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空港ノススメ(空オタのひとりごと)

こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
 
私はライトな航空ファン(空オタ)ですが、友人には飛行機なら何でも大好物なヤツと思われているようです。航空ファンといってもクラスタはとても細分化されていて、楽しみ方は多種多様です。私自身も飛行機に関わるもの全てに飛びつくのではなく、興味があるジャンルを深堀しています。
 
乗るのが好き、機材等、航空技術が好き、機内食が好き、民間機が好き、軍用機が好き等々…飛行機好きが集まっても、その生息域が異なることは少なくありません。基本、航空ファンはクラスタを掛け持ちしてるので共通の話題はあるし、ヒコーキラブ同士、会話は盛り上がるので問題ありませんが。
 
自分の場合は、民間航空のジャンルが好きですが、特に好きなクラスタは「路線」や「時刻表」です。旅が好きなので空路に限らず陸路や海路、移動に絡むモノを調べたり妄想するのが大好物だったりします。
航空無線も少々嗜みますが、プリセットされたチャンネルをカチャカチャ切り替えて受信する程度。それでもパイロットと管制官の交信を聴きながら仕事をすると捗るので、結構満足しています。
 

東京大田区の翼公園では、飛行機の迫力ある着陸を間近で観られます。航空無線を聴きながら眺めると、さらに臨場感が高まって楽しいです



少し変化球ですと「エンジン音」や「航空燃料の匂い」も好きかもしれません。
前者はエンジンメーカーや種類による音の違いを楽しんだり、離着陸時や姿勢制御時等、時々で変わる音色に耳を傾けます。後者は航空燃料の独特な香りを嗅いでウットリします。離陸前、燃料を満載した機内の座席に着くとケロシンの香りがふわりと漂ってくることがあります(特に翼付近)。あれがたまりませんね。子供の頃、タクシーの排気ガスの匂いが好きだったので、その当たりの嗜好(性癖)が残っているのかもしれません。
 


もう少し一般的というか共感を持ってもらえそうなクラスタとしては「空港」でしょうか。
空港は飛行機に乗り込む場所、駅の役割を持っている空の玄関口ですが、楽しみ方、過ごし方はたくさんあります。色々な媒体で空港の魅力は紹介されていますし、過ごし方も個々で決めているかと思います。私の場合は空港の機能を楽しむというより、お気に入りの場所を見つけることが趣味だったりします。

ニュージーランドのオークランド国際空港は、スタイリッシュかつ利用しやすかったので良い印象です


空港は先端技術や先進的サービスを体験できる場所ですが、人の能力に多く頼らなければならない労働集約的な面も持っています。運輸サービスを機能させるために様々な設備や仕組みがあり、多くのスタッフがそれらを支えています。空の世界は海運の規則を参考にしているモノも多く、空港も港湾の伝統的なルールに近いものを採用しているのかもしれません。

シンガポールのチャンギ国際空港第1ターミナル。天井の低さと案内板の色遣いが、一昔前のアジアの空港の香りが漂ってきて良い。アジアのハブ空港というだけあって、自分も何回もお世話になっています。野宿とか色々な想い出があります。とにかく寒い


最近では空港ごとに、地域の特色を出したりお国柄を表わしたりして独自性を打ち出しています。国内空港の愛称は微妙なモノも多いような気がしますが(笑)。

また我々旅客は、色々な目的で空港を利用しています。旅に出る人、出張の人、故郷に帰る人、それらを見送る人、迎える人、それぞれが想いを抱えて同じ場所に集まり、別れていきます。そこでたくさんの物語が生まれているのでしょう。

世界一美しいと評されたスペインのビルバオ空港。曲線と自然光をふんだんに取り入れた設計で、確かに印象的でした。結構大きな空港ですが、ヨーロッパ周辺の航空会社しか就航していないので、ローカルな雰囲気がありました。


空港は本当に色々な表情を持っていると思います。
そしてそこでお気に入りの場所を見つけたり、小さな想い出を作るのが「ワタシ的空港」の楽しみ方というわけです。
もちろん展望デッキに出て飛行機を眺めたり、ショッピングや食事を楽しんだり、出発前に珈琲を一杯味わったりするのも最高ですね。当然、私も楽しみますが、それとは別に空港の景色を心の中で切り取って想い出に残すという作業がとてもお気に入りなのです(可能な限り写真に残しますが)。

バーゼル・ミュールーズ空港の敷地内には、スイスエリアとフランスエリアがありどちらも利用可能。右に進めばスイス、左に進めばフランスです。出発階は普通に両国につながっていますのでどちらに進んでも大丈夫です



国内ですと、羽田空港の国内線なら第1ターミナル1F(JAL側)にひっそりとある「羽田航空神社」。空港ターミナル内にある小さな神社で当然参拝もできます。到着階にあるので目立たない場所にあります。
あとオープンスポットからの搭乗(バス移動)ですね。羽田は離発着が多い巨大空港なので、ボーディングブリッジからではなく「沖止め」登機は臨場感たっぷり、また色々な施設も車窓見学できるのでワクワクです。正直、羽田に到着した際に沖止めですとがっかりなんですが(ターミナルに着くまで時間がかかる)、出発ならラッキーです。地方空港行きの小型機材利用なら沖止め確率は高いかと思います。

羽田の沖止めは巨大空港を実感する良い機会。もちろん飛行機にはスムースに搭乗します。うろうろするのは厳禁です


国際線なら第3ターミナル、出国後の制限エリア、140番代のゲート付近でしょうか。何となくタイのスワンナプーム国際空港をイメージさせる雰囲気です。動く歩道に乗りながら窓の外を眺めると、ずらりと並ぶ国際線大型機材が見えるのが壮観です。

羽田空港第3ターミナル制限エリア、140番代ゲート付近。真ん中に歩道、両脇の階下にゲート待合室があるのは王道の作りかと。特にイメージが重なるのがタイのスワンナプーム国際空港です
因みにこちらがスワンナプーム。結構違いました。中部国際の方が似てるかも。



成田空港なら、第1ターミナルの北ウイング出発階。大きな出発案内版が少しレトロチックで、これから国際便に乗るという気持ちにさせてくれます。ここに来るたびに中森明菜さんの名曲「北ウイング」が脳内で流れ始めます。

成田空港第1ターミナル北ウイング。昔はホールの真ん中に出国に向かう階段がありましたよね。BGMは中森明菜さんの「北ウイング」一択で


第1ターミナル制限エリア内、第4サテライトと第5サテライトをつなぐ地下トンネルもおススメです。これらのサテライト間の移動にはかなりの時間を要しますが、駐機する飛行機の下を潜るこの通路を使えば5分程度で済みます。利用者も少なく静かですし、なにより地下通路っていうのがシークレット感あってたまりません。もちろん、かなり時間を節約できる便利なインフラです。

成田空港第1ターミナル制限エリア、地下通路。第4サテライトと第5サテライトをつなぐトンネルです



長崎ですと、敷地外になりますが対岸の「ガラスの砂浜」から観た空港は良いですね。松村代表に連れて行っていただきましたが、とても印象に残るスポットでした。あと空港に進入する際に「九十九島の景色 → 凪の大村湾を観る」、というのも素晴らしいですね。こちらは香港のチェクラップコク国際空港に向けて降下する際に観る景色と似ている気もします。
降下時には目的地の空港管制下に入るので、これも「空港」を楽しむに入れてください(苦しいですが)。

「ガラスの砂浜」から観る長崎空港。大村湾の真ん中にある海上空港というのが萌えます。制限も少ないので大型機材や発着数も増やせるはず。もっと便を増やして下さいませ
もうすぐ長崎空港に到着です。右手には美しい島々。
こちらが香港のチェクラップコク国際空港付近の島々。似ていないかな?



その他にもたくさん「お気に入りの場所」はあるので、やっぱり空港が好きなんだと思います。「飛行機利用の場合、早めに空港に行かないとならないから面倒」、「空港って大概不便なところにあるし退屈なんだよね」、確かにその通りです。でもそこはぜひ見方を変えていただいて「空港でお気に入りの場所を見つける」ようにすれば、面倒な移動も楽しみのイベントに早変わりです…たぶん。
 

 
連れ立って旅行をする時、空路を選択した場合は大変です。私は空港ではやることがたくさんあるので、同行者に許可をもらい別行動です。「お勤めご苦労様です。行ってらっしゃい」と敬礼されて快く送り出されます。オッサンは今日も足取り軽くスカイデッキに向かいます。
皆様も空港を楽しみませんか?

※空港の場所によっては保安上、撮影禁止の場所も多いので十分留意してください。



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