作品紹介:人狼ゲーム
川上亮さんの小説『人狼ゲーム』が実写映画化されるタイミングで、その関連作として川上さんの会社コザイクとドロッセルマイヤーズが一緒に作った人狼カードゲームです。
なにせタイトルが「そのものズバリ」なのでプレーンな人狼ゲームと誤解されがちなのですが(もちろんプレーンな人狼ゲームとしても遊べるのですが)、4人から遊べる少人数用の独自ルールが、実は結構おもしろいです。
プレイヤー1人が2キャラクターずつを担当することで、(例えば『ワンナイト人狼』のようなシンプル化方向ではなく)できるだけ遊びとしての奥行/多様性を保ったままで少人数プレイを実現する、というアイディア。
場合によっては占い師が人狼側についたり、狂人と人狼が同一プレイヤーだったりするので、能力の組み合わせによる意外な展開もあり、いま遊んでもわりと新鮮だと思います。
制作時の思い出としては、関連作とはいえ映画本編の素材は使えない状況だったので、このゲーム用に写真を撮り下ろしたのが面白かった。パッケージの机についた血まみれの手形は僕の手だったりします。
ちなみに映画『人狼ゲーム』はその後も続編がいっぱい作られていて、2018年に公開された『人狼ゲーム インフェルノ』で8作目とのこと。すごい。
(ドロマイは映画版にはほぼ全く関わっていませんが、一作目だけ作中のカードデザインとしてクレジットされました。)
※ドロッセルマイヤーズのショップからもご購入いただけます。→こちら
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