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こどもにわたしの影響を与えたくないと思ってきた

こう書くとなんだか
ネガティブな母ねと
思うかもしれないけど

長女が生まれて
すぐに沸いた感情

生まれてから
学校に行くまで
24時間365日
母と子は同じ空間にいる

と言っても過言じゃない

どうしたって
1番近く 長く一緒にいる
母親の影響受けるのは
自然だろう

わたしが特別 
自己肯定感が低いとか
そんな事はないと思ってるけど

偏っている
とは思う
(夫に世捨て人と言われる)

対極にいる夫がセットなら
中和されたのだろうけど
娘の赤ちゃん時代は
本当にワンオペだった

さっきも
知り合いの赤ちゃん
抱っこすると
心がブラックになる
(自分の娘で体験してないから)
と苦笑いしてました

余談だけど
今長女は10歳
スキンシップ大好き
パパ、今でも抱きついてもらえて
本当幸せそう
良かったね。笑

話を戻して
自分の影響を
なるべく与えたくない

そう思ったきっかけは
なんだったのか
覚えていないけど

娘がシンガポールで
幼稚園にあがり

やっと自分以外の
大人たちのいる
コミュニティに娘を
放つことが出来た

心底安心した記憶がある

世の中にはたくさんの
素敵な
立派な
愛情を与えてくれる
大人がたくさんいる

娘をわたし1人の元に
閉じこめておく
(という感覚を少なからず
持っていた)
そんなに勿体無い事はない

1日も早く
世に送り出したい

そして
本人が望むなら
小学校でも中学校でも
寮のある学校に
進むのが良いだろう

とにかく母と娘は
離れた方がよい
そうに決まってる

今思うと

母娘の共依存な状態を
昔に周りで見てきたから

と思い当たる節もある。


関係が近すぎると
お互いに見えなくなる

親子での距離感は
おそらく
親側が適切に保っていないと
失う物が大きい

と、私は思う

可愛いが故に
つい口をだし
心配が故に
手を出して

本人の意思を尊重する

いちばん大切な事を
忘れてしまう


あの時の
いつも焦っていた感覚は
気がついたら無くなった

それは
これまで娘に接してきてくれた
たくさんの
愛情深い大人たち

シンガポールでお世話になった
先生方やヘルパーさん
東京のじじばばたち
私の本当に素晴らしい友人たち
夫の愛すべき悪友たちのお陰

10年前に芽生えた
自分の影響を最小限に
しなければ…

その思いは今

ママも頑張ってるよ!
大人って楽しいよ!
そんな風に変わった

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