頬粘膜がん 553日目 勝手な憶測


 頬粘膜癌 553日目。

 血圧 96 - 65 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 71 拍/分
 体温 37.0 ℃
 体重 69.3 kg

 GWは多分どこにいっても人が一杯なんだろう。
 ということで、今年のGWはどこにも行かなかった。本当に引きこもりである。もちろん食べる事に関係してくるのでスーパーマーケットには毎日の様にでかけている。お刺身とかその日の夜に食べられそうなものを物色しに夕方になるとスーパーマーケットへとお散歩である。

 それ以外は家にいて、動画を見たり雑誌を読んだり音楽を聴いたり。後は食べて寝てw
 食っちゃ寝、食っちゃ寝。

 おかげで、この連休にまとまった動画を見ることができた。

 もともと、関心のある事柄について本を読むのが好きだった。昔なら雑誌や図書館音の書籍だとかになるんだろうか。

 でも、どうやら以前に比べて視力が多少落ちてしまった事と、この所は視力の問題よりもかすみ目が酷くて文書を読むのがちょっと大変になってきた。以前だったら平気だった読書の時間が苦痛になってきた。

 僕の場合はまだ50代後半なので年齢的な事は多少はるけれど、まだまだ読書は趣味として楽しめる年齢だと思うんだが、花粉症になってからこの方、かすみ目が酷くなってしまって日常的に目薬で水分を補給しないとまともにモノが見えない。一応かすんでいても輪郭は分かるのでそれほど困ったことにはならないんだが読書はできないみたいな感じだ。

 まぁ、そんなわけで読書の代わりにyoutubeの視聴でそれをまかなう。実際の所、本を買ってあるいは借りて手に入れる知識は、ある程度は動画でそれをまかなう事が可能なのが現代である。凄い世の中だ。

 

 最近のお気に入りはオーディオなどの動画。

 ハイレゾ音源に意味はあるのかとか、真空管アンプは特別な音がするのかみたいなマニアックな話である。

 書籍だと、写真があったりグラフがあったりするのが紙で残るので見直しができるのがいい所。動画はそれらのグラフなんかは動画の進行と共に流れ去って言ってしまう。そこらへん、本来は使い方が違うんだろうね。あるいはマメにスクリーンキャプチャしてメモを残して行けばいいんだろうが、まだそのやり方が面倒で実際は知識は流れ去って行く。

 それでも、この連休の間にオーディオ関連の動画は20時間程度は視聴したんじゃないだろうか。まぁ流し聞きだからあまり頭の中に残ってる部分は少なそうなんだがw


 それでも、以前なら本を読んだりして数ヶ月分ぐらいの分量のものをインプットできたことには違いはない。


 20代後半の頃、クルーザー関連のデザインの仕事の手伝いをした時期がある。

 東京のクルーザーを設計製作している小さなビルダーの方のデザイン画に色を入れてデザインサンプルにするという仕事だ。

 たまたま知り合ったがなんだか気があって、僕がたまたまフォトショップとかを使えてパソコンに詳しいということもあって、スキャナーで紙のデータをデッサンをデジタル化し、不要な書き込み部分など整理して、それを色つきのデザイン画にする。

 その時に、僕はまったくクルーザーとか知らない人だったので数ヶ月で一気に本を読みまくり、基本の”き”ぐらいが分かるようになった。


 そんな経験もあって、本で知識を手に入れるというのは僕の中では普通の事だった。それが今は時代の変遷に合わせて動画になりつつあるという事なのだろう。


 きっとこれだけ動画が普及してきたのだから、今後は簡単に動画の一部を切り取ってスクラップしたりできるようになるんだろう。

 まだ、ぜんぜん動画の中から必要な部分を切り抜いて云々って事は殆ど出来ない。消費するばかりで再利用する仕組みが出来上がっていない。自分が見た動画の中の必要な部分を簡単に読み出せるようになるに違いない。


 今は動画のタイトルだとかそういうもので動画を検索している。

 でも今後は動画の中のこの部分で話されていたこの内容が必要なのだという使われ方がされるようになるんじゃないかな。



 さて、そういう訳で何もしなかったけれど、趣味に没頭した連休であったと言える。



 さぁ、遊びの話はこんな感じ。


 身体の話も書いておこう。

 ミキサーは、おいしくスムージーが作れるようになった。適当な果物と小松菜のスムージー。適当に作ってもちゃんと適当においしい。

 問題はおかずだ。一応、何度かおかず系統のミキサー食も作って見た。

 焼き肉を焼いて、それをミキサーにした。少しコンソメスープでのばして。タン塩みたいな奴だ。これは、まぁ普通においしい。どろどろになっても、焼き肉っぽい味はちゃんとする。普通に食べられる。でも焼き肉感はもちろんゼロだ。

 あと、うちの奥さんが作ってくれたえのきと椎茸の炒め物?っぽい奴。ごま油の香りがいい感じのおかず。これもミキサーにしてみた。これはホタテと椎茸の出汁みたいな顆粒をお湯で溶いた奴で伸ばした。これも、食べるに普通においしい。


 実際にはこの2食しか試してない。

 いや、2食試したというか。


 この2品、見た目はまったく一緒だw えっと、色味で言えばラクダ色? まぁ黄土色っていうんだろうかグレーっぽいセメントみたいな色。これが、まぁ食欲がわかないというか。食べたらちゃんとおいしい味がする。でも色と味のバランスというか、それがなにか食事じゃないっぽい感じになってしまう。

 そういう意味ではスムージーはまぁそれよりもずっとおいしそうな雰囲気を自分でも感じられる。この部分はなかなか厳しいかもしれないなぁと感じた。

 かぼちゃは多分、おいしそうなペーストになりそうな感じがする。っていうかできあがりをおいしいものとして理解して食べられそう。


 このあたりはゆっくりだ。まぁ、ミキサーは逃げていかない。



 さて、口の中の様子だが。

 もしかしたら、これはあまり良くない想像だが再発したかもしれないとも思う。もちろん今の所検査も何もしてないのでまったくの想像だ。

 ただ、この頬から唇に掛けて症状が進んでいき、痛みが出て云々ってのは初発時の手術までの自宅待機時の様子に似ている。

 もちろん、放射線性下顎骨髄炎は症状としてある。しかし、頬の内側で口角に向けての痛みについては口内炎のような状態と主治医が言っているように直接放射線性下顎骨髄炎の症状とは違うものであろうと思われる。歯がグラグラしたり、奥歯の包から嫌な臭いの何かが出てきていたりする部分は骨髄炎の症状だろうし、顔の顎のあたりを押すと痛いのもその関係の症状だ。舌が痺れているのもおそらく同じく骨髄炎の症状と思う。

 でも、左口角のすぐ内側のあたりにある傷口と痛みは骨髄炎のものではない。

 ただの口内炎にしては治りも遅いというか治る気配もなく症状は悪化している。今はデキタメタゾン(軟膏)をその傷口周囲に塗りまくっているのでなんとか食事もできているが、軟膏を塗っていないとお茶を飲んでもめちゃくちゃ浸みる。傷口に塩ぬったみたいに痛い。酸味のあるものはもちろん駄目だし、スムージーも口の右側でうまく飲めていればいいが左側にはみ出してきて傷口付近に触れると激痛である。

 さぁ、この口内炎様の症状はなんだろうか。


 実は次の診察日には造影剤付きCT撮影の予定になっている。

 本来はCTは予約を入れて撮影する。なかなか予約が取れなくて2ヶ月待ちとか普通らしい。

 で、次回の診察日は無理矢理当日予約で入れるとかって事で撮影するらしい・・・・・・。今までは普通に予約して撮ってたけどねぇ。当日、主治医からの急ぎのオーダーで出して無理矢理予約入れてもらうらしい。

 そんなこともあって、少し疑心暗鬼になっている。主治医の先生はもしかしてこの口内炎っぽいやつは再発を疑っているんでは無いか?


 もちろん、考えすぎなのかもしれない。

 放射線性下顎骨髄炎で経過が長くて1年以上経過している人もいるらしいって話だしね。CT撮影も先生の予定通りの撮影スケジュールなのかもしれない。


 ただ、一応ね。そんなこともあるかもしれないってのは覚悟しておかなくちゃなのかな。



 今日もいい1日であった。


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