合宿免許の最適な過ごし方とは

合宿免許と聞くと、「スケジュールが詰め込まれていて休むひまもないのではないか」と不安に思ってしまう人が多いのではないでしょうか。確かに、最短14日(MT車の場合は16日)で卒業できる合宿免許は、学科と技能教習のカリキュラムが効率的に組まれている短期集中型の教習です。しかし、学校の授業のようにすべての時限が教習で埋まるわけではありません。合宿免許の大まかな1日のスケジュールと、合宿生活の充実した過ごし方をご紹介します。

自動車教習所では1時限50分間の教習と決められており、多くの場合、午前に3~4時限、午後から夜間にかけて5~6時限の枠が設けられています。教習所自体夜9時ごろまで枠があるところが多いのですが、合宿免許では日中の時間帯にカリキュラムが組まれます。つまり、夕食後はフリータイムとして自由に活用できるのです。人間の集中力の持続時間には限りがありますので、合宿免許では3時限を超えて連続して教習が組まれることはほとんどありません。

効率的に知識や技能を身に付けるために、適度に空き時間が挟み込まれています。特に技能講習は、仮免許をもらう前に教習所内のコースで行う「第一段階」が1日2時限まで、仮免許を取得して道路を走る「第二段階」が1日3時間までと決められています。そのため、連続した2時限が空いたり、夕方早めに教習が終わることもあり、割合、時間にゆとりがあると感じられるでしょう。

合宿免許の期間を充実して過ごすためには、なんといっても第一段階から第二段階に移る際の、終了検定と仮免学科試験に合格することが大切です。もちろん再チャレンジもできますが、不合格だとその後のスケジュールがきつくなるだけでなく、精神的にも追い詰められてしまって教習をつらく感じてしまいます。教習に空き時間があっても、特に技能講習にはゆとりをもって臨むことが大切です。

運転に苦手意識が強い人は、スケジュールの空き時間にリラクゼーションなどを取り入れるとパニックになることを防ぎ、落ち着けます。夜更かししすぎて、教習中に集中力を欠くことのないよう、注意しましょう。スケジュールを管理する際、教習を最優先にした上で、空き時間を有効活用すると合宿免許を満喫できます。教習所周辺に徒歩やバスなどで出かけてみると旅行気分を味わえるだけでなく、位置関係が分かっていると路上教習の際に役立ちます。

教習所によっては教習生向けのリフレッシュや交流目的のイベントがあったり、近くの観光地の案内を配布したりするところもあります。知らない土地での半月は意外と長く感じるものです。自分のペースを保つために、好きなことを続けられる環境であるか確認しておくことも大切です。例えば、ゲームやインターネットが好きな人なら「Wi-Fi環境のある宿泊施設」の自動車教習所を選ぶのがおすすめです。身体を動かさないとストレスがたまる人なら「近くに運動できるスペースがある教習所」、温泉に入るとリフレッシュできる人なら「温泉施設がある宿泊施設」を選ぶと快適に過ごせます。

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※情報引用元 I.S.免許センター 免許の匠
「免許の匠」が取り扱う教習所一覧。
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