頬粘膜癌 515日目 暖かな穏やかな日に
頬粘膜癌 515日目。
血圧 - mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 %
脈拍 拍/分
体温 ℃
体重 kg
今朝は、検温や血圧測定は抜きでしたのでデータ無し。明日からはまた再開します。
さて、3月末日の今日、お義母さんの納骨をした。
もともと小さい人だったし、病気をしてからはまた一回り小さくなった。先日からは壺の中でますます小さくなってしまった。
魂というモノがあるのだとすれば人という器を失った今の方がよほど自由なのかも知れない。
なんどか、言及しているように僕自身は固定的な宗教観はもっていない。仏教だとかキリスト教だとか、あるいはそれぞれの宗派があったりして本当にいろんなより所があるけれど、僕はどこにも寄りかかっていない状態だ。
ただ、そうは言ってもお義母さんがそうだったかどうかは分からないし(多分、宗教にはあまり関心の無い人だったとは思うが)、こうして周囲の人に助けて貰いながら生きているので人並みに世間体なんてものもあったりする・・・・・・?
四十九日の法要は仏教的な何かだと思うが、キリスト教でも火葬後納骨はすぐには行わないようだ。
さて、お義母さんの場合は取りあえず仏教の○○派にお願いした。葬儀とは別のお坊さん。これは納骨の時に世話して貰う石屋さんに紹介してもらった。お願いすればなんとでもなるものである。
とても丁寧な女性の御坊さんで穏やかな読経の中無事納骨が終わった。
納骨が終わって、隣同士のお墓でいつも世話して貰っているお宅の料理店にて昼食となった。お義母さんとそこのおばあちゃんがまぁ昔からの仲で、家の奥さんとそこのご長男や次男さんも昔からの顔なじみ。結婚してから墓参りのたびにご飯を食べにくるのですでに20年以上のお付き合いなんじゃなかろうか。
もうすっかりお酒は飲まなくなったんだが、今日はお義母さんが好きだったぬる燗で日本酒をいただいた。これからも毎年お盆にはお墓参りをしてここにご飯を食べに来るんだろうと思う。
こういうしがらみはあって悪い気はしない。
朝からドタバタとした1日だったが無事に終わった。
お義母さん、今頃どうしているんだろうな。お墓の近くにいるのかな? それともこの家の中をうろうろしているんだろうか? それとも成仏して、いなくなってしまうのかな。
成仏していなくなってしまうよりも、僕はなんだかこの家の中をうろうろしてて欲しいような、そんな気がしている。
今日もいい1日であった。
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