見出し画像

はじめてダイヤになったので構築とかメモ【NEOスタン2022-3】

はじめまして。
ドリュウとか成亜とか名乗ってる者です。大体はドリュウさんで通ってるのでドリュウさんでいいです。

MtG歴はフォーゴトンレルム探訪から。
TCGは約10年ぶり、対戦経験といえばルールも怪しいのにポケカの公式大会に行って歳下に淡々と殺されたくらいです。当時はカードショップの存在も知りませんでした。
そんな私ですが、先日アリーナの構築ランクでダイヤモンドティア-4に到達しました。

えっ? ミシックじゃないのかって? うるさいやい!

というわけで、初心者なりに構築とか出会った相手のこととかを記録しておこうと思う所存であります。

構築内容

画像1

DECK-UP→https://mtg.deckup.cards/deck/2049881/

基本的には2月末にあった日本選手権2021FINALで3位の井川さんが使ったボロスアグロの通りですが、優勝の中道さん使用の白単にもう少し寄せてます。
主には《剛胆な敵対者》、および《放浪皇》の採用です。
前者はマナフラ受けになるのと、特に対アグロ(ウィニー)では絆魂の影響は大きく感じるため。元いた《日金の歩哨》は集会条件を満たしにくく、墓地1枚追放も現状今ひとつ出番に欠けるように思うため。
後者は単純に使いたかったのと、ハンデスなり戦闘なりでヘイトを受けてくれるため。重めかつ土地の枠を食ってるのでマナに困ることもなくはないけど……

他、環境的に豊富なトークンを軽く減らせる《冥途灯りの行進》を2枚、息切れ対策である《スカルドの決戦》を1枚をメインインしてしまっていいかな、と。《軍団の天使》抜いて決戦2枚にした方がサイド空いてよくない? とも思うんだけど、まあ、そこはまだ検討中ということで。
土地は似たようなリストも見たものの多くの場合《怒静の交錯》を4枚にしてる様子。アグロ的に初手アンタップインできるように、という理由だと思うんだけど、中々条件を満たせないので後半にテンポアドを失わない《日没の道》とハーフ&ハーフにしてます。なんならいっそ《日没の道》だけにしてもいいんじゃない? という気も若干する。

ボロスアグロといえば同じく5位の手塚さんが使ったような、《血に飢えた敵対者》と《轟く雷獣》、《無謀な嵐探し》を採用した赤寄りの構築も多いですが、今回はタッチ赤にしました。
というのも、紙の方のVOW環境ではベタな白単を握っていたのですが、どうにも1マナ域がしっくりこなかったんですよね。ネオ神河発売後しばらくはリミテ(とマスターデュエル)で忙しくて構築を見直せてなかったのですが、井川さんのデッキを見て、1マナがビシッと好みにハマったのでタッチ赤で行こうと決めた次第です。

相性とサイドボーディング

そもそも、ベースになっているサリア4積みクリーチャー染めの白単は1月末の禁止まで猛威を振るい続けたイゼット天啓を狩るためデッキとして台頭したもの……と認識しています。
実際VOW環境のMOにおけるデッキ統計を見てみると、最大勢力は天啓→白単→緑単とメタが回転しており、その改造品である本デッキも概ねこの相性を引き継いでいる形です。

とはいえ天啓禁止・ネオ神河追加以降、環境は健全化され多様なアーキタイプが存在するように。
というわけで、自分がマッチしたデッキの例を挙げていきます。

セレズニアミッドレンジ

晴れる屋のデッキリストではまだ少ないですが、Goldfishの統計ではトップ3に入る《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》をメインにしたデッキ。恐らく、ラクドス金床(後述)をメタ対象にしている。
構築法には幅があるらしく、特にエンチャントの積み方に個性が出る模様。《婚礼の発表》は勿論だけども、《永岩城の修繕》《梓の幾多の旅》《珠眼の寺守り》といった英雄譚、上陸じゃない上陸効果《咆哮する大地》にも出会いました。
遭遇率最多だったものの、除去を増やして対処できる範囲。ヤシャーンではなく佐津木採用の英雄譚デッキにも出会ったけれども、基本は同じ対処法。
OUT:サリア2枚、熊野2~4枚、呪文縛り1~2枚
IN:運命的不在、スカイクレイブの亡霊

なお、稀にレン七を採用している場合もあり、その場合はどうしようもなく負ける。

日向オパス/ジェスカイコントロール

《暁冠の日向》と《マグマ・オパス》のコンボデッキ。これのおかげで、紙では《マグマ・オパス》のシングル価格が200円から1000円超えになった模様。
基本的にはジェスカイコントロールのためメインデッキから構造は変えたくないですが、サイド後は全体除去・火力が増えると予想できるので《ガーディアン・オヴ・フェイス》を入れておく。
OUT:熊野か野心家か呪文縛りを1~2枚
IN:ガーディアン・オヴ・フェイス、勇敢な姿勢

イゼットコントロール

偶に遭遇する生き残り。対処法としてはジェスカイと同じなんだけれども、何故かサイド後はピッタリ綺麗にみんな《くすぶる卵》を手札に引き寄せるので若干注意。3マナをスカイクレイブの亡霊に差し換えてもいいかもしれない。

オルゾフミッドレンジ/エスパーコントロール

ミッドレンジなのかコントロールなのか境界線が曖昧なデッキ。50円だった《婚礼の発表》を1200円まで押し上げた主犯。実はひっそり天啓環境で草の根勢力を築いていたらしい。環境変化を読んでボロ儲けした奴もいるんじゃないか
婚礼に加えてロルスとソリンでトークンを作るのが基本戦術。放浪皇も追加されてもうめちゃくちゃ。《消失の詩句》という優秀な除去を構え、《食肉鉤虐殺事件》で盤面を一掃してくるので1戦目は苦しい戦いを強いられるものの、サイド後は引きが腐らなければ勝てる。
白単ではなくボロスにする一番の理由がこの相手が積んでくる《ひきつり目》と《よろめく怪異》で、熊野が裏面になると死亡誘発を気にせず殴ることができる。
ただサイドに一番迷う相手でもあり、正直どれも抜きたくないんだよなーと思いながらしぶしぶ抜いている。誰かご意見頂戴。
OUT:呪文縛り、敵対者、サリア、兎電池から1~2枚とか?
IN:運命的不在、スカイクレイブの亡霊、ガーディアン・オヴ・フェイス

……と、書いてたらセカコロに白単で準優勝の方のnoteが公開されていた。呪文縛りぶっこ抜いていいらしい。マジか。

マルドゥイグニッション

《墨の決闘者、キリアン》と《天使火の覚醒》のコンボ性に目を付けたデッキ。
コンボとはいえ基本的にはアグロデッキで、白黒から地味に厄介な《勝利した冒険者》《無私のパラディン、ナダール》を積んでダンジョンをサブプランにしたデッキにも出会った。現状としては除去が間に合わず全敗。踏み倒しが効くのでサリアは残す意味がないかと思われる。
OUT:サリア、熊野
IN:スカイクレイブの亡霊、運命的不在、粗暴な聖戦士

ラクドス金床

一番の天敵。《鬼流の金床》による横展開、そのために積まれた宝物生成によるマナ加速、サイドインの《レイ・オヴ・エンフィーブルメント》に加えて《税血の収穫者》によるマイナス修正除去と、およそ白には対応の難しい要素が満載でつらい。人気な上に現状全敗なので助けてくれ。
相手のサイズが小さいし、破壊不能もあまり意味がないので《勇敢な姿勢》はOUTか。《ポータブル・ホール》も入れるべきなんだろうけど、構築見直さないといけなくなるなぁという感じ。
OUT:勇敢な姿勢、と何か
IN:ガーディアン・オヴ・フェイス、スカイクレイブの亡霊

白単アグロ/ボロスアグロ

ミラーマッチ。
サリアを抜いて除去重点……が良いように見せて、相手も除去を増やしてくるので2枚残す。後はもう引き次第。
OUT:サリア2枚、熊野2~4枚、呪文縛り2枚
IN:スカイクレイブの亡霊、粗暴な聖戦士、運命的不在

回した感想と今後の構築見直しについて

これはやられた感想でもあるんだけれども、《精鋭呪文縛り》はアグロでも辛い。寧ろアグロの方がマナを細くしてる分コントロールより辛いのかもしれない。と思ったので、抜く優先度上げようかと思う。
例には挙げなかったナヤ・ルーンは除去に弱すぎるからなのか1回しか見なかった。気持ちいいデッキではあるんだけどね。
あとは《ポータブル・ホール》を入れたいんだけど、何を抜くかなぁ……《粗暴な聖戦士》より《スカイクレイブの亡霊》を優先しているものの、頼りすぎると不意に出てきたヴォリンクレックスなんかに轢き殺されるので抜きたくない気持ちがある。飛行4/3を失うのは苦しいけど、軍団の天使をやめてサイド枠を開けるべきか……悩む。

来月もモチベがあればミシック到達を目指したいところだけど、月末にはニューカペナの街角が待っている。友好三色土地が予定されているので、これに合わせて三色目を混ぜてみたいかなー……という思いはありつつ、検討してるとやりたいのが大体楔三色になりがちなのが難しいところ。一体どうなるんでしょうね。まあそちらはゆっくり考えよう。

まとまりがない記事になってしまいましたがこの辺で。
紙の方の日本選手権が控えており、まあ勝てるとは思ってないけど腕試しに店舗予選には出てみようかどうしようか、それまでに構築どこに持っていくか、一方で下環境で組んでみたいデッキもあるし……と考えることが多い。

マジックの世界にはまだまだ踏み込んだばかりで、いつまでこのマイブームが続くかわからないけど、楽しめるうちに楽しんでおこうと思います。


《ポータブル・ホール》の1枚くらい奢ってやるか、と思ったら投げ銭ください。

ここから先は

18字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?