夏を滑る ライトの群れ

から抜けて砂利道 　荒れてる川辺

コース・アウト　エンジン止め

どうしようもないことだけ

哀愁の音　なるようになるって

置いていく　夕暮れ

静けさが　はじまり合図

本能を殺す　理性は残酷

すべて忘れる　所から始める

揺れる水面　跳ね返る日々が

輝きだした　糸を垂らし

早く帰れよと　聞こえる声は

幻のくせに　鼓膜痛くて

イキって　苦笑い

あんた誰？　まぁそうだね

ライフはしょうもない　ありきたりなクズ

月末の支払いは満額　残った金で

買える幸せ　眠剤か　酒に変え

割れたスマホ震えて　呼んでる飛んでるお前

手首切って　もう消えたいねって　

聞き飽きて　ジョークですませてぇ

笑いながら泣ける　欠けた人格

過呼吸気味のフレーズ　混ぜ合わせ

作る飯に　味なんかねぇ

「頭悪いねって」って言われて

「そうかもね」って　知らないふりして

帰路　今頃あいつも

スマイル　マイスリー　

もうおやすみー

暴力と罵声　溶けた夏の影

欝な蝉の音　あと少しだけ　

コンクリート　砂利と雑草

社会は褪せ　色鮮やか

巡る世界は　最悪の日もあるけど

変わったのが　景色だけじゃないなら

転がって　夢描いて

結局は俺は　俺のままだって

病んでるワンタイム

生きていることに　できない感謝

いつかなんて　安定は無いわ

嫉妬がフラット　足りないもの

ラブ　あいつは金

クソな感情　今だけは踊ろう

曖昧に　リリックを書いて

明日の影　もう忘れて

とくに興味ない　空の黄昏

今日は不思議と　見送りたくて

ネガは流し　コークで潤し

あせらないで　繰り返すだけ

このまま過ぎる　時を愛して

水面にライム　不適合の日暮

一回きりの　この眺め

それでも続けと

今は願う