マインドセットってどうやるの? その6

この方法(マインドセットを含めて)について『科学的には検証されていない』なんて批判をする方がおいでのようですが……(一連の記事が実際に批判されたわけではなく、一般論としてです)

実際の話し、こういう個人差が多いことは科学の根本的な『誰がやってもほとんど同じ結果にならなければならない』という条件から著しく外れています。

ということは、どういうことか?

『科学の範疇外』ってことです。 広い意味では非科学的、と言えるかもしれませんが……

実態として『科学の手が届かない』ということなのです。

科学にだって限界はあるのです。 麻酔だってなぜ効くのかが分かっていないらしいですから。

そう、鍼麻酔は特に……。

実は……
もともと、『Oリングテスト』は、鍼灸師の間で使われていた診断法に改良を加えたものです。

身体の異常を機材なしに判定することができる、というので、割に人口に膾炙しています。

さて、それでは次の解説を。

・手合わせ法

Oリングテストをひとりでもやれるようにしたもの……といっていいかもしれません。(考えだされた順番は逆らしいです)

ただ、多少広く、そして人目を避けるスペースが要ります。

本来、人目を避ける必要はないですが、人に奇異の目で見られる可能性が高く、それを意識すると結果に影響するからです。

1 姿勢を整え、背筋を力まず伸ばします。

2 手の指を軽く伸ばし、胸を広げるような気持ちで両腕を横一文字に伸ばします。

3 まっすぐ前を見ながら、ゆっくりと体の正面で手を合わせます。 その合わせた先にある『何か』を『目印』にします。

4 再び両腕を横一文字に開き、さっきの目印の前で『パチン』と音が出るくらい、しかし軽く手を合わせます。 柏手(かしわで)を打ったくらいの音がすればOkです。

5 そして、合わせた手の、左右の中指がズレているか、揃っているか(第一関節の半分以上のズレだと『ズレている』、半分以下なら『揃っている』)を見ます。 大体の場合は揃っているでしょうから、それをイエスの位置としておきます。
ズレている場合は、向きを90度変えて3からやり直してみてください。 それでもズレるようなら、そのズレた状態があなたの『イエス』です。

6 その『イエス』を基本として、その逆(イエスが揃った位置ならズレた場合がノー、イエスがズレている場合は揃った場合がノーということ)が『ノー』ということになります。

7 次のように心のなかで言います。
「次の質問(註・これが訪ねたいことです)に対して、イエスなら『イエス』と現れるようにしてください」
そして、本番の質問をします。
今回の場合は「『VMACS』の次の段階に進んでもいいですか?」ですね。

8 まるで正反対の質問をしてみても、両方『イエス』反応、あるいは『ノー』反応になる場合があります。 その時は
「今、このことについて尋ねていいですか?」
と聞いて同じようにしてみましょう。
それで『イエス』反応が出たら、場所を変えてみましょう。

あなた自身の期待によって影響を受けるため、信頼度は更に落ちるのですが……
一応、一人で手軽にできるので振り子(ペンデュラム)法というのもご紹介しておきます。

・振り子法

かなり怪しげですが、『観念運動』という心理学に由来する事柄に基づいています。

一言でいうと、催眠術の基礎の応用です。

用意するものは振り子です。

それは、ペンダントでもやれますし、なんなら5円玉に糸を結びつけたものでも構いません。(下の画像↓は、上丘が使っているものです)

『ペンデュラム』で検索すれば(良い時代です(^▽^))たくさん出てくる(およそ400円~)と思いますが、特に専門のものを購入する必要はありません。 

『形から入るのがスキ』な方とか、お好みに応じてどうぞ。

ようするに、ある程度の長さ(15~20センチ)の糸状のものに錘(おもり)を付けて振り子にして使うだけです。 ボタンに絹糸でもあなたが気に入ればよいのです。

1 図↓のような図形を書いた紙を用意します。 なんなら、この図をプリントアウトしても構いません。
(目安に使うだけなので、そんなに正確でなくともよいのです)

2 振り子の持つ位置を決めます。 十五センチくらいにすると良いでしょう。
これはあまり変えないでください。 変えると判定結果に影響する可能性があるからです。

3 先ほどの紙(振り子基)の上にぶら下げて、心のなかで質問をします。 その場にいるのがあなた一人の場合、声に出してもいいでしょう。
その質問は、イエスかノーかが確実に判断できるものがいいです。 例えば
「私は女ですか?」
などです。 後にならないとわからないもの(次の日の天気など)は、今はまだ避けてください

4 振り子を眺めながら、しばらく待ちます。

5 直線的な動きになるか、それとも円を描くような動きになるか……大体はこの2つのパターンです。
念の為に、3の質問とは逆の(「私は女ですか?」と尋ねたのでしたら、今度は「私は男ですか?」)答えになる質問をして、先ほどの質問とは違う反応をすることを確かめてください。

6 これで、あなたの潜在意識からの『イエス/ノー』が振り子で分かるようになりましたので、『Oリングテスト』と同じように
「『VMACS』の次の段階に進んでいいですか」
と尋ねてから、振り子でその反応を見ます。

7 『イエス』なら次の段階に進みます。 『ノー』ならもう少し今の訓練を続けてみましょう。

つまり、表層意識による判断が入り込まないような状態の肉体的反射によって、潜在意識からの『イエス/ノー』を調べる、というわけです。

それが、Oリングテストでは力が入ったままか否かであり、手合わせ法では指の長さ(というか位置)が一致するか否か、振り子法では、イエスの反応(どちらがイエスかは個人差があるのです)が出るか、ノーの反応が出るか……というわけです。

慣れていくうちに、なんとなく潜在意識からのメッセージが分かるようになりますが、人間には欲目があるので、判断を誤らないためにもこの判定法(できたら、複数のの判定法で)検証した方がいいのです。

つまり、Oリングテストでも、手合わせ法でも、瞬間的なものなので表層意識で操作しづらいわけなのです。

翻って、振り子法ですと願望が反映されたりします。
だから、自分は振り子を見ずに……というのが望ましいのですが、協力者がいるなら、Oリングテストを行ったほうが手っ取り早いですから……。

そういったわけで、3つの判定方法をお伝えしました。

これらの判定法は、やり方によって様々な応用が効きます。

『VMACS』と合わせると、それこそ千変万化のことに使えるのです。

これからもそれについてお知らせしますので、ご期待ください。

あ!

忘れるところでした。

これらの方法による判定の精度を上げる方法があります。

それは、判定を行う前に、事前判定として

これから、『○○(尋ねたい内容)』について尋ねていいですか?

と潜在意識に尋ね、イエスの答えが返ってきた時にだけ、判定を行う、という方法です。

更に、判定を行ったあとにはあなた自身の潜在意識に向けて

「有難うございます」

とお礼をいうことです。

バカバカしいと思うかもしれませんが、これを行うか行わないかで判定の精度がまるっきり違ってきますので、行うようにしてくださると幸わいです。

さて、それでは次回は、『VMACS』の簡易マニュアルの公開、及び、その解説を行います。

乞うご期待。<(_ _)>

続く→その7 

簡易マニュアル


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