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そういえばタピオカってどこいった?

みなさんこんばんは。

今回は一気に拡大したものはその反動で一気に収束に向かうについてお話をしようと思います。今回も自分の会社を例に挙げながら、分かりやすく解説していきたいと思います。

本題の前に2つ例をお見せします。

グーグルトレンドのキーワード検索「タピオカ」

Googleトレンドでキーワード検索をすると、検索したキーワードがどの時期どれだけ検索されたのかを表示する検索ボリュームが表示されます。
上記のグラフは「タピオカ」を過去10年間の時間軸で表示させたものです。

次はこちらいきましょう。

グーグルトレンドのキーワード検索「スマホケース」

上記は「スマホケース」を同じく時間軸10年で表示ししました。

もはや今ではすっかり懐かしくも感じますが、少し前に一世を風靡した「タピオカ」と、今もなお根強い需要をもつ「スマホケース」を比較してみました。

この2つの違い分かりますか?

早速今回のテーマの結論ですが、このように一気に拡大したモノはその反動で一気にシュリンク(縮小)するんです。

それを如実に表したのが、この2つの例になります。

これは事業だけでなく、市場、株価、組織も全て同じ原理が働きます。

自分が既に展開している事業orこれから参入する市場が伸びているのは一時的なブームなのか、それともまだまだこれから右肩上がりで伸びていく要素、ポテンシャルがあるのかしっかりと見極める事が大切ですね。

タピオカのように市場が一気に拡大するものは、トレンドに乗ると確かに儲かる確率もありますが、一方でブームが去りかけている時期に参入したり時期を間違えると成功率はグッと下がるので、流行っている事業にこそ注意が必要です。

もし一時的な流行りのビジネスに参入するとしても、基本は頭と尻尾はくれてやれですね。
※「頭と尻尾はくれてやれ」〜株式相場の格言。1番理想的なのは一番下の最安値で買って、最高値で売る事ですね。ただそんな欲をかくと買い時も売り時も逃して、逆に損をしてしまうので、欲をかかずにその間の利益を確実に狙っていこうという例えです。


自分が今扱っている商材を軸に事業をスタートしたのが4年ほど前になります。
当時はこの商材が自分たちの業界に出たばかりだったため、その噂を聞きつけた多くの営業会社が列をなしてこの商材を導入していました。
当時は営業未経験の新人でさえ、お客様に提案したら買って頂けるくらい売りやすい商材でした。(もちろんお客様にもメリットが十分にあります。)
ただこれも一時的なブームだったため、4年後の現在は商材自体の勢いはどんどん下降線を辿っています。

当時この商材をもとに、同じ時期にスタートした企業はどこも一時的には儲かったと思いますが、最近風の噂で聞いたところ、今では生き残っている企業はほとんど無いそうです。

ちなみに弊社は沢山のご支援も頂いた事と、ある程度事前にブームが終わることを察知していたので波に飲まれずに済みました。

現在もこの商材を扱ってはいるものの、当時に比べるとはるかに売上自体も下がっているので、商材自体の寿命をそろそろ感じています。

今は軸足を他の商材に移しつつ、少しずつ方向性を変えている転換期を迎えています。

この様に一気に拡大したモノは同じ様なスピードで収束に向かう傾向がるので、メインの事業に置くにはリスクが高いかもしれないですね。
理想で言うと少しずつ伸びていく様な市場に参入したり、右肩上がりに事業モデルの構築が出来るのが理想ですね。


今回のまとめになりますが、全てのモノに寿命があるように、ビジネスモデル・企業や施策にもトレンドがあり寿命があります。
特に一気に伸びたモノは一気に収縮するリスクがあるので、注意が必要ですね。

だからこそ爆発力はなくても堅実に積み上がる仕組みを作ること、事業のフェーズ毎に守るべき原則をしっかりと守って施策をすすめることですね。

最近いつもお伝えしますが、事業を拡大する上で売上の最大化も大切ですが、今後起こりうるリスクを事前に排除しておくことも同じくらい大切です。

今日もすこしでも皆さんのためになれば幸いです^ ^

今日は以上になります。

今日も読んでいただきありがとうございました^ ^

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