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内気な少年が人を巻き込んでいくプロセスが参考になる「ラストサマーウォーズ 」

何かやりたいことがあって、それが誰かに声をかけなければできないことで、あきらめてしまった経験はないでしょうか。

私は人に声をかけるのが苦手で、やりたいことを逃したこと、何度もあります。オールディーズのバンドを組むことや、クイズ番組にチームで出場することなどです。

まして、映画を作るとなったら、いったいどれだけの人を巻き込まなければならないのでしょうか。

ところが、この映画の中に出てくるクラスに友だちが一人もいなかった少年はそれをやってのけるのです。

映画オタクの内気な少年陽太は好きな女の子が転校するという噂を聞いて、いても立ってもいられなくなり、勇気を振り絞って、「僕の映画のヒロインになってくれませんか」と声をかけます。彼女の返事はなんとOKでしたが、友達がいない、映画作りもわからない陽太のの苦悩がここから始まります。

たまたま耳にした担任の先生が映画作りのやり方はレクチャーしてくれるものの、映画には多くのスタッフが必要です。そんなピンチの時にクラスで同じインキャの女子が声をかけてくれて、それから一気に広がります。

その後は、彼が積極的に動かなくても、周りがどんどんいろいろな人を巻き込んでくれるという展開になります。

もちろん、要所要所で、陽太が見せてくれる映画を絶対に撮るという熱い思いに周りが動かされるというのもありますが。

内気な人、でもやりたいことがある人、諦めないでください。熱い思いとほんのちょっとした勇気で実現できるものなのです。

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