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「わちふぃーるど」のペンケースを使用して15年経ちました。

 最近、ガジェット系の記事で100本書こうという目標ができました。ガジェット系といっても、身の回りの愛用しているアイテムをマイペースに紹介していくだけです。

 ↑ここにどんどん書き溜めていきます。
 多分、革製品が中心となります。今回のペンケースも15年以上使っている人なんて滅多にいないと思いますし、経年変化を写真に載せている人はほぼいないと思いますので、写真だけでも面白いと思います。

 さて、本題。

 今回は、ペンケース!

「わちふぃーるど」の世界

 皆さんは、「わちふぃーるど」って知っていましたか?

 絵本や小説だけでなく、グッズも充実していて、猫のダヤンを中心に魅力的な可愛いキャラがいます。ダヤンのクールな目つきが好きです。

 河口湖にある『木ノ花美術館』は、わちふぃーるどの世界観が広がっている素敵な場所です。僕は、車を持っていた頃に一人でドライブがてら遊びに行きました。素敵なグッズが沢山あって、帰る頃には財布がとても軽くなりました。笑

「わちふぃーるど」との出会い

 僕が「わちふぃーるど」と出会ったのは中学生の頃で、ららぽーと横浜の直営店(現在は閉店)でこのペンケースに一目惚れしたのが最初でした。

 元々、猫が好きだったし革製品も好きだったので、このペンケースは両方を兼ね備えた逸品でした。 

 それに当時はまだ中学生男子だったし、猫好きとかいうキャラを出していなかったので、このペンケースはシンプルで男女共に使用できるデザインだと思って、購入を決めました。

 思春期の男女ってそういうのも考えて面倒だったな…。

https://shop.wachi.co.jp/c/gr36/pen/936322

 ↑今もあるかな〜と思って販売ページを見てみると、販売中でした!

 「DB」シリーズ
っていうのは、
 「D」=ダヤン
 「B」=ブラウン

 の略称らしいですね。このダヤンの目つきとシンプルなレザーで使い勝手は最高です。販売から38年以上も経っているシリーズってすごいですよね。それに、今販売されているものは、「MADE IN JAPAN」の刻印もされている国産仕様みたいです。ちなみに、僕の持っているものは刻印が無いので、中国製の時代のものだと思います。

 なので、今購入すれば安心の国産です!(中国製でも15年以上も問題無く使用できているので、品質保証はバッチリですね!)

使用してから15年!(写真付で紹介)

 さて、では実際に使用しているペンケースを写真付きで紹介していきます。使ってみた感想とかも併せてここに書いていきます。

外観


刻印はエンボス加工。褪色は進んでいる。

 まずは外観から。

 ロゴはエンボス加工によって、作られているみたいです。

※エンボス加工…今回のアイテムは、ヌメ革をロゴ部分をかたどった凹版でプレスして、ロゴ以外がプレスされてロゴが浮き出るように作られているみたいですね。

 ロゴ部分は、手染めで仕上げているらしく、15年経過してもインクが残っているあたりをみても職人技が光っています。

 そして、表面はヌメ革で軽くオイルが染み込んでいるのか、経年と共に艶が出てきて光沢も帯びてきております。最初は、販売ページにあるようなもっと明るい生地に光沢も無いものでしたが、使用していくたびにブラウンに深みが出てきて光沢も出てきました。

 中学生や高校生の頃から使っているだけあって、小さなキズも沢山ついていますが、深くなければ経年と共に馴染んできて目立たなくなります。目立たなくなるといいつつも、キズ部分だけ少し明るい色になっていますが、それが逆に味が出ている感じがあって楽しんでいます。

底面にも革を1枚打っています。

 そして、底面に長方形の革を一枚打っていることで、強度が増していて丈夫な作りになっています。ミシン縫いもしっかりしていてほつれも全くありません。少しだけ糸が解れてきていますが、まだまだ現役で使えています。

内面

意外と大容量

 中身もシンプルです。15cm定規やカッターを入れてもペンが8本くらいは入る大容量なところも魅力的です。

 文房具が好きで、学生時代は色々とペンを持ち運んでいましたが、それでも容量に困ったことは一度もありませんでした。

 具体的に言うと、
 ・シャーペン 2本
 ・替え芯
 ・消しゴム
 ・3色ボールペン 1本
 ・定規
 ・カッター
 ・サインペン 1本
 ・油性ペン 1本
 ・蛍光ペン ピンク・ブルー・イエロー 各1本

 学生の頃ってペンを色々と使い分けましたよね。それでもこのペンケースひとつで問題無く過ごしてきました。今は、基本的には青色のボールペンと蛍光ペンばかり使っているので、シンプルになってきました。

 余談ですが、青色は記憶の定着にいいらしいですよ。僕は「目に優しそう」という極めてシンプルかつアホな理由で青色ばかり多用していますが、記憶の定着に良いという話を聞いてからは、仕事中のメモや勉強用には青色ばかり使用しています。

普段使うペンが少ないのでまだまだ余裕

 さて、話が少しズレてしまいましたが、今のペンケースの中身はこんな感じです。事務仕事ではないのと、仕事では職場に置いてあるペンを1本だけ使っているので、ペンケースの中身自体は少ないです。

 今の中身は、
 ・3色ボールペン 1本
 ・フリクション 1本
 ・蛍光ペン 1本
 ・サイン筆ペン 1本
 ・カッター
 ・定規

 少ないし青色が多すぎますね。笑

使用した感想

 やっぱりシンプルなデザインは飽きない!

 学生の時も、プライベートも、仕事も、どんなシーンでも似合うので本当にありがたい。ロゴもダヤンのクールな目つきと文字だけなので、派手な感じもしないのでアラサー男子が使っていても問題無し!

 どんなにお金を出しても、この15年使い続けてきた愛着と思い出は買えないです。

 まるで、「星の王子様」の1本のバラみたいです。

「君が時間をかけて育てたからこそ、そのバラは大切なんだよ。」

『星の王子さま』(サンテグジュペリ/著 池澤夏樹/訳 集英社文庫)

  母親から小さい頃に教わった
 「本当に必要なもの?」
 「良いものを買いなさい」
 「物は大切に使いなさい」
 
この3つを未だに実践し続けていることで、僕の周りには大切なかけがえのないものが溢れています。

 今回のお気に入り100選の記事を書こうと思ったのも、これを読んだ皆さんにも「星の王子様」のように、皆さんにとっての「大切なバラ」がたくさん溢れるようになれば、と願っているからです。

 今の時代、大量生産大量消費で、家電製品も製品寿命がどんどん短くなってきています。それにインターネット等が目まぐるしく発達していることで、どんどん新しいものにアップデートしなければ時代についていけなくなってきました。

 でも、そういう時代にこそ「大切なバラ」のようなものが1つでも多くある方が幸せだと考えています。

 皆さんの長く使っている大切なアイテムも教えてほしいなあ。


 

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