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超能力者に会った話

先週、ひょんなことから超能力者と知り合った。

連絡先を交換してしばらくメッセージのやり取りをしていたが、その超能力者から食事に誘われ、会って話をした。

私は研究者なので、非科学的なことは信じないだろうと思われているかのしれないが、そんなことはない。
現代の科学では観測や証明ができないだけの超常現象が存在していてもおかしくないと思っている。

今までの非常識を科学の力で証明して常識に変えたり、新しいことを発見して教科書を書き換えることが研究者の醍醐味だと思っている。

そんなこんなで、色々話を聞いた。

その超能力者の特殊能力は
・人や場所から波動?みたいなものが見える
・人の考えてることがなんとなくわかる
・人の記憶の中にある場所が映像で見える
・(私には理解できない)何かを受信発信できる
・一般人には見えないものが見える

最初は、無意識にコールドリーディングができる繊細な人なんだろうと思っていた。

それまでは、私の性格や考え方、クセなどを言い当てるだけだったからだ。
複数並んだ車の中から私の車を当てて見せてくれたりもした。

ただ、話を進めていくと本当に超能力だと思わせられるような発言をした。
私の部屋の様子を当ててもらっている時のこと。
「寝具の色がわかりづらい。はっきりした色が言い当てられない。」
と言われた。
確かに、私の寝具は複雑な色をしている。
赤、緑、黄、青などの複数の色が均等に使われていて、滲んだ絵の具みたいな柄をしている。

少しだけ超能力を信じた。

そしてもう一つ。
「部屋にポケモンカードがありますか?」

ある。
確かにある。

でも、それを当てられる前にポケモンの話どころか、オタク趣味がある話すらほとんどしていない。
もちろん、手荷物にポケモンのキーホルダーをつけていたり、車にポケモンのぬいぐるみを乗せていたりもしない。

ピンポイントでマニアックな持ち物を当てられたことに驚かされた。

それから、その人に手をかざされると、その場所が段々と暖かくなってくる。
もしかしたらこれはただのマインドコントロール的なものなのかもしれない。

いずれにせよ、これまで生きてきて超常現象やスピリチュアルなことに触れる機会は全くなかった。

少し興味が湧いて調べてみたが、ネット上にはいまいちピンとくる情報がない。

私の知り合いの超能力者は、そういう人は結構たくさんいると言っていた。

しばらくnoteでも情報収集をしてみようと思う。

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