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地域の愛着をはぐぐむ、人とのつながり

新年あけまして、おめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い致します。

地域開放行事・どろっぷDays2022&サテライトぐるっとまるっとWEEK2022開催報告

昨年度に引続き、どろっぷ大倉山とサテライト綱島では、地域開放行事を開催させていただきました。
どろっぷ大倉山は、12月7日(水)~11日(日)、サテライト綱島は、12月13日(火)~17日(土)の5日間で開催。地域作業所からの作品展示に加え地元農家で栽培した採れたて野菜の販売木工体験やちぎり絵など、地域の方やボランティア、利用者によるお楽しみ企画を実施しました。
両拠点に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

どろっぷDaysの風景。これでもほんの一部なんです!
サテライトのぐるまるWEEKの風景。いろんな企画で賑わいました!

初日のミニ開会式では、利用家庭に加え、港北区長、自治会町内会の皆様にもご参加いただきました。
また、利用家庭の中には、港北区に住んで間もない家庭も多いため、どろっぷ大倉山では、「大倉山の歴史を知ろう&語ろう」というテーマで、大倉精神文化研究所の職員の方から大倉山地区の歴史の変遷についてお話いただきました。
当時、東急東横線では開発の遅れていた大倉山ですが、大倉精神文化研究所の建設から東急東横線の開通、区役所の移転、商店街のリニューアルなどを受けて、昭和から平成にかけてどんどん魅力的な街に変わっていった経緯を教えてもらい、まさに…目からうろこ~!!といった感じでした。

また、港北区長や町内会会長からも、幼少時代に盛んだった街頭映画の話やギリシャをイメージした建築デザインから道路舗装に至るまでの裏話等も教えていただいたことで、利用者の皆さんも、子どもを遊ばせながらではありましたが、関心高く聴いていました。
終了後に、「大倉山の好きなところ」を付箋に書いてもらいましたが、「商店街が楽しい!」「街がキレイ!住んでいる方々も親切」「子育て時期に引っ越してきて本当に良かった」等のコメントやメッセージが多数寄せられていました。。

地域への想いが詰まった声がたくさん集まりました!

サテライト綱島でも同様に、自治会会長からは、サテライト近辺一帯は田んぼや畑であったことやそこで虫取りなどをして過ごした幼少時代の原風景等も語っていただきました。
また、綱島駅前の再開発に携わっている横浜市主管課の所長からは、駅前にビルが建設されること、港北区民センターの整備がされ、より便利になることに加え、やさしい街づくりをしていくために、道路の拡幅整備にも着工していくことを含めて、子育て家庭が過ごしやすくなる工夫や環境づくりにも努めていきたいとのお話もありました。。 

このように、私たちは、自分の住んでいる地域ってどんな特徴があるのか等を一緒に掘り下げ共有する時間が持てたり、地域の成り立ちや変遷を知りたいと思ったときに地域の皆様から教えていただける関係性を持たせてもらっていることも、本当に心強く有り難いことだと感謝しております。

老若男女問わず、集える場であるからこそ、今回のような企画を子育て家庭の声から発信していくとともに、施設としても、地域の皆様との接点や対話等を通して、地域への関心や愛着を育んでいけるよう、今後も精進していきたいと思っています。。