプ」と「現実に惚れるタイプ」が違っていることがあるということです。これって実は凄く多くの人にあるのですが、あまり自覚していない人が多い。でも、自覚しないとちょっと悲劇です。付き合う人付き合う人、なんせみな付き合ってからぜんぜん上手くいきませんから。

もう少し説明すると、「自分が思っている、自分の好きなタイプ」は例えば「俺は背の高い気の強いバリバリ働く子が好きなんだよなきっと」と思っているんだけど、実は小さくて優しい家庭に入ってくれそうな子に惚れる、なんていう現象です。前者は頭で考えている好み、後者は感じる好みです。

どうしても前者は色々な打算や、「自分はこんな好みであって欲しい」願望や、友人からのインプリンティング(刷り込み)が多く入ってしまう。私の周りの医師たちなんかは特に色々な打算が多く、本当は女医さんはキャラ的に苦手なのにダブルインカム(夫婦で医師のカップルです)夫婦が羨ましくてなんとか女医さんと結婚しようとしてしまう人、結構多いです。本当は歳上のバツイチのナースに惚れていて結婚したいけど、親だったり家族だったり友人だったり世間体(?)だったりの目が気になって結婚を諦めてしまった友人が居ました。女医さんと結婚しましたけど、結局すぐ浮気がばれて修羅場っていましたが

他にも親の呪いという要素もありますね。以前cakesに書いた「他では言えないリアル医師たちの恋愛事情」なんてまさにそのせいで結婚出来ない医者の話でした。彼はまだ独身みたいです。

頭でっかちにならないで、きっと感じるままの相手と一緒になれたら一番いいのでしょうね。なんとかして、自分に対する自分の誤解を解除してあげたいものですね。と、自分に言い聞かせたようなお話でした。


この記事は「200円投げ銭記事」にさせていただきます。

投げ銭してくださった方には、ちょっとした短歌と恋の思い出話を。

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