頭って、どうすれば良くなるの? その3


メモリー、即ち記憶を鍛える――増やす方法としてポピュラーなものに、『記憶術』があります。
実は、この記憶術自体に頭を鍛える(スペックを上げる)作用が期待できるのです。
今回は、詳しい説明は省きます(実は、資料が手元になくて(^_^;A)が、脳の『汎化作用』というものがその根拠です。

その『記憶術』または『記憶法』ですが、いわゆる『右脳』を使うのが大量に早く憶えるポイントなのですね。

つまり、イメージをつかい、よく知っていてめったに忘れないものと結びつける……というのか原理なのです。

それも、『ペグ法』と『連想法』、『連続連結法』などがあります。

詳しいことは別の機会に……(いろいろと本が出ていますので(^_^;A)、今回は『アインシュタイン・ファクター』に載っていた
『イメージストリーミング』をご紹介いたします。

なお、『イメージストリーミング』はメモリーを鍛える方法ではありますが、記憶術ではありません、念のため。


そのやり方は……『アインシュタイン・ファクター』の方法そのままではありませんが……効果がある、と感じられるものです。


1 お好きなドラマやアニメ、映画、落語、ドラマCD……などを用意します。(お気に入りのものを1つか2つ3つでいいのです)

2 ドラマやアニメ、映画の場合はそれを見てください。

3 次に、それを音だけにします。 落語の場合は録音したものを聞くのでもいいと思います。 つまり、映像をカットするわけですね。

4 そして、その音声を聞くのですが……そのときにドラマやアニメの場合は先程(または以前に)見た映像を思い出しながら聞いてください。
元々音だけの方はそのキャラクターをアニメのように思い浮かべてください。(わりと簡単にできるかもしれません)

5 落語の方は、多少高度になりますが……おそらく演者が名人の場合はあなたの頭にその演者ではなく落語の内容のイメージがアタマに浮かんでいると思いますので、それをイメージするか、落語に慣れていない人は(もっとも、慣れていない人は落語をこの訓練に使わないかもしれませんね(^_^;A)演じている、その姿を思い浮かべてください。

6 さて次に(……念のため注意しますが、これらは必ず連続してやらなければ……というものではありません。 おすきな時間に行ってくださいね)
目を閉じて(気が散らなければ閉じずともオーケーです)前にイメージした映像をまた思い浮かべてみるのです。
ただし今度は音声を聞かずに、です。

7 すぐにうまくいかないかもしれません。 こういうのは実は向き不向きがあり(いわゆるNLPのVAK:視覚タイプ・聴覚タイプ・触覚タイプのなかで、向いているのは視覚タイプと聴覚タイプ、向いていない……つまり難しいのは触覚タイプ……ということです)すぐにうまくいかない人もいるのです。
でも、脳の視覚中枢と聴覚中枢のリンクが活性化すれば楽にできるようになります。


これで、カンの良いあなたは分かったと思います。 『覚えながら、頭の回転(スペック)を上げる』のが『イメージストリーミング』なのです。(ちなみに、これは変形版です(^_^;A)

ちなみに、本家のイメージストーミングは、ちょうど逆のやり方をします。 つまり、頭の中に思い描きながら、その情景を口でしゃべるのです。
その場合には、誰かに聞いてもらったり、録音したり……あるいは聞いてもらいながら録音したりします。

更に高度な練習法として、聞きながら会話などを書き写し、更に情景描写をする……というのもあります。(^▽^)


つづく→その4(工事中)


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