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24/0317:『おっさんずラブ-リターンズ-』のはなし②(第6話~第9話)


後半です、めちゃくちゃ長い。13000文字ぐらいあります。お暇つぶしにどうぞ。とってもネタバレ。


前回~







~~ではでははじめていきます~~~~~~



いつものようにネタバレ、かつ個人の気持ちを投げているだけです。

当方、いわゆる腐です。

春田と牧の夫夫(ふうふ)を全力で応援しています!!!!!!

とりあえず春田と牧のことをメインに書いています








第6話 深紅のバレンタイン・ウエディング


この回は肝なのでめちゃくちゃ語らせて欲しい

OLシーズン1の時もそうだがこのドラマは肝がクライマックスではなく途中で突然やってくる。

「本当に、俺と結婚していいんですか」
・お風呂上がりに鼻歌交じりで結婚式の事を楽しそうに話して浮かれる春田とあくびだらけで21時35分にもう寝ちゃう牧。自宅のシャンプーのボトルを無地に変えた……丁寧な暮らしとか素朴なオシャレ感に暮らしを馴染ませていく……いきそう、とても牧っぽい。バレンタインデーに式を挙げるというロマンティック。どっちの提案なんだろう

・「ちょうこのチョコ」牧の不意ギャグ(誰も聞いていない)「好きっていういう気持ちは1秒ごとにMaxを更新していく」に笑顔で頷いているの可愛い。マロのノロケに頷いてるのと、同じ気持ちの人がいて安心するみたいなとこあるのかな。牧はとにかく不安になりやすいので

・式の打ち合わせのために待ち合わせをしていたのに会議が長引いている、と連絡が来てがっかりする春田。の元にたまたま現れた黒澤。(勝手に(?)ついてきた)黒澤と二人で式の打ち合わせに行き、諸々を黒澤が決めていく。な ん で だ 。 結局来なかった牧に春田は憤るが黒澤が過去の自分が結婚式をした時の話をして宥める。

・無茶苦茶な菊之助のオーダーに秋斗の真似をする春田。即バレ。
田中圭さん、今作は春田創一と真崎秋人の二役だが、"春田が演じる秋人"という春田をしながら秋人をするというとんでもないものを求められている笑。きちんと春田が入っていないとできない匠の技なのでは。秋人にちょっと似てるけどでもやっぱり違う人物という表現力、まじですごい。

・「昨日はごめんなさい、打ち合わせ行けなくて」と朝イチすぐに伝える牧、えらい。諸々の変更が部長によるものと知ると「部長の結婚式ではないですよね?……ごめんなさい、行けなかった俺に文句言う資格ないですよね、…ごめんなさい」と何度も謝る牧。仕事で約束を破ったのは自分だが二人の結婚式に部長が介入しまくってきている事に爪で机をめちゃくちゃカツカツしまくっている。何も言わなくても全てが滲み出てくる林くんの芝居、本当に良すぎる。

・部下のミスをすぐに一緒に謝りに行ってくれる牧課長。デキすぎぃ~~最高の上司。そのせいで春田と約束していた試着に遅れてしまう。また遅れるメールがきて「もう!!」と怒る春田。そこに現れる黒澤。な ぜ い る 

・「かわちい」「語彙力失いました」「推しが尊すぎてしんどい」っていうセリフをまじで言うのはと~~~ってもキツい。自分がオタクなのでまじで無しだと思う。そしてまた春田を写メっていく・・・・・まあ盗撮ではないのでここは(春田も別に咎めないし)ヨシ……

・部長に挨拶をしながらなんでおんねん…みたいな顔を一瞬だけする牧。牧のあっさりした返答に結婚式に楽しみにしてるのが自分だけみたい、と不貞腐れる春田。ちずに愚痴を言うとマリッジブルーなのでは?と指摘される。春田、今度こそ本物のマリッジブルーになる。

・煙草吸わないのにジッポ持ってる和泉さんかっこよすぎん…?と思ったが昔は秋斗と一緒に吸ってたな…と思うとそこもまた思い出の住人なんだなと思ったり思わなかったり。

・蝶子が和泉にキャベツの話をする。和泉キャベツなう

・牧と価値観が合わない話を鉄平に話す春田。今更……!?と思ったが結婚式を自分だけが楽しみにしているように感じて牧が消極的にみえたのかもしれない。(実際牧は他人にわざわざアピールしなくても二人でいれればそれでいいと思ってそうな気がする(この話は後からまたする)。だから新婚旅行ほど結婚式は乗り気ではなさそうに見える。牧の性格上やるからにはちゃんとやるけど。大雑把で楽天的でホームパーティしたがりオープンな春田と、すっげえ細かくてしっかり者でパーソナルスペース狭めな牧。性格が違いすぎる二人なのにこの先やっていけるのか……それをしっかりと慰めてくれる鉄平兄ぃ~!!ちょっと茶化したりするのかと思ったら真面目な話しかしなかった。自分とマイマイという具体例を出して春田を励ます。

・家に帰ると装飾を作りながらこたつで眠ってしまっている牧。装飾を0円にするから……オール自作きつそう、、、大体はるたのせい
 
頑張ってる牧を見て「俺マリッジブルーなんだって。…ごめんな、きつい事言って」と毛布を優しく掛けながらしょんぼりと謝る春田。とぼとぼ風呂場に向かう。パタリと閉じたドア。そっと目を開く牧。春田の優しさは牧が一番知っている。

・仕事と式の準備でずっと寝不足の牧は無防備にあくびだらけ。明日の結婚式は心から祝福させてもらうと言いながら期日前バレンタイン(パワーワード)というクソデカ感情チョコDX版を渡そうとしてくる武川。しかもEVのボタンも押されていない。ありえないスペシャル。疲れている時に余計に疲れる牧。武川の様子はずっとおかしい。劇場版で愛されるより愛したいとは言っていたがおかしい。

・明日結婚式の春田にチョコを渡そうとしたが渡せなかった和泉

・「仕事と結婚式、どっちが大事かなんて比べてもしょうがないですけど、この瞬間にどっちかを選ばなきゃいけないなら今日は帰って下さい!!」「大丈夫、この仕事は他に変わりがききますけど、春田さんには牧さんしかいないでしょ!?」「牧さん!!明日二人の事めちゃくちゃお祝いするつもりなんで覚悟しておいてくださいよッ!!!」
 おおおおおおおおおぎぇえええええかっこよすぎるマロ・・・・・デキる男になりすぎている、、、、、ああああああひいいいマロォオォォ・・・・・うおおおお、、、すごすぎぃ・・かっこいい・・・・・この姿を蝶子に見せたい……蝶子のできる男の育て方もすごい。上着を掴んで駆け出す牧。

・ウェルカムボードを作るために昔の写真を一枚ずつ眺める春田。初めて出会った日、好きだと言ってくれた声、すれ違った瞬間、牧に対する思い、別れた時の痛み、結婚してほしいと心から思ったあの時、二人の夏祭り、もうだめだと本気で思った事もあった、でも結局――……数年間の記憶と感情がこみあげて春田は溢れるものを堪えきれない。ずっと春田には牧しかいなかった。

 この笑顔の春田と牧の写真たち本気で写真集にして出して欲しい。おっさんずラブチーム、めちゃくちゃ写真を撮りまくっていたらしいのでまじで出して欲しい。諭吉級超お高級本でもいい。言い値で買います。買う!!!絶対!!!!タノム……!!!!!


・部屋で一人で泣いている春田を見つけた牧。暫く黙ったまま春田を見つめ、何事も無いように春田に声をかける。この暫く見つめる牧(林くんの演技)まじで尋常じゃなく良い…見つめる眼差しの複雑さ…すごい、、、すごい、、、たった数秒の何も言わない芝居だけど全部目が物語っている、、、、、「どうしたんですか」とか「何かあったんですか」ではなくて優しく、「泣いてたんですか?」という牧。知らないふりをして側に座り、「もしかして、マリッジブルー?」と言うと、「そうみたいだったんだけど、治った。」と涙を堪えながら強く言い切った春田。春田の目を真っ直ぐに見て、牧は微かに声を震わせながら言葉を紡ぐ。

「結婚式なんかしたら、……もう、簡単には戻れなくなりますけど…本当に、俺と結婚していいんですか」

おっさんずラブリターンズ 第6話/牧凌太の台詞

 この回の肝です。
 わーーーーーーーーーーー!!!!
このセリフを聞いて息も心臓も止まりそうな私。いや息は止まってた。牧も多分そう。
 結婚式をしたくない理由に「人前でキスとか恥ずかしいじゃないですか」と言っていた牧。それも嘘ではないとは思うけれど決定打ではない。
 春田はもともとノーマルな人で、いつか女性と結婚して、当たり前の祝福を皆から受けて、子どもが好きだからいつかきっと授かって、明るくて賑やかで楽しい家庭を築けるはずの人なのに。
 牧は、自分がこっちの道に引き込んだという罪悪感をまだずっと心のどこかに僅かでも残していたのではないかと思う。
 もちろん牧は春田からの愛情を十二分に受けている自覚がきっとある。
 でも自分とは違ってそういう当たり前の可能性がある人の人生を、自分と共にする事を皆の前で誓わせてしまっていいのかと、もしかしたら「いつか」が来るかもしれないのに、逃げ道を無くしてしまっていいのかと、
一人で泣いていた春田を見て改めて思ったんだと思う。
 その証拠にいつもは春田が泣いていたらすぐに抱きしめて慰めるのに、指一本も触れていない。

「…うん。だって戻りたくねえもん」

「これからも、牧と一緒に歩いていきたい」

おっさんずラブリターンズ 第6話/春田創一の台詞

 春田のはっきりとした声。真剣な眼差し。牧の大きな目が涙で滲んでいく。唇をきゅっと結んで「おいで」をするように春田に手を伸ばすと、その腕の中に身を預けてまた泣きだす春田をもう一度ぎゅっと抱きしめる。お互いの左手の薬指にはしっかりと光る指輪。「俺もです」と二人で目を潤ませる。


ああああああああああああ

尊すぎてオタクはもう黙って見ていることしかできない



 牧だってもうとっくに春田の事を離せないだろうにそういう確認をしてくるのって、愛している故の優しさだよなあ。春田も「いい」とか「勿論」みたいな単なる返答ではなくて牧の目を見て「もう戻りたくない、これからも牧と一緒に歩いていきたい」って明確な意思を伝えてくるわけですよ・・・すげえや・・・・(天を仰いで涙を堪えるオタクの顔文字)

 ハッピーバレンタイン、と両手でたけのこの里を渡す牧。「もうコンビニしかあいてなくって…、ごめんなさい」とはにかむ。牧、あらかじめディゴバ(ちゃんとディゴバになってた)のサイトとか見てたけど買えなかったね。でもどんな高級チョコよりも愛情と心のこもった甘いチョコ。牧はきのこ派。合わないふたりだからこそ言わなくてもなんとなくそうなんじゃないかと好みがわかる。合わなくても、お互いに好きなものや価値観が違っても、だからこそお互いを分け合って世界を広げて生きていく。

・よく晴れた結婚式当日。ドアの前に立ちお互いに手を絡めて握り合おうとするがいつものようにスムーズにいかないし、春田は握る手にギュッと力がこもっている。この2秒ぐらいのコマでも緊張している春田が表されているのすごくないっすか……脱帽。大雑把な春田が「一歩目って右足から出す左足から出す??」と聞いて、几帳面な牧が「自然に合いますよきっと」とか「まあ、違ってもいいんじゃないですか」という答えるの、これほんとまじでま~~~~~~良い。ふうふってお互いに似てくるんだなあって、めちゃくちゃ良い。良い。あの心配性な牧が「自然に合いますよ」と大らかに優しい雰囲気でそう言う。実際二人、目を合わせるだけで足並みも歩幅もばっちり揃うのだ。最高か~~~~!!!!!(温泉絶叫春田の如く)
 無事皆の前で愛を誓い、キスをして、指輪を交わし、フラワーシャワーを浴びて祝福される。流れる『Lovin' Song』。情景に合い過ぎている。二人ともずっと笑顔。かわいい、、最高のハッピー空間です。幸せ。

・披露宴で武川・和泉・菊之助のそれぞれの想いが交錯する。渡せなかったチョコを裏で頬張る武川。渡せなかったチョコをゴミ箱に捨てた和泉。和泉の元にチョコを持って行こうとしたが途中で会った黒澤に渡し諦めてしまった菊之助。
・集合写真を撮る面々。幸せそうな表情。明るい写真。その頃黒澤は、トイレで吐血していた。なんでやねんんんんんんnあああああ

 

お っ さ ん ず ラ ブ っ て

す ご す ぎ ん か ? ? ? ?


 めちゃくちゃ長くなってしまった。OLチーム、役者は勿論絵作りとか数秒だけのコマに宿る意味とかほんとうにすごいんですよ。何回も見直さないと分からない事もあるし、もうまじですごい熱量のドラマ。に対するオタクの感情もすごい熱量になる事をお許しください。気持ちに比例して文字数が爆増する。いや、正直①の方も書こうと思えばめちゃくちゃ書けるんですけどこの回はまじでトクベツ。

 春田創一さん、牧凌太さん、改めてご結婚おめでとうございます





第7話  君たちはどう生きるのかい


「俺は牧と一緒ならさ、この先どんな家族になっても、楽しいって思ってるから」
・結婚式翌日の余韻。とても楽しかった二人。結婚式まで大変だったけどやってよかったね・・・オタクも涙した。スマホの写真を見返す二人。この二人のツーショの写真ま~~~~じで最高に可愛いから円盤特典とかに入れてくれ~~~頼むッ!!!網羅した写真集でもいいッ!!!夏祭りも結婚式も最高すぎるううううビジュが良い。言い値で買う(2回目)
武川「牧を泣かせたらただじゃおかないからな…」に対してちゃんと「はい」って真摯に言う春田。良い。和泉の事を「ほとんど普段から目開いてないですもんね」っていう牧wwwwははwww確かに牧から見たら、大体の人間は…目があいてないかもな・・・・ぱっちりお目目のチワワ・・・

・武川「好きな人はみんなで分かち合えばいいと思わないか」
は????????????????

・菊之助と話が出来なかった和泉。「菊が決めたことですから」と言い諦める。春田の秋斗の物真似って酷だよなと思うけど、そんな春田の事を優しいって言ってくれる和泉…あなたが優しいですよほんと。

・「春田さんにとって牧さんはどんな存在ですか」
「なんていうか、一生一緒に…」「いてくれや?」「あ、はい、そんな感じです。俺にとっちゃ牧がすべて…っていうか、、、」
 おお、、、、、良、、、、てか「いてくれや」とか「今の俺にとっちゃお前(牧)がすべて」ってモロに道三やないかい。スピンオフだけではなかった。え?Lifetime Respectって公式ふうふソング?てか和泉さん三木道三をご存知だったんですね????

(後から知ったがご本人、この放送を見て大変喜んでくれたそう。良い人)

・五郎と関わった事のない牧「五郎ちゃん」呼び。
魔の3歳児の怪獣っぷり。大きな子ども春田もお手上げ。帰宅した牧も思わず声を上げる部屋の惨状。粉まみれの春田「俺には……、無理かも(力尽きる)」ちずにも春田にも協力はしたいと思うが、牧は子供が嫌い。嫌いって言うか苦手なのでは。

・優しくて何かと距離が近い春田に「あんたさあ!ダメだってそういうの!!俺を殺す気かよ…罪人め…」と言う和泉。また春田の存在が罪に

・牧にだっこされてすやすや眠る五郎。五郎と関わるようになって五郎の事を「五郎くん」って呼ぶようになる。真面目。(いやここはそもそも脚本が間違ってるのかまじで呼び方変えたのかは分からんが)牧と春田のダンゴムシ対応の差分、良い。ダンゴムシは難しいけど肉団子なら作れるかもって言う牧。真面目。抱っこの仕方が慣れてない感じ可愛い。ようやく帰宅してめちゃくちゃ神経使って疲れた様子。珍しく一人でこっそりぐずってる。
 そして嘘のつけない春田と、冷たい牧の視線、、笑

・任務中に負傷した菊之助(38歳)の搬送された病院へ和泉は駆けつけるが家族以外は面会不可。甦る秋斗とのデジャブ。一緒に住んでいるだけでは勿論家族とはみなされない現代の日本。法的手続きの無い関係ではこういうときに何の権利も無い。

・五郎の抱き方が上手になっている牧。ちょっと子どもになれてきて牧も五郎もどっちもニコニコして可愛い。ジャイアントベイビー春田創一くん39歳。あの、ここ、42分40秒ぐらいのあたりからの「39歳です!」って言った後ちずにカットが変わるんだけど、誰も喋っていないのに「かわいい~」って声が入っててまじでホラーなんですけど・・・・・・・・誰・・・・・・部長の念・・・?唐突にホラーやめて欲しいんですけど、、、、、是非聞いてみてください
 迷惑はかけたくないという一心でいつも一人で抱え込んでいつまでも他人行儀なちずに舞花が優しさのお説教。この辺ちずと牧の考え方は似ている。だから仲良しなのかも(公式で親友って書いてあった。いつの間に)牧も一人で抱え込むタイプだったしなあ。牧が苦しい時は春田も苦しいよ。逆もまたしかり。

・爪が綺麗に整えられている牧。寒いから手を繋いたまま片方のポケットに入れて歩いて帰る二人。

「俺ちょっと心配してました。春田さんは子供が好きだから、やっぱり子供欲しいって言いだすんじゃないかな~とか、それでやっぱり別れようってなるんじゃないかな、とか」

おっさんずラブリターンズ 第7話/牧凌太の台詞

 こういう小さな不安を結婚式を経ても未だに腹の中に抱えている牧だけど、ちゃんと口に出せるようになってよかった。信用と信頼。ここの辺り5分ぐらいの台詞全部めちゃくちゃ良すぎて尊いので文字起こしできない。全部の台詞が大事すぎる『家族ノカタチ』の話。
 個人的にちょっと思うのは、牧がシンガポールにいる間にちずが出産して赤ちゃんに触れる機会が春田にもあったと思うのね。鉄平と舞花の子どももいるしそういう機会はあったと思う。春田は子育てに参加したわけじゃないから単純に可愛いな~って思っていたかもしれないけど、今回ついに子と1対1(+1)で対峙することになって改めてその大変さが理解できて、「前は絶対に欲しいと思ってたけど、そんな簡単なもんじゃないってことも分かったし、」という考えに変わった。
 これ、牧と出会わずにOLシーズン1の春田創一が子ども絶対に欲しい!って思ったままだったら、相手はまじで大変だったろうな……と思う…まじで。生活力無さ過ぎ男だったしまじでジャイアントベイビーすぎて無理。欲しい、欲しくないで考えるんじゃなくて、大切な家族・牧と二人の生活を基準に、家族についてを考えられるようになった春田。
春田は本当に人間としても成長していくなあ

「あ、でも俺は牧と一緒ならさ、この先どんな家族になっても楽しいって、思ってるから」

おっさんずラブリターンズ 第7話/春田創一の台詞

 じっと牧を見つめながらはにかむ春田。ひい~~~ノロケだ、、、でも視聴者はいるけどその空間には春田と牧しかいないからノロケというよりも宣言みたいな感じ…大好きをきちんと伝えていく男…ふう、、、しかもこのセリフの言い方も良い。田中さんすごい。めちゃくちゃ良い。

「俺も、…春田さんとなら、この先どうなっても一緒に乗り越えて行ける気がします」

おっさんずラブリターンズ 第7話/牧凌太の台詞

 ああああ、、尊い、、、、、、、、、、、、と、とうと、、、、アンサーもちゃんと言える牧………春田と牧のふうふまじで一生一緒にいてくれや、、、、、、お互い健康でいてくれ~~~~~~~~!!!!本当に毎年人間ドック行ってくれ~~!!!!

これを見ている全員に声を大にして言いたい

本当に、ガン検診を毎年!!受けて!!!くれ!!!!、、、、、、


 まだ分からない先の未来で、もし動物を飼ったり養子を迎えたりするかもしれない。どんな家族のかたちに変化しても、いつまでも春田と牧はお互いに大好きを伝えて支え合ってらぶらぶ♡でいてください・・・いやいてくれるよな。信頼感でてきた。きっと大丈夫だ。

 そう思っていたのにとんでも黒澤ターン次回予告。




第8話  余命1か月の家政夫

この回は結構愚痴。
今作品の回で一番もやもやというか冷めた目で見ていた。


「当たり前にある物が…明日もあるとは、限りませんから」

・春田が食事当番の時の盛り付け、小鉢に無造作に転がったくし形のトマトとか、せんぎり???キャベツとか、まじ数秒しか映らないコマでも細かく表現されている。牧の時は綺麗に盛られているんだよな。やはり差分の出し方が上手いドラマ。
 風呂掃除、洗濯物畳み、料理(唐揚げ)…ご機嫌に全てを完璧に為せるようになった春田。やればできる子!!!実質2か月。二人の生活に慣れて何でも出来るようになってきた為、家政夫にお願いするのを辞めようと提案する牧。ホームパーティーをする事を許してくれる牧。「人を呼ぶのは苦手なんですけど」っていう感覚分かるな……ちゃんともてなさないといけない感覚になるから気疲れするもんな…自宅で疲れるの嫌だしな…まあしかし貯金は大事。春田も貯金は大事っていう感覚はある。二人のふうふだから。

・病院で余命宣告を受けていた黒澤。契約解除の話をされて泣き出してしまう。もらい泣きする春田。その時黒澤がびっちりと書いた呪詛ノート春田とやりたい事リストを春田が見てしまう。いやまじで怖すぎるって………「えー……」とは言うけどこれでも引かない春田って何

・「春田さんは俺の味に慣れてますから」おおおおおマウント
塩分の話。牧が黒澤に味噌汁(?)の作り方を習う。姑らしい。家のwwwドアをwwww壊すなwwwww公式も壊したところを採用するなww

・「もし部長になんかあったらどうしようって」
 マジで分からんこの感覚は分からん…と思ってたけどOLシーズン1を見返して、春田にとっての黒澤の存在の大きさはなんか把握した。春田には父親がいないので父親像としての憧れのようなものがそもそもあるし、シーズン1の時に牧にフラれて出て行かれた傷心を優しく癒してくれたのも確かに黒澤だった。牧への本当の気持ちの後押しをしてくれたのも黒澤。困った時に助けてくれたのも黒澤。・・・でもそれにしてもちょっと度を越しているとは思う。春田の一番は勿論牧だけど、違うベクトルで好きな存在の大きい大切な人っていうのが黒澤なんだろうな。「俺、牧に先に死なれたら生きていけないよぉ…」と泣きながら牧に抱き着く春田の背を優しく「大丈夫」とさする牧。正直牧の方が身体弱めなのでフラグにならない事を祈る。二人とも殉職の無い職業でよかったとはいえ人間まじでいつどうなるか分からないからね。

・様子のおかしい黒澤(重病説)の為に春田と牧の家で皆を呼んでホームパーティー。元気そうな姿に安心するも黒澤の残したDVDを見て号泣する春田。いてもたってもいられなくなり黒澤を追って走り出す。いやこの春田の回想おかしいだろ…と思いながらも走る春田を遠い目で見つめる私。春田には父(姑?)以上の感情は無いと思うけど黒澤はまだ春田の事全然LOVEとして好きだからな…?私はそのあたりがもやもやしているのかもしれない。もうちょい黒澤の見守りムーブが強ければ良かったのかもな…というのは個人的な感想。もしくは黒澤がまだ春田にアタックしてくる人物として描くなら春田は牧を選んだんだからもう少し常識的(+αぐらいあってもいいけど)な対応を黒澤にして欲しかった。どう考えても黒澤に感情が乗りすぎているので春田という人物のブレが気になる。
 牧も黒澤の残したメッセージを見て号泣する。まあライバルの急死(まだ死んでいない)は寂しい気持ちにはなりそう。黒澤武蔵は二人にとって本当に人生に影響を与えてくる人ではある。

・「俺には部長が必要なんです!!」
 春田と牧のふうふを全力応援するオタクにとってこのシーンはまじで春田って何…というか春田って自分の母親が黒澤の立場みたいになっても同じような熱量で泣けるんだろうか?と思ってしまう。実母よりもなんというか大事ランクが上にいるのでは???おかしくないか距離感がさあ…まあこの件に関してはあまりにも部長との別れ(?)が急すぎるっていうのは確かにあるが。
 冒頭に書いた和泉の言葉、「当たり前にある物が…明日もあるとは、限りませんから」は、生きている上で忘れがちな事。病気や事故での怪我や生死は勿論、天災で突然ライフラインが途切れるとか、そういう事もあると思う。当たり前を享受しがちだけど、明日は今日の延長ではないんですよ。そういう事まで内包してくるおっさんずラブ-リターンズ-。


・黒澤の為に泣いてくれる蝶子、春田、牧。みんなの心に残る黒澤。優しい世界だよなおっさんずラブっていうのはさ…この辺りでおっさんずラブ-リターンズ-って、やっぱりフィクションの世界なんだなって思うようになった。
社会現象を巻き起こしたシーズン1はリアリティがあって社会現象にまでなったけれど、劇場版以降はホームドラマなんだなこれはやっぱり、って。シーズン1と同じように見ていると感覚がバグる。
 でもこれでいいと思うんだ~~私は……春田と牧に日本の未来の牽引なんて重い物を背負わせなくてもいいんじゃないかなあ………





第9話  WE ARE FAMILY!!(最終回)


「そんな春田さんが、俺は大好きです」
・黒澤事件はどうするのかと思ったら、まあそらそうだろな…………知ってたわ、そりゃそうだろ…でもあまりにも苦しすぎる………^^^~^ヒン

・今回の一件で”春田さんらしくない”事を考えている春田。春田らしくないっていうのはいつも真っ直ぐに未来を見ていた春田が急に足元を見はじめたというか、かつての牧みたいに1日1日を刻むような目線になったというか。真面目に考えているというか…笑。「なんでわらったのぉ、」

・牧課長に釣り合う人の話を耳にする春田。ラガーフェルドって誰かと思ったらラガーフェルド翔wwwwwだったwwもう懐かしいwww牧と釣り合うのってラガーフェルドクラスってまじか。牧課長、想像以上にエリートすぎんか。まあ確かに海外出張したりジーニアス会議メンバーに入っていたり相手はワールドクラスだが。ていうかなんで牧の相手は男性でイメージされているんだ?????牧課長の結婚相手が男性って本社でバレてるんか???
 ちずに話を聞いてもらう春田。毒舌だけど的を射ている。牧や皆を幸せにするには?を考えて悶々とする春田。大好物の唐揚げも喉を通らない。最後に相変わらず無駄にいい身体のサービスシャワーシーン(拝む)

・おむすびごろりん閉店、郊外へ移動。ついミッションとか言っちゃううっかり牧に笑いながら圧をかける菊之助。菊之助は和泉と黒澤以外には基本的に圧があって怖い。和泉相手には子犬の目をした弟になるのにな(左)

・リビングでうたた寝して悪夢を見る春田。大切な人に置いていかれる(かもしれない、2回目)が相当トラウマになっているのだろうか。てかパジャマに着替えさせてもらってベッドに運ばれた??いや運ぶのは無理だからとりあえず風邪ひくから起こされて着替えてベッドで再眠。これだな。ぐずりながら牧を探して不安がる春田の背中を「そっかそっか」とさすりながらぽんぽん叩く牧。優しい夫。

・春田の家族の定義……デカすぎるんだよな…牧は大変だ。
「俺が成長しないと幸せになんかできねえよな、って」「今のままで十分幸せですよ俺は」「それ今だけじゃなあい?」
 この考え方ってかつての牧っぽい。ふうふってこういう所も似てくるのか。自分がより良く変わっていかないとこの幸せは今だけなのでは?と不安になるけれど、牧がしっかり春田のリードを持ってくれているから春田は安心する。優しい牧と優しい味の鳥雑炊。晩御飯食べてないからおかわりしちゃう。そんな春田を心配する牧はずっと、きちんと春田の事を見つめている。

・牧が自ら黒澤に相談する。
春田の事をよく分かっているという認識がある。ライバルという存在ではなくなったのかもしれない。もしかして姑に格上げされた…?さすが元上司、良い助言をくれる。立ち去り際に「うまくやれよ」みたいな表情をして牧がちょっと悔しいような、見直したような顔をしてとても良

・春田の悩みを和泉が諭す
時々片鱗を見せる元公安のエース。過去に凍てついていた自分の心をぽかぽかにしてくれた、と春田に話す和泉。春田さんは皆をぽかぽかにできる、と笑みながら力強く胸を押してくれる。和泉の心からの笑顔ってあんまり見てなかったから良い。春田には春田しか持たないパワーがある。

・春田さんを幸せにする会
牧の考えた「春田が幸せだろうなと思う瞬間」をみんなでプレゼントする。春田の幸せに笑う顔は牧にとっても幸せな事だからなあ。
 主要出演者全員から春田に向けての感謝の言葉。この演出はスタッフから「座長・田中圭への感謝」も兼ねているらしい。このさ~~~演出本当に最高では、、、終わってしまうのか……と思いつつ、そういう気持ちで見るとなおこのシーンは良い。みんなと抱き合って写真を撮り合っておどけて笑ってとてもとても幸せな空間だ。春田大号泣。
 キャベツを切る手が止まった和泉。蝶子先生は最後まで良い事を言うし、ぽやずみさんは幸せのかけらに触れる。公安ずラブもこれからはじまってしまう~~~~!!!!!わんこ!!!家に入ってきても和泉と話したいわんこ。
 ライバル、嫁姑、友達、最高顧問、スーパーバイザー・・・いや、名も無き関係として末永く乾杯、和解した春田と牧と黒澤の3人。
 そしてみんなで最高の、春田が大好きな家族写真がまた増える。

・ぽかぽか
 まだ少し風は冷たくても陽射しは温かい。春田と初めて出会った日を覚えている牧。春田と牧が始まったこの日に「どうなったら家族って言えるんですかね」と7話と同じテーマを改めて話す二人。家族という定義が色々あったとしても、模範解答や正解は本当はない。当事者達にしか紡げない時間を共に生きていく事で形作られていくものが最終的に「家族」と呼べるのかもしれない。
「どうしてる時が一番幸せか発表していい?」ってたずねる春田、可愛い。
一面に咲く満開の桜の中、一緒に立ち止まって同じ青空を見上げ風に吹かれる春田と牧。二人でいる何気ない時間に幸せや尊さを見出せる二人はきっとこの先も強い。目から一筋がこぼれ、そしてお互い幸せそうに見つめ合う。

「凌太」
「…なぁに、創一」

 ここ春田の髪に花弁がとまるのあまりにも出来過ぎている~~~とてもフォトジェニック。神瞬間。
 爛漫の中、そうするべきであるように互いに瞳を閉じそっと唇を重ねる。この瞬間は世界には二人きりだけで、そして唇が離れた瞬間もお互いに見つめ合って、少し照れた様に笑い、また腕を組みながら共に歩き出す。

は、、、良、、、、

・ホーチミンのオタクになっている栗林一家。
これ、同担になってさらに同担拒否などにならなくてよかった。こういうものは一歩間違えばさらなる崩壊を招きかねない。よかった。一家みんなで1グループを純粋に推せあう空間で本当に良かった。これからも推し活してほしい。推し活はまじで元気になるから!!!いくつになっても”推し”という存在は持っていて欲しいッ!!!愛はパワーだよ♡(違うドラマ)

・公安ずラブ、和泉はOBなのに普通に戻れるんだな(無知)生意気な唇っていうワード気にいってるのか???顔を寄せてきた和泉をうっとりしたような顔で見つめて目を閉じる菊。フェードアウトに光が♡になる演出懐かしい~~おっさんずラブ名物。

・春田と牧の家に増えていく家族写真。それはこれからもきっと。
オムライスが!!!上手に作れるようになっている春田……!!!!まじか…、、、私よりうまいかもしれん…笑。褒められてわしゃわしゃされるわんこ。牧にわしゃわしゃされて嬉しい春田。
 「隣の武蔵」に「チェンジで」の牧の横でぱああ~!!って効果音が出るぐらい顔を輝かせる春田。やだやだやだやだやだ!!って言いながら春田に抱き着く牧。お土産を投げたりお土産で殴ったり殴られたり、叩いたり叩かれたり、牧と黒澤の小競り合いを「あ~あはじまった!」と嬉しそうに見ながら止めに入る春田。だめだめ~っていいながらも全然だめじゃなさそう。「ケンカするのやめてください」って言いながら笑顔が止まらない春田もどさくさで二人から殴られてとってもわちゃわちゃ。

 小競り合いと笑い声と明るい桜吹雪の中、
 おっさんずラブ-リターンズ-は終幕する。





 正直最終回初見時「ええ、、、牧、、、あまりにもかわいそうすぎる、、、、!!!!!」と思ったけれど、見返してみるとまあ、和解してたし、まあ、、、いいのかこれで、、、・・・・・??(????)
 
今後黒澤が春田と牧の家に勝手に入るとか盗撮するとかそういう倫理的にアウトな事をしない事を切に願う。隣に引っ越してきてどうするつもりだ…離れの家に親が住んでるみたいなことか…(???????)

 インスタの武蔵の部屋によると「ちょいちょい醤油を借りに行っている」らしい・・・・・・そういうとこだぞ黒澤・・・・・・・・




~~~~~~~


以上!!!!!ひとまず!!長すぎる感想でした!!

配信を何度も何度も何度も何度も~~~~見ながら書いていたんですが、映像もさながらこのドラマは音声のみで聞いてもと~~~っっても良いんですよ!!!!声だけ聞いていると牧に優しく話しかける春田とか、部長が絡んできた時の牧の声音とか、会話の間とかテンポとか、そういうものが”見える”んですよね……音声のみでもとても楽しめる。


OLR総括と推しカメとぐ~たんについては機会があればまた……

 






おわり:)

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