見出し画像

『グルート』

どうも、こんにちは。

神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます、
日本のビール界の担い手、前田大作です。

このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
そんなに長文ではないのですらっと読めるとは思いますが、
最後までお付き合い宜しくお願いします。


🍺BeerNote〜7杯目〜

本日は、ビール好きならもちろんご存知であろう『グルート』についてのお話です。

あ、トップ画はグルート違いです。笑
“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー“に出てくるベビーグルートです。
超可愛くてめちゃくちゃ好きなんです。笑

ホップがビールの主原料として使用される以前、
中世ヨーロッパでは、ビールに苦味や風味をつけたり、腐敗防止や保存性を高める為に様々な薬草を配合したハーブ類を使用していました。
これを『グルート』と呼んでいました。
領主たちはグルートの生産や販売の権利(グルート権)を独占し、人々に専売し利益をえていたそうです。(←※ここらへんビア検定出ます)

この後、ホップが主流となっていくのですが、それはまた次回にします。

因みに、、、

現在もベルギーにあるグルート醸造所というところでは、ホップを使わずハーブやスパイスでビールを醸造しているそうです。
ベルギーに旅行へ行った際は、是非グルート醸造所へお立ち寄り下さいませ。


本日も最後までお付き合いありがとうございました。
今宵は、昨日から寝かせていた“マルエフ”を解禁します♪楽しみですね〜

また次回も乾杯いたしましょう🍻

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?