【備忘録】Oculus QUEST2をワイヤレスPCVRとしてつかうためにしたこと、もしくは、ぼくは如何にして心配するのをやめ、VR世界を楽しむようになったか
セットアップしてVRchatをちょっと遊んだところ。VRすごいね。思った以上にリアルだわ。そしてね、マジでね!線がね!いらない!座ってやってるからね!べつにね!あってもね!いいんだけどね!
作業のブロック
A.QUEST2基本的な立ち上げ(スタンドアロン)
B.PCとのリンク
C.無線化
Aブロック
0.到着したQUEST2を開梱する。においを嗅いだりなでさすったりする。
1.充電する。黄色っぽい色になったらそれが緑。(黄色なんてない)
2.電源を入れる(電源を入れないと目の調節ができない)
3.スマホのOculusアプリを起動して機種(QUEST2)を選ぶ
4.ヘッドセットがペアリングされましたと出たらOK
5.ヘッドセットをかぶって視界内に表示されるインストラクションどおりに操作する。コントローラーが必要
6.途中WiFiのpinを入力するので、記憶力を鍛える必要がある
7.一通り操作したらアップデートが入る
9.ヘッドセットに表示されていたコードは使わなかった
10.ここでヘッドセットのなにかのアップデートが行われる。そのままヘッドセットをかぶっていると指示が表示されるのでそれに従ってさらに行動範囲の設定などをする。壁とかあってもいいので広めに設定する。片付け?しねえよそんなもん。ここでなんか和風のお部屋に到着する。これがたぶんQUEST2のホーム。チュートリアルは物があるとできないものがあるので、無視して問題ない。無視する方法は忘れたけどなんか適当にいじって和風の部屋に戻ればそれでOK(そもそもやらなくてよいと思う)。ここまでやっておかないとBブロックに進めない
Bブロック
11.PCでOculusアプリを起動して、USBケーブルをPCの内側が青いUSB端子に差し込む(USBケーブルは純正じゃなくてアンカーのやつを使った)
12.USB-C端子をヘッドセットに刺すとヘッドセットの視界内でデータへのアクセスを許可するかと聞かれるのでいいえを選ぶ
13.同時にPCアプリ側でも何か聞かれるが、青い方を選べばOK
B→Cブロック
14.スマホのOculusアプリを開いてヘッドセットを開発者モードにする(設定アイコン>自分のマシンをリストから選択>「その他の設定」>「開発者モード」>スイッチをオン)
15.デバッグを許可しますかとヘッドセットで聞かれるのでOK(常にのボタンを押してもいいと思う)
15.PCでSidequestを起動
16.ヘッドセットの視界内でこのパソコンからのデバックを許可しますか?と聞かれるのでOK(常ににもチェック)
17.PC上で開いているSidequestのアプリのウインドウ左上にある信号が緑になる
Cブロック
18.PCのsidequest上でVirtual Desktopを検索
19.ソフトのリストからVirtual Desktop VR Patchを選んで「Install To Headset」を選択(ちょっと下の方にある「VR patch」と書かれているものを選ぶこと)
20.PCのsidequestのウインドウの下の方にあるバーにAll tasks compleatedと出たらOK
21.PCのoculusアプリとSteamVRが起動していることを確認(していなかったらする)
22.ヘッドセット上でVirtual Desktopをインストール(を求められるので)してからGeneralメニュー内より起動(ここ、ちょっと自信がない)
23.ヘッドセットの視野に母艦PCのデスクトップが出てくる(マルチモニタの場合は左コントローラーのYボタンで切り替えられる)
24.左コントローラーのオキュラスボタンでメニューを出し、Launch SteamVRを押すか、ゲームメニューからゲーム(VRchatなど)を選ぶとSteamVRが起動する
25.この段階でUSBケーブルを引っこ抜いてもPCVRとして稼働している。以降Virtual Desktop経由でSteamのゲームをするならこのまま楽しめる(と思う)。
ちなみにぼくの場合ここでVRchatを起動したのだけど、ヘッドセット脱いでみたらVRchatがPCのデスクトップに映ってた。
よ う こ そ 無 線 P C V R の 世 界 へ !
一度シャットダウンした後、PC上で何もdependenciesを立ち上げずにヘッドセットをオンにした場合、ヘッドセット上でバーチャルデスクトップを立ち上げると自動的にSteamVRは立ち上がるので、ここまでの設定がされていれば、PC側は特にいじらなくてもOculus QUEST2をPCVRとして無線で使用可能。実際にVRchatのPCワールドに普通に入れる。ちなみにペアリングしたiPhoneのOculusアプリも立ち上げていない。
なお、Sidequestは一度USBケーブルを刺さないとリンクされない。Sidequestにリンクする場合は
1.Sidequestを起動する
2.ヘッドセットとPCをUSBで結ぶ
という手続きが必要で、USBがつながっている間だけリンクされているらしい。Sidequestというしくみは、公式外のソフトをQUEST2にインストールする(これをサイドロードというらしい)ためにあるゆえこれでいいっぽい。
今回はバーチャルデスクトップのVRパッチ(QUESTヘッドセットを使用してバーチャルデスクトップ経由でVRゲームを遊べるようにするためのパッチ)をヘッドセットにインストール(サイドロード)するのに使用したので、こうしたインストールの必要がなければSidequestのリンクを気にする必要はないようだ。また、PCのOculusアプリもペアリングしたiPhoneも、設定変更などの時にしか必要ないみたい。
VRchatで座ったままプレイしているとなんだかしゃがんで歩いているような感じになる。これはメニューから「Seated play」を選択すると解消できる。
Clusterへの行き方
0.PCにclusterのアプリをインストールし、アカウントを作成してログインする
1.PC上でClusterのweb site(https://cluster.mu/)で、行きたい場所を探しておく。PC上のSteamVRとOculusアプリは終了しておく
2.QUEST2とPCをUSBケーブルで接続する(無線では入れない)。QUEST2をかぶったらオキュラスボタンを押して「設定」よりRiftSをスタートさせる(QUEST2がRiftSとして使用できるモードになる)
3.オキュラスボタンでメニューが出るのでデスクトップボタンを押す
4.ヘッドセット内にPCのデスクトップが出てくるので、PCで調べておいたclusterの行きたい場所を選んでそのイベントまたはワールドのページを表示する
5.ヘッドセット内で表示されているイベントまたはワールドのページにある「遊びに行く」ボタンを押す
6.「ワールド・イベントへ入室する」というページへ遷移するので「クラスターを起動」を押す
7.クラスターのアプリがヘッドセット内のデスクトップ(=現実のデスクトップ)でも勝手に起動して「このアバターで入室する」という吹き出しが出るので、アバターを選択してOKボタンを押す(ここでヘッドセット内になにも表示されない場合はヘッドセットを脱いでPCの画面からここの操作をすると8に進める)
8.背後にclusterのチュートリアルが表示されるのでオキュラスボタンを押してメニューとデスクトップを消す(7でカッコ内の方法を使った場合はメニューとデスクトップは存在しないことが多いのでその場合はスキップ)
9.すでにclusterの世界に入っているので、指示通りにすると入室できる
cluster、すごくわかりにくい。何がわかりにくいかというと、web siteを介して起動するのだけど、それに関する手続きが公式には一切書かれていない・・・
PCVRとしてQUEST2を使う場合、無線で使えるバーチャルデスクトップモードと有線のRiftSとして使うモードの2種類を使い分ける必要がありそう
この記事を参考にしてVRoid studioやセシル変身で以前に作ったアバターをVRchatにインポート
記事通りでOKだけど作業手順の順番に注意
ちなみにclusterにはvrmファイルをweb pageからそのままアップロードできる。ただし、頂点数などの制限に注意
リップシンク
この記事を参照すると幸せになれるかも
https://shinrinmusic.com/vrchat-lipsync/
・・・と思ったけどやらなくてもすでに設定されていた。ドユコト?VRoidからインポートするともう全部設定されてる??
バーチャルキャスト。Clusterと同様PCのデスクトップから入っていく感じ。1.RiftSモードにする
2.RiftSのメニューからデスクトップを開く
3.Steamからバーチャルキャストを起動
4.うまくいっていればそのまま起動ボタンを押して起動できる(できない場合はダイレクトビューモードで起動が設定されていないことを確認する)
5.ガイドがあるのでその通りにしてルームへ入る
使い方に関しては九条林檎様の動画が非常にわかりやすい。
面白いのは、表情が右コントローラーのジョイスティックに割り当てられてるとこ。これは指のジェスチャーで表情を作るVRChatに比べると結構便利かもしれない。
あと、すくなくともぼくの場合は今のところ左コントローラーのジョイスティックで前進しながら旋回できない。他のバーチャル空間のように前進中に頭を向けた方向に緩やかに旋回することはできる。
いろいろなワールドを巡って楽しむというより、好みのお部屋で親しい友達とわちゃわちゃ楽しく遊ぶのに適しているように思う。まあ、ぼくの場合友達いないんですけどね。
Clusterのワールド作成の参考資料
https://note.com/iriya_akigawa/n/nd98b36eba8c6
VRChatのワールド作成の参考資料
基礎
https://note.com/lotte2005/n/nf3a517a9d2d6
https://note.com/lotte2005/n/n30057793a6d6
ものを置く・コライダー・照明(古いSDKの記事)
https://n6b1h16r.fanbox.cc/posts/353331
パーティクル
https://qiita.com/henjiganai/items/b199a26e833a35f4a042
そのほかいろいろ
https://qiita.com/tamsco274/items/dfb66e8770b6ed65d025
コライダーを入れるツール
https://kan-kikuchi.hatenablog.com/entry/SAColliderBuilder
SDK3で諸々制御するためのスクリプト言語「udon」はむずかしいらしいが基本的なところでは使わない(?)。古いSDKを使っている記事が多いのでなにか変わっているかもしれないので注意。
なんでうどんなの?w
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vrmファイルの表情調整の参考資料(まだやってない)
https://note.com/yunon_vtuber/n/nb1ec7e033bab
https://note.com/yunon_vtuber/n/n1f35baba7551
NEOS VRへのアバター導入
参考:https://note.com/seigetsu_vr/n/n783671bdf262
オリジナルアバターの制作
https://www.youtube.com/watch?v=Xg4AXYuzEqA
(ワニさんの動画は飛ばさずにちゃんとシリーズすみずみまで見ること)
https://note.com/testesvtlove/n/n369fe11673ee
(補足資料集)
https://twitter.com/i/events/976411289210667010
(様々な技)
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