■ 2024/02/03の日記

・日記の書き出しってどういう風にやるんだっけ…。

・この週末は色々な事があったんだけども、取り敢えずおとといのこの日は、遂にと言ったところか、私は待っていただけなので、「もうか」という印象の方が強かったかもしれないけど、遊戯王の東京ドームイベント、無事参加チケットに当選したので、勿論行って参りました。

・今日の日記はなんかエモい事いっぱい書こうと思ったけど、行った人は気持ちが共有できていると思うし、行けなかった人に筆舌でそれを伝えるのは難しい感じのイベントだったので、普通にこの日の感想を書きます。

・初めに、電車の時刻表を調べて「あっ東京ドームって水道橋にあるんだ」って思った。水道橋はオフ会で何度か来ていたので、あんな町中に普通にそんな巨大な建物がいきなりあるのって違和感があるなと感じる。ドームとかってもっと敷地に余裕がある、割とアクセスが極端な場所に建っているイメージだった。

・つまり、初来訪である。数十年前に起きたらしい遊戯王のイベント、東京ドームの乱には参加していない。私も、その件についてはネットに伝わる噂でしか聞いた事が無いので、コナミにとってそれが黒歴史として（かどうかはわかりかねるが）以来、東京ドームではイベントが行われなかった事に関しては、寄せる思いや掛ける気持ちなどは持ち合わせていなかったんだけども、このイベントが発表された時にサンダーさんがリベンジなんだよって言っていたのは印象的だった。

・生き字引が熱く語る姿を見て、「へえ、２５周年だからそんな大きなイベントがあるんだ」って感想だったであろう、私を含めた「今の」ＯＣＧを楽しんでいる多くの人達よりも少し、このイベントに対する感情は上乗せされていたんじゃないかな、と思う。

・そのリベンジの結果はどうだったのだろう？参加した人の感想だけでなく、開催した側にも、それぞれに成功や反省があるのだろうけども、私個人の感想としては、これ以上ないくらい楽しめた結果だった。

・イベント開始前は全容がイメージできなかったので、どう立ち回るのがいいかとか、プロモパックや特典を効率よく集める方法とか、そうするとステージは見れないのか？とか、プレミアムシートの応募とかあったんだ…とか、物販はちゃんと注文できてるか？とか、既に失敗や不安だらけだったんだけども、実際行ってみると、めちゃくちゃ「余裕」を感じられる構成になっていて、特に効率や、時間みたいなものを考えなくても、普通に目についたものから参加していったら、見たい物、やりたい事は全てできて、手に入れたい物も全て手に入った。（ゴールドロジャー？）

・ステージイベントなんかもベタ付きしなくても、アトラクションを回りながら待ち時間中に、東京ドームのデカいビジョンに映し出される様子だけでしっかり楽しめた。

・人とぶつかって揉めるとか、感じの悪い人なんかも全然見なくて、やっぱ「余裕」があるのって大事なんだな～ってすごく安心しました。

・唯一心残りだったとすれば、コラボメニューが割と早く売り切れちゃったことかな。実を言うと、あまり興味はなかったんだけど「空き時間に小腹空いたし何か食うか→折角だしコラボメニューにしよう」のタイミングでは売り切れってなってて、たこ焼きをモソモソ食う感じになったのは少し勿体なかったかなという感じ。

・運営はそんな感じでかなり良かったんだけども、肝心なのは内容だ。内容はどうだったんですか？

・めちゃくちゃ良かったです。

・なんか全体的に「遊戯王好きのためのイベント」感が溢れてて「こういうイベントやったら、こういう得点だしたら、こういう商品売ったら、盛況になって企業実績になるでしょ？」みたいな打算的な部分を全然感じなかったというか、純粋に遊戯王好きな人たちが、２５周年の節目に自分たちのために楽しい事をしよう！ってした結果感があって、それが凄く嬉しかった。

・物販とかもファンアイテムと再録とかだったし、プロモカードもカジュアル的には「イベントでそんなおもろカード出すな！」って初めこそなったけど、お陰で、我々にとって「部外者」である者たちの介入も少なく、嫌なものが殆ど目につかなかった点も安心できたし。

・ステージでのイベントの内容も、ファンの間でよく話題になる部分みたいなところにも切り込んでいたし、クイズとかも、かなり難易度が高めというか、ウチのチャンネルでやってる様な「オタクか？」みたいな問題が多くて楽しかった。

・そして、みんなが遊戯王が好きっていう事はそれくらい居心地の良い空間だということで、私、遊戯王が好きな人はそれだけで印象値がプラスから始まってしまうから、イベントを取り仕切っている人は皆遊戯王が好き…ほなええ奴か。隣にいる奴も遊戯王が好き…ほなええ奴か、って葉みたいになってた。副島さん遊戯王オタク過ぎてすごく好きになってしまったよ。

・ＯＣＧのデッキを持って行ってなかったんだけど（日本語のみで構成されてるデッキが無かった）、参加したラッシュの方で知り合った人がデッキを貸してくれたり、最後の記念アニメ映像で周りの席の知らん人らと盛り上がったり、視聴者の方にもたくさん声掛けて貰えて、そんな出会いや交流もたくさんあって、本当に楽しかったです。

・私は今、遊戯王に精神的にも肉体的にも生死を握られていて、もう長い事リメイク祭りやカードパワーのインフレに遊戯王の終焉を恐れているところがあったんだけども、今回のイベントは、そういう不安を一部、取り払う安心も与えてくれた。２５周年はまだ始まったばかりで、今年はこれからも色々な発表があるだろう。これからの遊戯王と、遊戯王が私の人生に与えてくれるもの全てを糧に、まだまだ楽しんできたい。

・スタッフの皆さん、参加者の皆さん、一緒に回ってくれた友人。お疲れ様でした、ありがとうございました。