自社の商品を利用してもらうために、景品や他社のサービスの割引券を渡せば利用を促せると考える人がいる。だとしたら、自社商品の価値を自ら否定している。

なにかもらったら嬉しい。半額だなんて得した。どちらも感情でしか考えない人が、短期的な視点を前面にしたエサでしかない。

商品やサービスの必要性や効果をうったえることができないと考えている人なのか、そこには考えが到達しない人なのか！会議で良いこと思いついたとはしゃぐ人達はどちらかだと思う。

一度モノやカネでつったら商品やサービスの価値は落ちると思う。

自社の利益から考えはじめて、社会の利益と結びつけたような、後付けの貢献もズレがあれば消費者にはすぐにバレてしまう。利用してほしい人達が本当に必要なことは何かをリサーチしないで、中身がともなわないまま押し売りすれば、やっぱり後付けだったのねとなる。

人間関係と同じで長期的な信頼が必要なはずなのに、短期的に効果が出そうな施策ばかり実行させると、動きをみて気がつく人からは信頼を失うと思う。

最後に付け足すと、若者は真実に敏感で、こういう企業から離職するのだと思う。