育児エッセイの練習

Haruka Kataoka http://drumsoft.com/

「はい、とうちゃんです。」 漫想新聞7号掲載エッセイ予告編

子からの親の呼び方には様々な流派がある事が知られているが、我が家では妻の希望で「とうちゃん」「かあちゃん」で行くと決めていた。といってもただ決定しただけでは実際に子がそう呼んでくれる様にはならないので、子が言葉を発する様になる前から、事あるごとに「とうちゃんだよ〜」などと積極的に自己紹介していく事になる。

しかし、これはあらかじめ想像できていたことだが、「とうちゃん」「かあちゃん」というのは「パ

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赤ちゃんがおっさんめいているのは (漫想新聞6号掲載エッセイ)

新生児の顔や仕草が男女問わず「おっさん」めいているという話を聴いた事がある人は多いのではないだろうか。私の子も例外ではなく……というか正直想像以上だった。新生児にとっておっぱいやミルクを飲むのは必死の重労働で、お腹いっぱいになるまで飲んだ子は真っ赤に上気し、かつ満足してぐったり……をこえてぐにゃんぐにゃんとした状態になる。そんな様子の子を抱きかかえていると、酔っ払いのおっさんを介抱している様な気持

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最速!粉ミルクの作り方

離乳食の外食化が可能か試してみようという話になって、近所のデパートのベビールームで子に離乳食とミルクを与えてみた事がある。日曜日だったので私と同様にミルクを作って与えているお父様も多かったのだが、哺乳瓶を水道水にあててミルクを冷まし、中の液体を腕に垂らして温度を確認する…という作業を繰り返しているお父様が多く、なかなか時間がかかる面倒くさい作業のように見えた。そこで、冷ます作業が必要ない私の「最速

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ゆらゆらとシャカシャカ (漫想新聞掲載エッセイ)

抱っこ紐に赤ん坊を入れた状態で、シャカシャカシャカ・ザザーと音を立てる楽器をふり回しながら、そろそろとあるく。四歩。ゆっくり身体を反転させて、四歩戻る。この往復の繰り返し。なにかの舞踊めいた動きは宗教的な儀式のように見えるかもしれないが、これは私の子が二ヶ月になった頃に行っていた寝かしつけ作業の様子だ。ポイントは、歩く振動を与える事と「レジ袋音のラトル」(ピープル社)のサウンドを聴かせる事。ゆっく

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指しゃぶり(がなくなった事)

ついさっき突然気がついたのだけれど、子がいつの間にか指しゃぶりをしなくなっていた。生まれた時から指しゃぶりをしていて、といっても新生児の頃は指をうまくしゃぶるという事はできずに手全体を口に中に押し込もうとしていて、それがいつの間にか上手に親指だけ口の中に入れる事ができる様になって、赤ちゃんらしい指しゃぶりができる様になったねなんて話していたものだったが。

まだウチの子は7ヶ月と若いので、これ

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