頬粘膜がん 491日目 大学病院通院日


 頬粘膜癌 491日目。

 血圧 120 - 86 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 74 拍/分
 体温 36.6 ℃
 体重 72.8 kg

 暫くブログを書いてなかったので久しぶり感が半端ない。
 ファンの方々には・・・・・・(いや、ファンはないよね)とにかく、気に掛けていただいている方々には申し訳ない。
 やる気がないとか、そういうのではないんだがブログを書く時間を捻出できなかったのだ。
 以前は仕事で同僚や後輩には”時間が無い? 時間ってのはそこにあったりはしない、作るものなんだよ”なんてことをのたもうていたのだが、まぁあたら図示も遠からず、正しいとは思うができない事はできないわけである(汗)
 そういう、時間を作り出す能力の事を人は”やる気”と呼ぶのかもしれない。
 入院中とか、退院して自宅療養しているときなんかはやっぱり時間はそれなりにそこに”あった”りした。所が仕事に出てみると意外と時間ってのは作りださないと”ない”わけだ。
 最近の一日の過ごし方は、仕事から帰宅して5時半ぐらいに晩御飯を食べるのだが、その後どうにも起きていられない。まぁ1日中基本眠いみたいな感じなので仕事じゃないと眠くなってしまうw
 ということで、日課のように晩御飯を食べた後風呂に入るまでの時間、午睡している。いやもう、午睡って時間でもないのでマジ寝と言っても過言では無い。家族が入浴して、最後に僕が入浴するんだがそれがだいたい10時過ぎとか11時前。痛み止めが効いてうまく3時間とか4時間眠れたりする。そんなこんなで、風呂入って(長風呂でもあるw)バタバタしてるとまぁ普通に日が変わっていて、ちょっとだけグランツーリスモでドライブしたりしてもう一度寝るみたいなw

 さて、正月からお付き合いしている”放射線性下顎骨髄炎”の経過を前回のブログの記事にしている。今日もその続きみたいな部分になる。今日は月に一度の通院日である。

 診察して、頬粘膜自体の経過はまずまずということらしい。

 視診と触診になるが、粘膜部分に新たな病変にあたる炎症などは見受けられない。また、頸部リンパ節周囲の触診ではとくに気になる所見はないとのこと。画像診断についての予定は次回通院時に考えましょうということになった。

 骨髄炎の方だが、オキシコンチンの増量とジクトルテープのおかげで頭が割れるような頭痛や、就寝後の1~2時間での痛みによる覚醒みたいな事は激減した。オキノームを飲んで眠れば、3時間~4時間は眠れるようになった。

 日中は、結構眠い瞬間がある。何時間おきとかそういう定期的なものではないが、波のように寄せては返すじゃないけど眠い波が来るとPCの画面を見ていて、ちょっと目をつむると30秒とか1分とかが瞬間に過ぎてしまうことがある。

 今日も主治医と話したが、眠気はある程度仕方無いみたいな感じである。まぁ痛みと眠気と天秤に掛けたら、痛くない方がいいのだからしょうがない。

 日中痛みが出始めて、”ちょっと無理かなぁ”ってなるとオキノームを添加して凌ぐわけだが、1日あたり5回数程度の処方が念頭になっているが今の所は平均して5~8回使用という状況。短い時は1時間で痛みが戻ってくる事もある。

 そこらへんを加味してか、オキシコンチンは今回増量となった。前回は1日あたり30mgだったが、今回は1日あたり40mgに増量となった。

 ベースの痛み止めを増やして、頓服的に飲んでいるオキノームを減らす方向で調整という事だ。

 症状的には激烈な頭痛は抑えられているが、舌のしびれが左側外側部中心だったのが左舌は全部痺れるって感じになっている。唇もしびれが強い時は左の舌唇は感覚が殆どない。(これは今日、歯科の診察で確認したときにそうだったので自分でも築いていなかった)どうりで、たまに涎が左口角から零れそうになって”おっと”と思う事が増えたわけだ。痺れていて気づくのが遅くなったわけだ。

 この下顎骨髄炎については、耳鼻科の主治医は基本ペインコントロール(痛み止め処方で様子見)を中心に考えており、主治医的には積極的なアプローチが必要な場合はその部分は歯科診療科に任せたい様子。歯科診療科では、今の所積極的に処方する方向ではなく、同じくペインコントロールで様子見を考えている様子。

 炎症が進んで、膿が出てくるとか、皮膚を破って云々という事になりそうなら次は外科的アプローチに入るかなぁという感じだ。なんせ、開口障害が進んでいるので口内からのアプローチがほぼできないので、何かやるとすると顔の外側からメスを入れて行くというような事になるのだろうと推察される。(ちょっと怖いw)

 ってことで、オキシコンチンが増量となったというのと、今回からエンシュアの処方をしてもらった。実際、食事にはちょっと難儀していてうどんばかり食べているので1日1回分で処方されたという感じだ。

 ジクトルテープが余ってて???ってなっていたのだが、先生は1日1枚と思っていたようだが用量は実は1日2枚が正解だということが処方箋薬局の薬剤師の方との話で判ったw

 今日の夜からは新たな処方でスタートだ。

 一応、土日があるので大まか様子はつかめるだろう。

 診察が終わって、市役所へ向かう。

 実は障害者手帳の再交付を申し込んであったのが出来上がったので取りに来てくださいという封書が来ていた。丁度いいタイミング。

 僕の場合、今回のがん関係で障害手帳を持っているわけじゃなくてもともと視覚障害があって手帳を持っている。がんの後遺症でも場合によっては障害手帳を持つ事ができるケースがある。厚生年金の場合、3級以上の障害となれば手帳を取得することで障害年金を受け取る事ができるので、がんになって仕事を辞めても最低限の収入が確保できる。

 がん患者は場合に寄っては障害手帳の申請を検討してみても良い場合があることを書いておく。

 市役所にいく手前にある石浦神社さんに寄り道。

 バスに乗っていて、赤い鳥居が沢山あるのがちょっと見えたのですぐにバスをおりて見に行った。今まで何度も訪れた事のある神社ではあるのだが、奥にこんな鳥居があるなんてのは知らなかった。(いや、僕が知らなかっただけで地元では有名なのかもしれない)

石浦神社

 市役所で用事をすませた後、歩きで移動中に見える四高記念文化交流館。

四高記念文化交流館

 大正ロマンあふれる外観。実際、学ランに高下駄を履いた学生さん達がここで学んでいたわけである。

 ちょっと素敵な建物でしょ? 7代目の校長先生に睨まれてしまったw

溝渕第7代校長先生だそうで


 今日もいい1日であった。


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