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当たり前ではない日常に感謝する


私は昨日、当たり前ではない日常の有り難さを実感する体験をした、それを記しておこうと思う。

娘が機嫌が悪くなると、私の気持ちも不安定になり、結果的にその影響はトイレの詰まりとなって表れる。

私の思い込みがそういう現実を創り出している、でもそれは大切なことに気づきなさいという、宇宙からのメッセージでもあると、私は信じている。

今回のトイレの詰まりは予想外に長引いた、まさかここまで続くとは、トイレの重要性を嫌でも感じずにはいられない。

私はトイレ詰まりから、深く自分の意識に集中してみた、すると娘に対して不満を持っていたことに気がついたのである。

昨日の記事にも書いたけど、娘にもっと感謝して欲しかったのだ、だから自分で自分を褒めることにした、トイレの詰まりは見事に解消!やっぱり私が気づけたから、うまくいったんだよね!となるはずだった。

ところがトイレは流れない、正確に言うと、チョロチョロとしか流れないので、トイレをすればする程、いずれ溢れる可能性があるということだ!恐ろしい((((;゜Д゜)))

娘もさすがに落ち込んでいる、自分が原因だと、責めているのだろう、ここでもそれは私が娘を責めているということでは?と気づいた。

私はトイレを詰まらせた娘を責めている、もっと反省しなさい!と暗黙に訴えていることに気づいたのである。

それでもこのままでは、本当にマズイので、行動することにした、買い物に行き、ショッピングモールでトイレを済ませ、ドラッグストアでトイレ用洗剤、セリアでトイレ詰まり用のグッズのラバーカップを購入した。

やっと家に戻ると、娘が暗い表情で出迎えてくれた、そんな娘に私はラバーカップを手渡した。

娘はそれを受け取り、トイレに何度もスポンスポンと空気を送る、私は祈るようにトイレを見つめた、一向に溜まった水は流れる気配が無い!もう無理かも!?と諦めかけた瞬間、コポポポ、と音がして突然溜まった水が吸い込まれて無くなった!

娘と目を見合せ、頷いてから、私はレバーで水を流してみると、ジャー!!と勢いよく水が流れ、トイレは大復活してくれたのだ。

ヤッター!!バンザーイ!娘と飛び上がって手を取り合って喜んだ、こんなにトイレが流れることを嬉しく思ったのは、初めてだった、それぐらい今回はトイレに苦しめられた、他の悩みなんて吹き飛ぶ状況だった。

娘も、トイレの有り難さを実感して、もう二度と不満を溜め込み、不機嫌にならないように、そして今ある全てに感謝しようと約束してくれた。

そして私が外出している間、娘が部屋を片付け、掃除機をかけておいてくれたこと、更に娘なりにトイレを何とかしようと、割り箸を接着剤で繋ぎ、それでトイレを流そうと頑張ってくれていたことも知って、娘が私の指示無しで、自ら行動してくれたことに感動していた。

トイレが復活したことで、娘と私は空腹に気づき、張り切って料理をすることにした。

私が材料の下準備担当、娘が炒めたり、煮る担当、ワンコのこゆきは親子で仲良く料理している姿を確認すると、安心したように目の前で丸くなり寝てしまった(こんなことはある意味奇跡!)。

Wi-Fiがあるとか、無いとかよりも、大切なのは、娘とこゆきと私があの壮絶な体験から、今ここで平安な暮らしが出来ている、その奇跡に感謝すること、それを気づかせる為にトイレは詰まり、示してくれたのだ。

トイレの水が流れること、シャワーから温かいお湯が出ること、洗濯機で洗濯出来ること、温かいお湯で食器を洗えること、安心して眠れること、それら全て当たり前ではないことを、私も娘もよ~く知っている、だから不満が出て来たら、その原点に立ち戻り、今ある日常の全てに感謝しようと思う。

幸せをありがとう♡

ここまで読んでくださって感謝します。




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