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WWGFお疲れ様でした。

というわけで、ようやく時制が現在に追いついたので、先週末のイベントについて書けます。

去る10/6(日)ワールド・ワードゲーム・フェスティバル(WWGF)という初開催のイベントに出展してきました。会場は町田パリオ。

史上初の「ワードゲームだけのフェスティバル」という、数あるボードゲームイベントの中でもかなり尖ったコンセプトで、主催の一人であるタンサン朝戸くんから最初に話を聞いたときは「え、ワードゲームだけで人も作品も集まるの?大丈夫??」と思いましたが、フタを開けてみれば出展者も来場者もいっぱい集まって、みんな楽しそうでよかったです。

初開催のイベントというのはそもそも成功とか失敗とか以前に「そこそこトラブルもありつつ、なんとかイベントとして成立する」だけでも難しいことなので、実行委員会の皆さんは大変だったろうなあ…と思います。でも、販売と試遊を(空間的にも人員的にも)別々にするとか、試遊スペースの半分は座敷にしてみるとか、「こんなイベントにしたい」という明確な意思とそれを実現するための具体的なアイディアがいくつも入っていて、「なんとか成立した」というレベルではなかったですよね。さすがクリエイティブな人たちが企画してるという感じがビンビンしました。

それにしても、ワードゲームってこんなに人気あるんですね。ドロッセルマイヤーズからは『法廷気分』『なぞなぞ気分』を出展したんですが、どちらもイベントのコンセプトに合っていたからか、事前に予想した以上に売れました。特に『なぞなぞ気分』はこのタイミングでWWGFがなかったら、もしかしたら単品販売までは踏み切れなかったかもしれません。そういう意味でも感謝です。

『法廷気分』のステージイベントとして「法廷気分 公開裁判」というのもやりました。ゲストの方に「被告」としてステージに立ってもらって、司会のドロマイ渡辺とタンサン朝戸くんが「弁護士」「検察官」の役としていろいろ質問し、お客さんたち全員が「裁判長」としてジャッジをくだす、という変則ルールです。

これも『法廷気分』を作っている頃から「こういう遊び方もできそうだね」と朝戸くんと話していた内容だったので、良い機会に恵まれて感謝でした。(タンサン朝戸くんは『法廷気分』のグラフィックデザインを担当してくれています。)裁判長役がいっぱいいる、というのは陪審員や裁判員のイメージですね。

わりとイベントのたびに思うのですが、ボードゲーマーって場を楽しくするために各自が積極的に工夫したり働きかけてくれる人が多いので、いつも本当にありがたいです。

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