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作品紹介:ドロッセルマイヤーさんの法廷気分

新シリーズ「ゆるゲー」第一作です。裁判をモチーフにした会話ゲーム。被告の「私は末っ子です」「ジブリ作品では『ハウルの動く城』が一番好きです」みたいな「証言」について、裁判官/弁護士/検事が「ほんとか?ウソか?」で討論します。一種のクイズゲームですね。

勝ち負けにこだわる遊び方をするよりも、初対面同士だとこれがそのまま自己紹介になっちゃったり、親しい関係でも「普段わざわざ話さないようなこと」を話すきっかけになったりする面白さがあります。

会話を用いたゲームは世界中にいっぱいありますが、『法廷気分』で目指したことは「なるべく自然な会話ができること」。つまり、ゲーム性が会話の邪魔になったり、会話以外に計算したり戦略を練ったりといった気を散らせる要素の少ない、できるだけ会話そのものの面白さを引き出せるようなゲームを目指しました。

なので、途中でうっかり話に夢中になり「あ、そういえばゲームしているんだった」という展開はむしろ大歓迎。そのために、例えば開発初期には存在した「弁護士や検事の正体隠匿要素」も思い切って無くしました。(これがあると会話に慎重さが必要になってしまうんですよね…)

「ゆるゲー」は、こんなふうに、のんびり気軽に遊べるゲーム、そしてルールにわざとゆるいところ=「あそび」の部分が残してあり、プレイヤーが自由にルールをアレンジしながら遊べるようなゲームを展開していくシリーズです。

シリーズ第一作『法廷気分』には第二作『なぞなぞ気分』がオマケとしてついてきます。『なぞなぞ気分』については次の文章でご紹介するとして、2019年10月現在、ゆるゲーシリーズ第三作も準備中です。いろんな意味ですごいゲームになりそうなので、ご期待ください。

※『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』はドロマイショップサイトでもご購入いただけます。→こちら

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