BA, AIR, LUVの近況

ボーイング(BA)
1-3月の四半期に83機の民間航空機を納入したが、これは前年同期比-36%の値だった。
連邦航空局はボーイングの737 MAXの月産機数を38機に制限している状況。
S&Pはボーイングの格付けアウトルックをネガティブに引き下げ。
生産の不確実性、指導者の交代、スピリット・エアロシステムズの買収交渉を指摘。

エアバス(AIR)
1Q 24決算
EPS €0.81 (est. 0.86)
Revenue €12.83B (est. 13.17B)
第1四半期に142機を顧客に引き渡し、前年同期比で12%近く増加した。一方、ボーイングは前年同期比36%減の83機にとどまった。
ナローボディのA320型機は2026年に月産75機の生産を引き続き見込んでいる。
ワイドボディのA330型機については2024年に月産4機とする目標は変わらないが、大型モデルのA350型機については2026年に月産10機とする従来の目標に対し、2028年には月産12機に増産することを決定した。

サウスウエスト航空(LUV)
今年中にボーイング社から受領する新型機は3月時点で予想していた数の半分以下の20機にとどまり、それ以前に予想していた737 MAXの合計納入数79機を大幅に下回る見込みであると発表。
ジェット機納入の遅れに対応するため、パイロットと客室乗務員の増員を停止する。またメキシコのコズメル国際空港、ワシントン州ベリンガムとニューヨーク州シラキュースの空港、そしてヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港の4つの空港の運航を停止する。

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