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奨学金借りてでも行く大学なのか?!出世払い型の奨学金が出ているという事で、改めて進学について、奨学金借りて完済したひとり親世帯の子供の意見を書いてみます(お金は友達であり、戦友だ)届けひとり親家庭へ

私はお金のことを考えるのが楽しいので、ずっとに考えていられます。
20代初期から私はお金を友達と思うようになりました。自分の代わりに自分がしたいことを叶えてくれる存在だと。
なので、友達が不快になる所には使いたくないですし、お財布も少しでも友達が長居してくれるような空間を考えています。

奨学金が「出世払い型」になるというニュース

奨学金が出世払い型になる様子です。以前から奨学金を借りてなお、返済できない人が居るというニュースがありました。

考える:奨学金借りる前に、行くべき場なのかを”しっかり”考えてほしい

私はパチンコ狂になってしまったひとり親家庭出身の子供です。
お金に余裕があったわけじゃありませんが、就業予定でいた高校時代に担任の先生から「初任給5万円変わるから、親孝行なら大学に行った方がいいぞ」という事を言ってくれたことで大学進学を決めました。

奨学金を2つ借りてなお足りず、バイトを3つほど掛け持ちして何とか大学を卒業しました。母からは進学時に『高校までは何とか面倒みれたけど、大学の学費はとてもじゃないけど出すことは出来ない』と言われており、それ以降の専門学校費用や大学の授業料は全額自分で払っています。

私立大学で4年累計400万円程の授業料でした。
現時点で借りた奨学金は完済していますが、人生で最初に買った一番高い買い物は、間違いなく大学の授業料でした。

正直私自身奨学金を返せるのか否かは借りる時にあまり理解していませんでした。大学の就職率が高かった事と、初任給が5万違うということでこのような計算はしていました。

高卒より大卒になると増える 初任給5万円×12ヶ月=60万円
大学の授業料 400万円÷60万円=6.666(端数切上)
∴7年 

卒業後7年で投下したお金は回収できるという仮説

実際は進学してみて同級生が何百人もいるわけで、さらに頭のいい大学などでも同級生がいることを考えるとこりゃ就職戦線で勝てないと判断することになりました(笑)
居ても立っても居られなくなって、差別化を図るために「日商簿記1級」を取得しました。

大学の無償化も進んでいるので、私が進学した時よりも経済的弱者であっても進学を選択できるような社会環境が整ってきました。

学ぶ事に悪はないですが、投下資本を回収できないような環境もあり得ます。借入して進む場合には、選択した場が正しいのか、返す時の算段や本当に借りてまでも進むべき場なのかを考えることは必要だと感じます。

学び直しはいつでも何歳からでも出来ます!

そして、自分で決めたら進学とアルバイトは上手く両立できます。

追伸・・なぜうちの母は学費を一切出さなかったのか?

母曰く『自分のお金の方が真剣に学ぶやろ』という哲学があったようです。

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