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2016.3.18cakes「女子会で聞いた、fb出会い系サービスを使ってみた話」ウラ話〜出会い系の衰退、そして復権へ〜

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。

今週のcakes連載にはこんなお話を書きました。

「女子会で聞いた、fb出会い系サービスを使ってみた話」

初めてでした、女子会に男一人で参加させていただいたのは。参加している女性たちはみな一度は会ったことのある子たちでしたから、とてもフレンドリーな雰囲気でやってもらえました。私が一番気にしていたのは、私という「異物」が入ることで女子会がわずかでも通常のそれと異なったものになってしまうという点でしたが、どうやら杞憂であったようです。女性というものはそれほど気にせず女子トークができるのですねえ。だって、facebookを利用した出会い系サービスを実際に使ってみた女子の赤裸々な話まで喋っていたのですから。登録して使ってみたところまでではなく、なんとそのサービスで出会った男性と実際に会ってみた話まで聞かせてくれたのには驚きました。

さて、今回のnoteでは「出会い系サービス」について論じてみましょう。

「出会い系」の衰退、そして復権

一昔前、私が大学生くらいの頃にはガラケーで出会い系サイトをやっている人がたくさんいました。親しい友人も使っていましたが、文字のみのやりとりで盛り上がり→実際に会ってみてがっかり、というパターンを繰り返していました。その頃に出会い系サイトで出会った男女の事件が頻発していたのはまだ記憶に新しいところですね。その結果いまから6年前の平成20年に「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」なんていう前からあった法律が改正され、業者への規制を強められたのです。これは特に児童(18歳未満の男女)の保護を目的とした法改正です。その背景には、この法改正以前の児童の被害は毎年1000人を超え、そのほとんどが青少年保護条例違反あるいは児童ポルノ法違反だったのです。つまり性被害です。先日私がcakesとnoteに書いた、知人が児童買春で逮捕された話でもその彼はネット上で児童と知り合ったということでしたが、出会い系サイトとは児童と出会うためのツールとして使われていた側面があったのです。

規制が強化されてからというもの、インターネット上での出会いサービスは下火になったかと思われましたが、いつの間にか最近になって再燃してきているようですね。しかも今度は「安心な出会い保証」というバージョンアップをして・・・

Facebookを使った出会い系サービスの出現、流行

facebookを使う出会い系サービスとして有名なところではTinder、Pairs、Omiaiなどがあります。どれも使っている人の話を聞いたことがあります。が・・・ちょっとこれは問題だなと・・・

よくあるパターンとしては、一流企業に勤めるイケメン男性たちがほとんど使っていないが友達だけ多いfacebookアカウントを使って、主に遊び目的でそれらのサービスを使っているという話。年収や顔、職業のみ公開されたりしていて、彼らはスペックが良いので「引きが良い」なんて話をしていました。その中にはもちろん既婚者も多数含まれているそうで、職場の休み時間なんかによく報告会をやってゲラゲラ笑っているとないないとか・・・

やっぱり出会い系は危険なサービスなのか、と結論付けるのはこれまた早計のようで。私の知り合いに出会いサービスで結婚した!という女性がいます。彼女曰く「仕事もようやく落ち着いてきた三十路手前、そろそろ結婚しようと思った。半年以内に結婚しようとして、結果3ヶ月で入籍しました」とのことでした。

考えてみればこのようなサービスは出会うタイミングでスペックも顔も確認できるので一見よさそう。それから会ってみて、気が合うかどうかとか、将来設計の話なんかをするのでしょう。昔のお見合いと似たような方法になっているのですね。でもわたくし思うのですが、男はなるべく可愛くて若くて優しい子を探し、女性はなるべく年収が高くて尊敬できる仕事をやるがしかし家事子育ても協力的な男を探す訳ですよね。そんな女性、そんな男性は出会い系サービスを使う前に、バイト先や大学の語学クラスが同じ人やサークル、社会に出てから同じ会社の人なんかにたいてい捕まって結婚するわけです。恋を始めて以来、10個から多くても15個位の属したコミュニティの中の人と結婚してしまうんです。

そういった網を全て潜り抜けて来た人が、30歳を超え35歳を超えても結婚しない「こじらせ男子」「こじらせ女子」になるのですね。ですから、こういったfacebookを利用した出会い系サービスは私に言わせれば「こじらせ出会いサービス」なのかもしれません。私を含むこじらせ男子・女子はすべからく網に引っかかるスキルを持っていませんが、サービスで出会う相手もそのスキルが無いとくるとこれは一体どんな出会いになるのでしょうか。

こんな話を書いていると、私も登録してやってみたくなりました。が、こじらせ女子とまずはそのサービスで1回100円?くらい使ってメッセージのやりとりをして、食事かお茶に誘って、会って話してわかり合って、kissをして・・・という流れを想像しただけで疲れてきてしまいます。この歳になって文脈をもう一度作り始めることがおっくうになってきています。いかんいかん。

医師専用出会い系サービスってご存知ですか?誠心という会社、実に男性会員の32%が医者だとホームページには書いてあります。若いころ、これを使っているという医者の友人がいましたが、あまりに出会う女性が本気なので遊べないから辞めるわ、といっていました。そりゃそうですが。

結婚に何を求めるのか。それとも何も求めないのか。

私にはさっぱりわかりません。周りのこじらせ男子の中には「結婚はただのリスク。一生するつもりはないよ」なんて堀江貴文氏のようなことを言う人も少しずつ増えてきました。さあて、男盛りのミドサー(middle thirty)、どう生きようかねえ。


(参考)警視庁ホームページ http://www.npa.go.jp/cyber/deai/index.html


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雨月メッツェンバウム次郎

うげつ、ミドサー外科医。cakes「それでも僕は外科医をやめない」連載していました。恋や医者のおはなしを綴ります。

cakes連載記事、あそこには書けない週刊ウラ話

cakesで毎週金曜の連載「それでも僕は、外科医をやめない」のウラ話や続きを書いています。ここだけでもお楽しみ戴けます。

コメント3件

FBを利用する時代なんですね〜。びっくりしました。
いつの間にかそんなサービスが流行っているみたいです。驚きですよね!!
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