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作品紹介:Stamps

ヤプログから過去記事が引っ越しできなかったので、この機会に現在の視点で、過去作の紹介をひととおり書いておこうかと思います。

『Stamps』はドロッセルマイヤーズとして初めて発売したゲームです。原作はドイツゲーム界を代表する作家Reiner Kniziaの名作『モダンアート』。

オインクゲームズ、NewGamesOrderとの3社コラボで日本版ローカライズをおこなうというプロジェクトでしたが、単なるローカライズにはとどまらず、ゲームの題材を「現代美術」から「切手」に変え、数ある各国版『モダンアート』の中でも個性的な作品になりました。

今となっては意外な3社(それぞれに個性が強すぎてしかも全然違う方向性なので…)の組み合わせですが、当時は設立したばかりだったドロマイ、オインクにNGOから機会を与えてくれたという形で、すごく感謝しています。

振り返ると、ドイツ名作のリメイクというところがNGOらしさ、グラフィックデザインはオインクらしさ、ごっこ遊び的なニュアンスを強めようというところにドロマイらしさが出ている気がしますね。

ドイツまでDr. Kniziaにローカライズ案をプレゼンしに行ったのも、貴重な経験になりました。

※現在は絶版です。

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