2016.9.9 cakesウラ話〜幸せは「家庭」「仕事」「健康」で9割決まる〜

---この記事は投げ銭記事です---

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
今週のケイクスにはこんなお話を掲載致しました。
「二十歳でできた初彼氏と結婚寸前で別れたジュエラー美女の話」

ジュエラーってあまり聞き慣れないかもしれませんが、高級ジュエリーブランドのことを言うそうです。今はジュエリーブランドと言っても時計も鞄も靴も、というところが多いのですけどね。

さて、今回私がお会いした美女は驚くほど純粋な方でして、しかも「初めて付き合った彼氏と結婚」しようとしていました。この結婚はもし成立したとしたら、cakesに以前書いた記事「いきおいで結婚し損ねた私は、論理的な結婚をするしかない」で私が提唱した、25歳までに結婚した「ずっと一緒にいた学生時代からの恋人とゴール」パターンAになります。最も幸福感の強いタイプです。残念ながら彼女はそれを逃してしまった訳ですが、それでもきちんとした恋愛観を持って思うように生きて行く彼女なら、きっと幸せになれるでしょう。

幸せのかたち。

これが人によって大きく違う、という意見はよく聞きますが、残念ながら実のところはそうでもありません。少なくとも日本においては、ですが、幸せのパターンは財力などに基づきいくつかに分類され、基本的にそこから大きく逸脱することはありません。ちゃんと日本政府はそこまで準備をしてくれているのです。簡単に言えば生涯年収が1000万円を超えない人と、1000万円を超える人とで幸せのかたちは違いますが、同じゾーンにいる人同士はほとんど同じような幸せを享受することになります。

その細かい話はいつか書くとして。わかりやすい、みなが感じる幸せの形について考えましょう。幸せに生きるために必要な3つのこと、です。

幸せに生きるために必要な3つのこと

まず一つ目は、家族がいるという幸せです。独り者の私は初っ端から外れてしまいます。結婚して家庭を作り、子供を作ってそだてるということは、所属欲求を著しく満たし安心でき、遺伝子を後世に受け継ぐというこの世に生きた意味をこれで満たします。これは大きい。もちろん払う代償も大きいのですが、社会全体でこの代償が「当然の義務」となっているので、周り全員が同じ負担をしているため共感も得られやすく安心のプランです。人間はいつも「不安定→安定」に行く志向性がありますから、これは大きな幸せですね。人によってはこれだけで幸せを100%まかなえるでしょう。

次に、仕事があるという幸せです。これは「収入の保証」と「自己実現」の二つに加えて、さらには「40年間の忙殺により余計なことを考えなくてすむ」という大きな機能も持っていますね。自営でも勤め人でも、働いてお金を手に入れるとそれだけで自分の価値を認めてもらえたような気がしますし、嬉しいですよね。その労働が汗水垂らすタイプ(外科医もそうです)であればなおさら、肉体疲労→貨幣となり生きている実感につながります。

きっとあなたの友人や会社の同僚の中には仕事を頑張ってどんどんステップアップをしていく人がいるでしょう。こういう人は収入が増えることで豪遊やいい暮らしをしたいというだけではなく、「自分という人間の価値が社会から大きく認められる」ことへの充実感、快感を目的としていたりします。

ちょっと話が逸れますが、私の知人のある法律家が昔こんなことを言いました。

「年収の額は、イコールその人が社会からどれほど必要とされているかである」

私は激しく反発しました。医師の世界に限ってはそんなことはない、と。例えば美容外科に行けば私の年収は簡単に数倍になりますが、だからといって社会の要請が数倍になったとは思えません。場所によっては詐欺のような、人間の容貌コンプレックスにつけこんだ商売ですから、あれをやっている医者は医者ではありません(ごく一部に医者もいますが)。ま、それはいいとして。

しかしながら、先ほどの法律家の発言はある意味真実であろうと思います。人々が美しくなりたくて、そのためにお金をいくら払ってもいいと考えているから成り立つのが美容外科という商売です。そしてその額は、「何としてでも生きたい」という額よりも時に大きいのですね。まあ日本では保健医療が行き届いていますから、名医にかかると数倍の値段ということはないのですが。

幸せのかたちの話に戻りましょう。

そしてもう一つ大切なのが、健康であるという幸せです。これはなかなか難しいところで、あまり等しく分配されていません。人によっては生まれつき絶対に得られませんし、人によっては何もしなくとも持っています。なんとも不公平です。

生活習慣病という言葉がありますが、好き放題食べて飲んでぶくぶく太った人が心筋梗塞で死亡したり糖尿病で足を腐らせたりすると、「心臓は怖いね」とか「糖尿は悪い病気」などと言います。医者に言わせればほぼ全てがその人の暮らしてきた結果なのですが。

健康を持っていると、「どこにでも好きなところにいける」「好きなものが食べられる」「苦痛が少なく長生きできる」というメリットがあります。これは大きな幸せですね。


以上に挙げたこの三つ、家庭、仕事、健康で人の幸せの9割は決まっていると思います。それ以外のことは枝葉末節で、10%以下のシェアしかないのです。才能があるとかないとか、金持ちになるとか、いい大学を出るとか、モテるとか、都会に住むとかね。ですから、この三つに注力すれば幸せを最大化できます。極論のように聞こえるかもしれませんが、60歳代、70歳代の「人生上がり」ぎみの方々を日々見ていると本当にそう実感します。

この記事は「200円投げ銭記事」とさせていただきます。

投げ銭してくださった方のために、「医者はどれくらいライザップに入っているのか?そして結果はどうだったのか?」というお話を。ライザップの人に見られたらたぶん怒られますが・・

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2016.9.9 cakesウラ話〜幸せは「家庭」「仕事」「健康」で9割決まる〜

雨月メッツェンバウム次郎

200円

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cakes連載記事、あそこには書けない週刊ウラ話

cakesで毎週金曜の連載「それでも僕は、外科医をやめない」のウラ話や続きを書いています。ここだけでもお楽しみ戴けます。
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コメント5件

投げ銭の部分だけ考察が少なくて不思議な気持ちがしました。いつも楽しく読んでいます。ありがとうございます!
Lady SucREさん、ありがとうございます!日サロは随分聞きませんね…美容院は多いと思います、私も美容院ですよー。
もなさん、すみません投げ銭部分はあくまでおまけですので…今度からもう少し書き込みますね。いつもお読み下さり、ありがとうございます。
投げ銭の意味がわかっていなかったかもしれません。お返事ありがとうございましたm(_ _)m
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