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💐シクラメンの育て方💐

ギフトとして人気の高い花鉢のシクラメン💐
今回はシクラメンの育て方をご紹介します😌



シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の球根植物です。花の色は赤やピンクや白が定番で、紫や黄色など変わった色があったり、咲き方も丸弁で反り返るようにして咲くスタンダードタイプやフリル咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど多様にあります。

置き場所

シクラメンは11月頃から出まわります。
シクラメンは寒さに弱いため、寒い場所に置くと花が咲かなくなります。基本的に花が咲く10月から4月まで室内で育て、暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。

シクラメンは日当たりと風通しの良い場所を好みます。日が当たらないと花芽がつきにくくなるため、室内の日当たりのいい窓辺に置くのが最適です。
日光を好むシクラメンですが、直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいます。
野外で夏越しさせる時は、半日陰か明るい日陰に置き、風通しよく育てます。

上手く育てると4月まで花が咲き、その後は少しずつ花や葉っぱが減り、5月になると花が咲かなくなります。シクラメンは暑さにも弱いため、ワンシーズン限りの楽しみ方をする方も多いですが、本来は球根植物なので夏越しができれば何年も花を咲かせることが出来ます。

水やり

シクラメンは水が切れてしまうと花が咲かなくなります。ですが水の上げすぎも根腐れの原因となりますので、土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。

下側の葉をかき分けて、球根に水がかからないよう土にそっと水をあげます。
花や球根に水がかかると株が傷んでしまうので気をつけましょう。

底面吸水鉢

シクラメンの花鉢の多くは底面吸水鉢という鉢底にトレーのようなものを取り付けられた鉢にいれられています。
通常の植木鉢と水を貯めておくトレーと一体になった構造で、トレーから水を吸い上げ土に水分を供給できるようになっています。

底面吸水鉢の場合は水を切らさないように注意します。肥料のまわりをよくするためにたまに土に水やりもしてあげてください。

肥料

花が咲く時期は栄養を必要とします。
肥料が足りないと花数が減ってしまうので、10月から3月頃までは肥料を与えましょう。
シクラメン専用の肥料も販売されいます。

花がら摘み

シクラメンは咲き終わった花をそのままにしておくと種ができ、種に栄養がまわって次の花芽に栄養がいかず花芽がつきにくくなります。
また、葉の上に落ちた花をそのままにしておくと病害虫の原因にもなります。
花が咲き終わったら、茎の根元からひねるようにして抜き取りましょう。茎が途中で切れてしまうと、そこから病気にかかることがあります。

また黄色くなった葉も同様、茎の根元からひねるようにして抜き取りましょう。
一度黄色くなった葉は緑には戻りません。黄色くなった後は、不要な葉として枯れていきます。
そのまま葉を放っておくとカビや病気の原因となるので、気がついた時に取り除くようにしましょう。
取り除く際、無理に引っ張ってしまうと球根が傷み、次の葉や蕾が生えなくなってしまうので気をつけましょう。

ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンとはシクラメンを品種改良した品種で、本来は寒さに弱いシクラメンですが、ガーデンシクラメンは耐寒性があり寒い冬も野外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニングの定番として用いられます。

従来のシクラメンとは置き場所も育て方も異なるので、別の植物と考えましょう。

置き場所

西日をさけた日当たりのいい場所で育てましょう。耐寒温度は−5℃程度なので、関東以南であれば戸外で地植えで育てられます。霜が当たっても生育はとまりますが、枯れることはありません。

水やり

シクラメンと同様、球根に水が直接かからないように水やりをしましょう。

ガーデンシクラメンは根が細いので、根腐れを起こしやすいです。基本的には乾燥気味に育てるようにしてください。

花がら摘み

シクラメンと同様でしおれた花や黄色くなった葉は取り除きます。

ガーデンシクラメンは育て方が簡単で初心者向けの植物なのでおすすめです。


上手く育てれば長く楽しめるので、
シクラメンを飾ってみてはいかがでしょう😌💐

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