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「デッキ【VANTA BLACK】について」(2023/06/20の日記)

■ デッキ【VANTA BLACK】についての備忘録

・動画が上がっています、デッキ紹介ですね。前回がリメイク気味だったので、完全新作は久々って感じです。

・メインテーマは「ブラックマジシャン」。「ブラックパラディン」を実用的に使えた点や、世間的にブラマジデッキでもあまり見ない「守護神官マナ」が上手く使えたのが気に入っている。そしてやはり超ドローは気持ちいい。デッキ全体にこまごまとしたドローカードがあったり、ドローを主軸にデッキを構築すると、上手くいきがちである。

・まだデッキ紹介はしてないんだけど、昨年末位に「未界域」と「ラビュリンス」を合わせたデッキを組みまして、それ以来、長らくデッキが上手く組めてない。この【VANTA BLACK】も、リメイク気味に組んだ前回の【流星の魔女】の制作中に得た着想の流用で、確かに気に入ってはいるものの、ルーツは偶然生まれた副産物的なデッキになる。以前話した「デッキのまぐれ当たり」的な要素が強く、杞憂の解消には至っていないのだ。


■ セルフブレイク軸ブラマジ というデッキタイプには先駆者がいた

・実のところを言うとセルフブレイク軸のブラマジって、以前から既に友人のさとっぴが組んでいた。ちょうど三年前のデッキだから大分古くてカードプールも全然違うんだけども。今回【VANTA BLACK】を組むにあたって、この【魔蜂の銃毯】(デッキ名がカッコいい)の存在はすっかり忘れていて、なんか上手い事あてはまっていくなあという感覚だけがあり、完成後にこのデッキの存在を思い出した。見比べてみるとデッキのキモや採用カードがかなり被っている。そういうとこ、遊戯王は古いカードが活躍できていいなあと思う一方で、やっぱデッキ作るのがうめー奴らは、自身が開発したそのアーキタイプにおいて一度既に結論を出していて、同タイプのデッキを組もうとすると後追いになりがちだなと実感させられる。【魔蜂の銃毯】はデュエルもしたがとても良いデッキで、印象に残ってて無意識化には覚えていたのだと思う。このデッキの存在を構築中に思い出さなくて良かった。思い出していたらもっと引っ張られただろうし、最悪完成していなかったかも。


■ ブラック・マジシャン、アート選択のセンス

・そんな、新デッキとして産まれるにはあやが着きまくったデッキではあるが、前述のとおり気に入っている。しかもかなりだ。決まったルートが無い事により、相手のリアクションと手札に合わせてどこを終着点にするか、ドローが多い事による上振れ発生での解決等、デュエルの度に様相が違う点が楽しくて、その面白さに助けられている。しかもフィニッシャーがカッコいい。

・ブラックマジシャン、ブルーアイズ等のデッキは選択している絵によって個性が光る。私は初期絵やカズキングのムキムキの奴、パンドラの奴といったダーク系が好みなのだが(この辺は採用しているとまた「悪だ」とか「逆張り」とかなんか色々言われそう)今回は個性を出したくてパワプロコラボのやつにした。このカードはいなごさんから譲り受けたもので、ちょっと良いノーマルパラレル版だ、可愛くて良い。流石に見慣れないカードだからか、出すと皆に反応してもらえるのも嬉しい。嬉しいのだが…

・「ブラマジデッキ」において「BMG」は採用されない事も多いが、「ブラックマジシャンズ」を主軸に置いたデッキでは話が別だ。特に今回は何度も「ブラックマジシャンズ」を特殊召喚するので、その度に「ブラマジ」と「BMG」が同時に並ぶ。そうなると「ブラマジ」側のテンションが「パワプロ君」である事に流石に違和感がぬぐえなくなるので、コナミさんは早々にパワプロ君バージョンの「BMG」をカード化して欲しい所だ。既にイラストは存在するので難しい話ではないハズ。

めっちゃかわいい、とぅきでーす( ^ω^ )


■ プレイングが難しいよ〜

・尺の都合で動画では話さなかったんだけど、墓地除外がかなり刺さる。除外したくなるカードを散らしてるので、マストは外されている感覚はあるものの、理解度が高い人には通じないだろう。場合によってはデュエルが立ち行かなくレベルだ。一方で私のデッキにしては珍しく、伏せはフリチェ、置物は動きの過程で回収し直せる「セクター」位しかないので、盤面荒らしに対してはかなり強い。基本打点も高く、事実上の破壊耐性持ちが多く、「灰燼」「マナ」の存在が返し辛い盤面を作るのでフロントは結構堅い。

・もう一つの弱点として、デッキの柔軟性に欠ける点が上がる。汎用除去の少なさ、EXデッキに依存した攻め手、ロック系のカードにかなり弱い。どのアクションでもそれなりにカードを消費して動くので、そういうカードの駆除にEXのカードを余分に使わされたり、継続デバフによって戦闘でモンスターがとられ続けて「灰燼」の出番が減ったりすると、相手のライフを取り切る前にリソースが尽きて実質の詰みに陥ったりする。手数が多いからって無駄に使ったり、複数枚を消費した攻めを1枚でとめられない様にしたい。無駄を少なく立ち回るのが肝要。


■ 《超魔導師-ブラック・マジシャンズ》が教えてくれた事

・やっぱり名称ターン1がついてないカードを使い倒すのはいいですね。過去、自分で使ってて楽しいなって思ったり長続きしてるデッキはほぼ確実にこの要素が入ってる気がする。今までは無意識にそういうカードに惹かれていたけど、これからは意識的に「選択」したい。


■ デッキ名には候補があった

・デッキ名は過去何度か話している通り「当時、この世で最も黒かった物質」が由来だが、そういった研究では偶然的に、より黒い物質が見つかる事も良くあるらしい。以下の画像は芸術分野にそれが利用された物で、二億二千万のイエローダイヤモンドを黒く塗りつぶし、黒の段階を視覚可能にしたものだとか。宝石でやる意味はちょっとよく分からないです。

「The Redemption of Vanity(虚栄心の償還)」(画像は作品公式サイトより)
黒なのにくっきり見える、不思議だ。

・デッキ名には【太黒門】という、もう一つの候補があった。「太黒門」というのは光陽オリエントジャパンさんより発売されている。写真の背景などに使われる「特急暗黒布」だ。

「特急暗黒布 太黒門」…余りにも名前がクールすぎる。存在を知らなければ呪術廻戦に登場する技とも思いかねん名前だが、光陽オリエントジャパンさんは「世界一の黒色企業(ブラックきぎょう)になる」事を目標として掲げていたり「漆黒塗料 真・黒色無双」の販売など、ものづくりの「黒」に対する拘りは相当にエッジが効いていてイケている。ちょっと仰々しいから【VANTA BLACK】にしたけど、《黒魔術のカーテン》を採用していたらデッキ名は【太黒門】だったであろう。ちなamazonで普通に買えます。


・そんな感じの、普段とはちょっと違ったデッキ紹介でした。良かったらチャンネル登録やグッドボタン、ニューロンでのいいねなどを押してくれると「やったぜ」、ってなるのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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