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私が健康福祉事務所(保健所)の臨時勤務をお断りした理由

今年の初め、とあるお知り合いから【保健師(免許だけは保健師も持ってるんです💦)】としてコロナ患者さんの電話対応に健康福祉事務所(以下、保健所と書きます)に手伝いに行けないかとお声がかかりました。コロナの対応で人手が足りず困っている、と。

お声をかけてくださった方は物腰柔らかくいつも忙しいナースたちを気にかけてくださる方で、私のようなフリーランスが何かお役に立つならとお話を伺ってみました。

が、実際伺ってみると困っているという割には、『雇ってあげるよ』という感じであまり望まれている印象は受けず、また、コロナ禍で困られた市民の皆さんからの多種多様な相談に応じる自信もなく、かなり戸惑っていました。

私に務まるかしらと思いながらも『週に1、2度、数時間でもよければ』と申しましたら『9時〜17時 週5日フルで来て欲しい』と言われてしまいました。

それでは我が家の状況的にも、他の仕事との兼ね合いの意味でもとても無理なのでお断りすることにしました。

第一、そんな勤務ができるならフリーランスなんてやってないって…💦💦

お話を聞いている限り、どうしても、本当に来て欲しいとは思えなかったんですよね。どことなくお役所仕事というか、型にはまらなければ要らない、みたいな空気を私のアンテナが感じ取ってしまったんです。

頼まれれば、たとえ経験したことがない業務でも嫌とは言えない私ですが、今ひとつ温度がね、、、。本気で望まれてないなって。

それが、デルタ株が猛威を振るう第5波になり、今(8月)になって緊急メールが数回やってきて、週1回以上数時間でもいい、早番でも遅番でも土日などでもいい、とメールが来るたびにどんどん条件緩和💦

自宅から遠いところの保健所に来てくれるなら宿も手配するという手厚さ。

今ならこの私でも少しくらいお手伝いに行けそうな感じです。

ですが、ごめんなさい。本当にごめんなさい。

保健所が大変なのはよーくわかりますが、出会いのイメージがどうも残ってしまって。今更気持ちよく働ける気がしないのです💧

保健所業務逼迫がニュースで伝えられるたびに、なんとなく申し訳ない気持ちになりつつ、私には私に与えられた役割がきっとあるさと思い、クリニックナースとデイサービスナース、そして地域のボランティアを心込めて務めさせていただいています。

笑顔が増えるための活動をしています。 いただいたサポートは、稀少疾患であるアンジェルマン症候群の啓蒙活動、赤ちゃんから高齢者まで住み慣れた地域で1人でも多くの方が笑顔になるための地域活動の資金として大切に使わせていただきます(^^)